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リチウムイオン電池の
リサイクル・リユースの動向と今後の展望

LiBリサイクルに関する法規制や処理の現状、技術の開発状況、市場動向、経済性

受講可能な形式:【Live配信】のみ
 本セミナーでは、リチウムイオン電池のリサイクル・リユースに関する法規制や処理工程、技術の開発状況、リサイクルの経済性、市場動向等など、関連した研究開発をする技術者であれば押さえておきたいリチウムイオン電池のリサイクル・リユースの基礎知識を紹介する。
日時 2024年6月27日(木)  13:00~16:40
会場 オンライン配信セミナー  
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配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
 ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義の録画・録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・蓄電池リサイクルに関連する法令の基礎知識
・蓄電池のリサイクルシステムと実績、処理工程の基礎知識
・リサイクル技術の基礎知識
・市場実態と対応する制度の施行状況に関する基礎知識
対象・リチウムイオン電池を使用する機器の設計に携わっている方
・リチウムイオン電池及び使用機器の販売に携わっている方
・リチウムイオン電池の処理にお困りの方

セミナー講師

(株)GSユアサ 産業電池生産本部 産業電池製造部 品質管理グループ リーダー 鹿島 理 氏

[その他 活動など]
 ・日本電機工業会(JEMA)
  蓄電システム業務専門委員会の委員として、リチウムイオン電池搭載蓄電システムのリサイクルに関する業界活動。
 ・電池工業会(BAJ)
  再資源化委員会の委員として、アルカリ蓄電池、リチウムイオン電池の再資源化に関する業界活動。

セミナー趣旨

 リチウムイオン蓄電池の登場は蓄電池の用途を飛躍的に拡大させているが、一方で、多種多様な材質の使用や電解液の可燃性の特徴から、市場での事故や課題も多く聞かれる。特に、近年は電気自動車等の大型用途への拡大とともに、レアメタル価格の高騰や輸出による資源流出、CFPやEU電池規則への対応と言った副次的な課題も顕在化してきた。

 本セミナーでは、リサイクルに関する法規制や処理の現状、経済性やリサイクル市場で見られる課題について紹介する。

セミナー講演内容

1.蓄電池の基礎
 1.1 蓄電池の原理
 1.2 蓄電池の歴史
 1.3 蓄電池の構造と反応式

2.リサイクル関連法令
 2.1 リサイクル関連の法体系
 2.2 廃掃法の概要
 2.3 資源有効利用促進法の概要
 2.4 個別リサイクル法の概要

3.蓄電池のリサイクル
  3.1 処理工程の概要
   3.1.1 鉛蓄電池の処理工程
   3.1.2 アルカリ蓄電池の処理工程
   3.1.3 リチウムイオン蓄電池の処理工程
  3.2 蓄電池のリサイクルシステム
   3.2.1 蓄電池のリサイクルシステム
   3.2.2 LIBの処理が可能なリサイクラー
  3.3 生産量と回収量
   3.3.1 各種蓄電池の回収量
   3.3.2 各種蓄電池の生産量
  3.4 リサイクルの経済性
   3.4.1 LIBリサイクルの課題
  3.4.2 金属の資源価値
  3.4.3 コバルト及びリチウムの用途
  3.4.4 LIB回収時の経済性評価

4.リサイクル・リユース技術の開発状況と課題
 4.1 リサイクル技術とレアメタル安定確保
 4.2 リサイクル・リユース技術
 4.3 リサイクル事業者の取組
 4.4 リユース・リサイクル事業の課題

5.LIBリサイクル市場の実態と課題
 5.1 用途ごとの課題
 5.2 民生品用等の小型携帯機器用途の課題
  5.2.1 増加するLiBの製品事故
  5.2.2 リサイクル処理業者で起こる発火事故
  5.2.3 市町村で起こるLIB処理時の発火事故
  5.2.4 処理業者で起こる発火事故の原因
  5.2.5 資源有効利用促進法の施行状況
 5.3 EV用等の大型機器用途の課題
  5.3.1 日本のLIBリサイクルの課題
  5.3.2 世界のLIB廃棄量と生産量
  5.3.3 資源の流出事例
  5.3.4 LIBの世界シェア
  5.3.5 LIB材料の世界シェア
  5.3.6 LIBのサプライチェーン
  5.3.7 資源確保における政府の取組
  5.3.8 EU電池規則
  5.3.9 制度の施行状況

□ 質疑応答 □