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スロット塗工の理論とノウハウ、実践技術

~スロットダイ塗工における製造条件の最適化とトラブル対策~

受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
Roll To Rollによる塗工で最も汎用で多くの製造で活用されているスロット塗工方式
「速く薄くも厚くも塗れる」スロット塗工の実践的な考え方とノウハウ
汎用的かつ非常にシンプルな設備であるが故にブラックボックスとなっているスロットダイを理論とイメージで理解
広幅ダイ設計、膜厚とリップ構造、トラブルの原因と対策
スロットダイ塗工理論の勘所、「塗れる」「塗れない」の判断基準、
薄く塗る、厚く塗る場合で異なる備品形状の調整の考え方、ダイの最適な設計、塗布条件に適正な構造・形状の評価
日時 【ライブ配信】 2026年6月4日(木)  13:00~17:00
【アーカイブ配信】 2026年6月22日(月)  まで受付(視聴期間:6/22~7/3)
受講料(税込)
各種割引特典
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の24,750円)
3名で74,250円 (3名ともE-Mail案内登録必須​) 
※4名以上も1名追加ごとに24,750円を加算

1名でのお申込みには、お申込みタイミングによって以下の2つ割引価格がございます
 
早期申込割引価格対象セミナー【オンライン配信セミナー1名受講限定】

4月30日までの1名申込み : 受講料 31,900円(E-mail案内登録価格 31,900円)
 定価/E-mail案内登録価格ともに:本体29,000円+税2,900円
  ※1名様で開催月の2ヵ月前の月末までにお申込みの場合、上記特別価格になります。
  ※本ページからのお申込みに限り適用いたします。※他の割引は併用できません。

 
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】

5月1日からの1名申込み: 受講料 39,600円(E-Mail案内登録価格 37,840円)
 定価:本体36,000円+税3,600円
 E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
配布資料PDFデータ(印刷可・編集不可)
※ライブ配信受講は開催2日前を目安にS&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講は配信開始日からダウンロード可となります。
オンライン配信ライブ配信(Zoom) ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認申込み前に必ずご確認ください
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・塗工理論の勘所をイメージできるようになる
・「塗れる」「塗れない」の判断基準が身に付く
・ダイを設計できる、または塗布条件に適正な構造や形状を評価できるようになる
対象主に
・塗工技術に関わる現場の技術者、初学者、リーダー
・塗工開発品に携わる素材研究者
キーワード:塗布 塗工 粘度 非ニュートン スロットダイ Roll To Roll 光学フィルム リチウムイオン電池 粘着剤 離型フィルム ペロブスカイト太陽電池

セミナー講師

AndanTEC 代表 兼 Roll To Roll研究会 代表 浜本 伸夫 氏
元現富士フイルム(株)、元サムスン電子
【講師紹介】

セミナー趣旨

 Roll To Rollによる塗工工程の中でスロット塗工方式は最も汎用で多くの製造で活用されている。スロット塗工は「速く薄くも厚くも塗れる」という利点がある。スロットダイ設備は非常にシンプルな構造なのに、仕様の意味は広く知られてなくブラックボックスになっているユーザーも多いかも知れない。また、薄く塗る場合と、厚く塗る場合で、仕様コンセプトが異なり、備品形状の調整の考え方は広く知られてない。しかしスロット塗工を理解しようとしても塗工関連の論文は学術的すぎる一方、現場情報はノウハウ的で、全容把握に時間を要す。このセミナーでは、講師が経験してきた塗工分野の「理論とノウハウ」を紹介し、スロット塗工関係技術者に実践的な考え方をお伝えする。

セミナー講演内容

1.はじめに
 1-1.はじめに
 1-2.塗工と乾燥(開発とパイロットと量産)
 1-3.フィルムが利用されている製品は?
 1-4.製品に占めるフィルム要素
 1-5.フィルムの構成要素 ~厚みと層数~
 1-6.塗る~溶かした液を塗る(Dry厚とWet膜厚)
 1-7.Wet塗布量の決め方
 1-8.塗工方法の比較(三種しかないダイ方式)
 1-9.塗工方式と製品群(経験してきたプロセス)
 1-10.開発のステップ
 1-11.実験室とRoll to Rollの違い
 1-12.実験室の塗工方式
 1-13.量産テストで顕在化する塗工欠陥と原因
 1-14.スケールに対応した設備
 1-15.調液スケール
 1-16.開発と要因変更、異なるアプローチ

2.スロット塗工
 2-1.スロットダイの塗工性
  2-1-1.スロットダイの構成と部品
  2-1-2.液方法
  2-1-3.ダイヘッドの設置角度
   2-1-4.薄塗りと厚塗り
  2-1-5.薄塗り限界(スジ)
  2-1-6.最小膜厚(Ca数との関係)
  2-1-7.塗布可能領域(Coating Window)
   2-1-8.Couette-Poiseuille流
  2-1-9. Couette-Poiseuille流(非ニュートン) 
  2-1-10.リップ形状(厚塗りと薄塗り)
  2-1-11.上リップの渦
  2-1-12.厚塗りの背面減圧しない操作
  2-1-13.より薄く(OverBite)より厚く(UnderBite)
 2-2.スロットダイによる同時重層塗工
  2-2-1.粘度バランス
  2-2-2.中間リップの界面位置
  2-2-3.上層侵入の条件
  2-2-4.中間リップの渦形成条件
  2-2-5.同時重層塗工の留意点
 2-3.テンションド・ウェブ方式 
  2-3-1.テンションと流体圧のバランス
  2-3-2.ギャップの見積もり
  2-3-3.Coating Window
  2-3-4.スロット渦  
   2-3-5.リップ形状と塗布性
 2-4.スロットダイの設計方法
  2-4-1.マニホールドとスロットの役割り
  2-4-2.配管とマニホールドの違い
  2-4-3.スロットとマニホールドの流動
  2-4-4.マニホールド差圧による流量減少
  2-4-5.マニホールドの断面形状
  2-4-6.マニホールド差圧による流量減少とダイ形状
  2-4-7.マニホールド差圧への非ニュートン影響
  2-4-8.スロットのテーパー化
  2-4-9.テーパー効果の試算
  2-4-10.テーパー・スリットの加工方法
  2-4-11.スロットギャップ偏差の影響と厚み調整ボルト
 2-5.ダイ付帯設備
  2-5-1.バックアップロール(ベアリング)
  2-5-2.バックアップロール(ジャーナル軸受)
  2-5-3.バップアップロールたわみ対策
  2-5-4.シムとマニホールド
  2-5-5.シムとマニホールドの幅位置と厚み分布
  2-5-6.シム出口の形状
  2-5-7.傾斜シムとエッジフローの考え方
  2-5-8.シムの位置ずらし
  2-5-9.マニホールド端の形状
  2-5-10.減圧チャンバー
 2-6.非ニュートン粘性の取り扱い
  2-6-1.指数則(Power Law) 
  2-6-2.非ニュートン係数の一般範囲 
  2-6-3.ビード内の物質収支と剪断速度のオーダー
  2-6-4.ビード内の物質収支
  2-6-5.ビード内のCouette-Poiseuille流と剪断速度
  2-6-6.ブレード塗工の剪断速度
 2-7.間欠塗工
  2-7-1.流量制御とギャップ制御
  2-7-2.塗付け(なぜ厚くなるのか?物質収支による説明)
  2-7-3.塗り切り
  2-7-4.両面同時とタンデム塗工
  2-7-5.ダイ移動とバックアップ移動
  2-7-6.間欠塗工の数値解析(粒子法)
  2-7-7.二連バルブによる厚み制御

質疑応答