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高速液体クロマトグラフィーを使いこなすための
必須知識と実践ノウハウ・トラブル対策

~HPLCを実務で活用するために必要な基礎知識をしっかり解説~
~手順書や試験法には書かれていない、実践ノウハウとトラブル対処法~

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

高速液体クロマトグラフィー(HPLC)の基礎と上手く使いこなすためのノウハウを学べるセミナーです。
原理やパラメータ・装置といった基礎から、移動相調製の留意点、試料調製・注入や分離・検出に関するノウハウ(分離の最適化、検出器の選び方・留意点等)、各種トラブルとその対処法などを、HPLC応用技術開発を専門とする講師が詳しく解説します。
日時 【Live配信】 2024年7月30日(火)  10:30~17:00
【アーカイブ配信】 2024年8月8日(木)  まで受付(視聴期間:8/8~8/27)
会場 【Live配信】 オンライン配信セミナー  
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【アーカイブ配信】 オンライン配信セミナー  
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受講料(税込)
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Live配信受講:(開催日の4、5日前に発送予定)

※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
 開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
 Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。

アーカイブ配信受講:開催日を目安に発送予定
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アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・HPLCで必要とされる基礎知識
・HPLCを日常分析の現場で上手に使うための実践知識
・HPLC分析のトラブルで慌てないための基本対処知識
対象・HPLC分析実務の初級の方
・HPLC分析実務はある程度経験しているが、基礎をしっかり復習したい方

セミナー講師

株式会社島津総合サービス リサーチセンター 技術顧問 三上 博久 氏
専門:分析化学、HPLC応用技術開発
・元(株)島津製作所 HPLC応用技術開発グループマネージャー
・(公社)日本分析化学会認証 液体クロマトグラフィー分析士五段、LCマイスター
・2018年度「CERIクロマトグラフィー分析賞」受賞
・(公社)日本分析化学会液体クロマトグラフィー研究懇談会 運営委員(2003年度~)
・新アミノ酸分析研究会 幹事(2011年度~)
・クロマトグラフィー科学会 評議員(2002~2012年度、内2008~2011年度理事)
・「JIS K 0124:高速液体クロマトグラフィー通則」改正原案作成委員会 委員(2010年)
・「JIS K 0214:分析化学用語(クロマトグラフィー部門)」改正原案作成委員会 委員(2011年)

セミナー趣旨

 高速液体クロマトグラフィー(HPLC)は、幅広い分野で不可欠な分離分析手法として活用されています。HPLCを日常分析で上手に使いこなすには、装置の操作に熟練することに加えて、HPLCについての基礎知識、手順書や試験法などに書かれていない実践ノウハウやよくあるトラブルへの対処法をしっかり習得しておくことが大切です。
 本セミナーでは、HPLC分析実務に携われている方のために、HPLCの必須知識から日常分析の現場で役立つノウハウ、さらにはトラブル発生時に慌てないための基本対処法などについて、わかりやすく解説します。

セミナー講演内容

第1部:知っておくべきHPLCの基礎
1.HPLCの原理と各種パラメーター
 1.1 クロマトグラフィーとHPLC
 1.2 クロマトグラムの読み方
 1.3 基本パラメーターとその意味
 (保持係数、理論段数、理論段相当高さ、シンメトリー係数、分離係数、分離度)
 
2.HPLCにおける分離モード
 2.1 物質の極性(極性物質と非極性物質、強溶媒と弱溶媒)
 2.2 吸着、分配(順相・逆相)、イオン交換、サイズ排除
 
3.HPLC装置の基礎
 3.1 送液部(送液ポンプ、脱気装置)
 3.2 試料導入部(オートサンプラー、マニュアルインジェクター)
 3.3 分離部(カラム、充塡剤、カラムオーブン)
 3.4 検出部(吸光光度検出器、蛍光検出器、示差屈折率検出器他)
 
第2部:現場で役立つ実践ノウハウ
1.移動相に関するノウハウ
 1.1 水や有機溶媒、緩衝液の選び方
 1.2 移動相調製の留意点(調製方法、脱気)
 
2.試料調製と注入に関するノウハウ
 2.1 試料溶媒の選び方
 2.2 試料前処理の基本
 
3.分離に関するノウハウ
 3.1 逆相における分離の最適化(充塡剤、移動相、温度)
 3.2 グラジエント溶離とその留意点
 
4.検出に関するノウハウ
 4.1 検出器の選び方
 4.2 誘導体化検出法
 4.3 検出器の留意点(吸光光度検出器、蛍光検出器)
 
第3部:よくあるトラブルと対処のポイント
 1.負荷圧の上昇
 2.ノイズの増大とドリフト
 3.保持時間の変動
 4.ピーク面積の変動
 5.不明ピークの出現
 6.ピーク形状の異常

 
□ 質疑応答 □