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FT-IRの基礎知識と
前処理のテクニック、ノウハウ

~FT-IRによる分析・測定の一連流れと
 試料の形状・状態、および目的に応じた前処理とその工夫~

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

目的に合致した結果を得るためのFT-IRを使いこなすノウハウ
FT-IRの基礎事項の確認、分析の一連の流れ、ユーザーの方々からご質問の多い前処理に焦点を当てて解説
試料の形状、サイズ、状態、目的に適した前処理の方法、前処理が出来ない試料等、、、
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 【Live配信】 2024年3月27日(水)  10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2024年4月9日(火)  まで受付(視聴期間:4/9~4/22)
会場 【Live配信】 オンライン配信セミナー  
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配布資料PDFデータ(印刷可・編集不可)
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備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

セミナー講師

あなりす 代表 工学博士 岡田 きよみ 氏
【講師紹介】

セミナー趣旨

 本講座では、FT-IRをより上手く使用し、目的に合致した結果を得ることを目的としています。FT-IRの基礎事項の確認をし、分析の一連の流れを解説する中で、ユーザーの方々からご質問の多い前処理に焦点を当てて話を進めていきます。前処理については、個人の工夫の部分が多いことから、詳細説明をされることが少ないテーマです。しかし、なぜ前処理が必要なのか、前処理でどのようなことを考慮すべきかを知れば、自分なりの工夫ができます。FT-IRの各種測定方法、試料の形状・状態、および目的に応じた前処理方法を具体例に示しながら説明をしていきます。

セミナー講演内容

1.分析の目的

2.FT-IRの基礎

 2.1 分析の中のFT-IR
 2.2 FT-IRから得られる情報
 2.3 どんな事に使えるのか
 2.4 FT-IRでスペクトルが得られるまで
 2.5 測定パラメータ

3.FT-IRの長所と短所

4.FT-IRの測定方法、それぞれの特徴、測定のコツ

 4.1 本体測定―透過法
 4.2 本体測定―ATR法
 4.3 顕微測定―透過法
 4.4 顕微測定―反射法
 4.5 顕微測定―ATR法
 4.6 顕微測定―イメージング法
 4.7 それぞれの測定法の特徴のまとめ
 4.8 きれいなスペクトルを得る意味

(質疑応答)

5.FT-IRの前処理
 5.1 前処理の目的
 5.2 本体および顕微測定の前処理
 5.3 それぞれの測定方法に応じた前処理
 5.4 目的に応じた前処理
  5.4.1 異物の分離
  5.4.2 微量成分の分離
  5.4.3 積層体の断面
  5.4.4 斜断面
 5.5 前処理のための道具と機器
 5.6 前処理での注意点
 5.7 まとめ

6.スペクトルの解析
 6.1 解析の流れ
 6.2 データベースを用いた解析
 6.3 よく使われるスペクトルの処理とそれを使用した解析
 6.4 構造解析
 6.5 問題解決のための解析
 6.6 オリジナルデータベースの作成
 6.7 定量の方法
 6.8 解析まとめ

7. 分析事例とその解説
 7.1 異物の分析
  7.1.1 簡単な前処理での分析例
  7.1.2 前処理が必要な分析例
   7.1.2.1 異物の分離
   7.1.2.2 異物の取り出し
  7.1.3 FT-IRの測定方法の違いとスペクトル
 7.2 微量成分の分析
  7.2.1 抽出なしとありのスペクトル比較
  7.2.2 IRだけではわからない分析例
 7.3 黒いゴムの分析
  7.3.1 FT-IRで測定できない黒いものとは何か
  7.3.2 測定の工夫
  7.3.3 ゴムの分析例
 7.4 極表面の分析
  7.4.1 極表面の劣化分析例

8. まとめ

(質疑応答)