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色彩と質感の感性評価手法および製品開発への実践

~色彩感情・配色調和・テクスチャーの関係から読み解くカラーデザイン戦略~
~ユーザー嗜好・市場分析に基づくコンセプトの視覚化と製品展開~

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
★アーカイブのみの視聴も可能です(視聴期間:2/7~2/13)
 
色彩の基礎理論から、感性評価に基づいた色・質感の分析方法、製品企画・デザインへの実践的応用までを解説します。色の見え方や配色調和の考え方、テクスチャーとの相互関係、ユーザーの嗜好・市場分析の進め方を具体事例を交えて紹介します。
感性評価を活用し、ターゲットに響くデザイン表現・製品開発につなげるための実践的ノウハウを習得できます。ぜひこの機会にお役立てください。


【キーワード】色彩、質感、感性評価、カラーイメージ、カラーマーケティング
日時 【Live配信受講(アーカイブ配信付)】 2026年2月6日(金)  10:30~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
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  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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配布資料製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、
 セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
 Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
 Live配信受講のアーカイブ(見逃し)配信について
 視聴期間:終了翌営業日から7日間[2/7~2/13中]を予定
 ※見逃し配信は原則として編集は行いません
 ※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。
  (開催終了後にマイページでご案内するZoomの録画視聴用リンクからご視聴いただきます)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
得られる知識色彩と質感の基礎知識を得ることができる。商品・サービスにおいて目的にふさわしい色彩・質感の評価ができる。
対象商品企画、デザイン、販促営業、マーケティングなど商品・サービスにおいて色彩を扱われている方。色彩と質感表現に興味のある方
※基礎理論からわかりやすく説明しますので、初心者の方からご受講いただけます。
講師より
このレクチャーでは、PC(power point)上で簡単な色彩実習をおこなうことで、理解を深めていただきます。※power pointを使用できるPCでのご受講をお願いいたします。

セミナー講師

日本カラーデザイン研究所 シニアフェロー(社外研究員) 桜美林大学 非常勤講師 博士(総合社会文化)
稲葉 隆​ 氏

[ご専門] 色彩計画
[ご経歴] 
早稲田大学第一文学部卒業、日本大学大学院 総合社会情報研究科 博士後期課程修了、博士(総合社会文化)。
日本カラーデザイン研究所にて、プロダクト、パッケージ、インテリア、建築、景観、ブランドなどを対象とした色彩計画、商品開発、デザイン開発、マーケティング業務、及び、色彩教育に携わる。
主な研究テーマは、色彩と触感、配色技法、色彩感情、色彩嗜好に関する心理学的研究。
日本色彩学会、日本応用心理学会、日本感性工学会他所属。成田市景観審議会委員。
著書「人気絵師の作品から学ぶ配色で生み出す物語」「人気絵師の作品から学ぶ配色のヒミツ」(玄光社)など。

セミナー趣旨

 商品企画、デザイン開発では魅力的で目的にあったカラーデザイン表現・質感表現をおこなう必要がある。本セミナーではそのために必要な①基礎知識・理論、②システマチックな評価手法、③実践的な活用の仕方について解説する。また適宜実習をおこなうことで理解を深める。

①基礎知識・理論:先ず、色の成り立ちと表色系による色の整理方法、色彩感情と配色調和の考え方を説明する。
②システマチックな評価手法:色彩感情研究に基づく感性評価手法を紹介する。また、質感についてテクスチャーの触感に着目して色とテクスチャーの相互の関係を検討した結果について解説する。
③実践的な活用の仕方:以上の方法による市場分析、ユーザーターゲットの嗜好分析、コンセプトの視覚化方法、コーディネート理論と手法について実践的なビジネス活用の視点で説明する。

セミナー講演内容

1.色の見方と扱い方
 1.1.色はどのようにあらわされるか?
 1.2.色の表記と分類
 1.3.表色系で色を整理する(嗜好色、製品色)

2.色彩調和と多色配色の考え方
 2.1.色彩調和論
 2.2.多色配色の効果的な演出方法

3.色の感性評価手法
 3.1.色の知覚的影響と感性的効果
 3.2.色彩感情研究(普遍性/個別性)
 3.3.色彩感情(カラーイメージ)の測定
 3.4.色の感性評価の方法
 3.5.多色配色による表現の多様性
 3.6.色を軸とした多感覚間研究
 3.7.配色による感覚(視覚以外の五感)の視覚化

4.色と質感(触感)の相互関係
 4.1.色が喚起する触印象
 4.2.テクスチャーが喚起する色印象
 4.3.テクスチャーの触印象に色彩が及ぼす影響
 4.4.触感による感情喚起に色彩が及ぼす影響

5.ビジネスにおける色彩感性の実践的な活用
 5.1.製品・サービスにおけるカラーデザイン戦略
 5.2.製品市場を把握する
 5.3.コンセプトとデザインをつなぐ
 5.4.コーディネートの考え方
 5.5.ユーザーの嗜好性を把握する

6.色覚多様性への対応

□質疑応答□