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加速する少子高齢者社会の労働安全衛生管理の実践
~製造現場の大切な社員を労災から守るための問題解決手法~

労働災害を未然に防ぐための真因究明と自主活動の実践
VUCA時代の製造業に求められる労働安全衛生マネジメント

受講可能な形式:【Live配信】のみ
社員を守り生産性を高めるための安全衛生管理。
高齢化対応から未然防止、マネジメントシステムの定着まで、現場で実践できる手法を伝授

 人手不足や高齢化が進む製造現場では、労働災害リスクが高まり、従来の対症療法的な対策だけでは限界を迎えています。
 本セミナーでは、災害発生のプロセスと人間心理を理解し、不安全状態や行動を未然に防ぐための実践的手法を解説します。QC手法や事例演習を通じて、インシデントから真因を捉える方法を学び、安全衛生活動を「定着」から「スパイラルアップ」へと発展させるアプローチ法を習得します。現場で成果につながる安全衛生管理を実践できる内容です。

 得られる知識
 ・労働災害を取り巻く環境と顕在化リスク       ・高齢者に対する安全衛生活動
 ・労働災害を防ぐ不安全行動と不安全状態への対応策  ・インシデント情報の活用方法と真因の捉え方
 ・解決方法探索プロセスと社内合意プロセス      ・未然防止対策定着のポイント
 ・労働安全衛生マネジメントシステム運用から定着プロセスのポイント

【キーワード】人手不足と高齢化、なぜなぜ分析とQC手法、エイジフレンドリーガイドライン、自主的安全衛生活動、再発防止と未然防止、労働安全衛生マネジメントシステム

日時 【Live配信】 2025年12月12日(金)  10:30~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
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1名申込みの場合:受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円)
 定価:本体40,000円+税4,000円
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※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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【研修パック】対象セミナー
3名以上の申込みで 1人あたり19,800円
 本体18,000円+税1,800円(一人あたり)
  ※受講者全員のE-Mail案内登録が必須です。
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配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信Live配信(Zoom) ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
対象・職場の労働安全衛生にかかわる方又は安全衛生委員会参加者
・社員代表又は労働組合関係者
・労働災害や重大インシデントの発生に悩まれている方
・活動がマンネリ化していると思われている方 
・何から手を付ければよいかわからない、又これから安全衛生活動をはじようと考えている方
・既存の活動の成果がみられないと悩まれている方

セミナー講師

ワクコンサルティング株式会社 浅利 栄文 氏
[ご専門]  経営戦略策定/労働安全衛生/人財育成/新規事業策定/高齢者雇用
[ご経歴]
外資系医薬品メーカー勤務5年後、非鉄金属メーカー及び子会社2社(金属加工会社・非鉄商社)含め33年間勤務し、営業・生産管理・施工管理・物流管理等を経験する。非鉄商社では役員として経営に従事。  

現在:Bizライフコンサルティング株式会社 代表取締役。                        
中小企業向け各種コンサル活動・現場の安全衛生診断・職場の高年齢者雇用促進支援活動・ISO45001(労働安全衛生)取得支援及び審査・研修講師等を実施。
(中小企業診断士/労働安全コンサルタント/ISO45001(労働安全衛生)審査員/高年齢者雇用アドバイザー・70歳雇用推進プランナー(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構)  

HP: http://www.bizlifeconsulting.biz

セミナー趣旨

 外部環境面において、自然災害の発生頻度やVUCAの時代と言われる経営環境等、リスクは高まり且つ多様化しております。さらにリスクに追い打ちをかけるように国内が直面している構造的で避けて通れない課題として人手不足や高齢化対策があります。われわれの製造現場においても喫緊の課題となっております。本セミナーでは、環境変化に伴う各種リスクを理解した上で、労働災害の発生プロセスを学び、安全を脅かす人間心理を理解し不安全状態や不安全行動を回避するための自主的安全衛生活動を考えていきます。また労働災害や重大ヒヤリハット等の重大インシデント情報を貴重な情報資源と活かし、対症療法でなく根治療法につながる真因のつかみ方をQC手法を活用して学びます。最後に潜在的なリスクを事前に捉え未然防止につなげるプロセスを理解し、労働安全衛生マネジメントシステムとして着実な定着からスパイラルアップまでのアプローチを理解頂きます。

セミナー講演内容

1.安全衛生にかかわる外部環境
 1.1 人手不足と高齢化の状況
 1.2 多様化するリスクの状況

2.国内の労働災害状況
 2.1 製造業における労働災害
 2.2 高齢化に伴う労働災害の変化と国の推し進めるエイジフレンドリーガイドライン                                                                   
 
3.災害の発生プロセス
 3.1 安全を脅かす人間心理
   ①サルに負けている安全意識
   ②ヒューマンエラーを体感する
 3.2 不安全状態と不安全行動

4.安全衛生法と自主的安全衛生活動
 4.1 最近の法令改正トピックス
 4.2 自主的安全衛生活動とは

5.労働災害から社員を守る
 5.1 インシデントから真因を捉える方法
   ①QC手法の理解と活用
   ②M―SHELモデルへの展開
 5.2 事例演習
   ①化学/機械/金属業の3事例演習
 5.3 再発防止から未然防止へ
   ①未然防止への活動上の留意点
   ②セーフティー1からセーフティー2へのマインドセット

6.労働安全衛生マネジメントシステムとしての運用    
 6.1 経営トップのリーダーシップと働く人の参画が重要
 6.2 定着からスパイラルアップの留意点

 □質疑応答□