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省エネ蒸留技術の総合知識と最新動向
~従来技術とこれからの技術~

■蒸留技術の基礎からプロセス設計、トラブル対策、省エネへの応用■
■可逆蒸留操作、数理最適化技術によるプロセス・用役系同時最適化■

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ


★ なぜ蒸留の省エネが温室効果ガス削減に繋がるのか? なぜ重要なのか?
★ 従来の省エネ蒸留技術の限界と今後期待できる省エネ蒸留技術とは!
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 【Live配信】 2024年1月25日(木)  10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2024年2月6日(火)  から配信開始【視聴期間:2/6(火)~2/20(火)】
会場 【Live配信】 オンライン配信セミナー  
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【アーカイブ配信】 オンライン配信セミナー  
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講師 東洋エンジニアリング(株) 先進術ビジネス部 部長 若林 敏祐 氏
<専門>
 蒸留技術、省エネ、プロセスエンジニアリング
<経歴・受賞>
1994年 東洋エンジニアリング株式会社入社
2013年 京都大学大学院 博士(工学/化学工学)
2014年 日経地球環境技術賞 優秀賞
2017年 エンジニアリング協会エンジニアリング功労者賞
2018年 省エネ大賞(経済産業省大臣賞)
2018年 化学工学会技術賞
2018年、2022年 石油学会技術進歩賞
<WebSite>
https://www.toyo-eng.com/jp/ja/solution/superhidic/
https://www.toyo-eng.com/jp/ja/solution/hero/
受講料(税込)
各種割引特典
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定価:本体50,000円+税5,000円
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※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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配布資料PDFデータ(印刷可・編集不可)
 ※開催2日前を目安に、S&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
 ※アーカイブ配信受講の場合は配信開始日からダウンロード可となります。
オンライン配信Live配信(Zoom) ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認申込み前に必ずご確認ください
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
※【アーカイブ配信受講】は配信開始日まで申込みを受付ています。

セミナー趣旨

 温室効果ガス排出に対する圧力は日増しに高まっており、化学産業においても同様な状況である。バイオ原料、SAF、アンモニア・水素などへの取組みも盛んに行われているものの、化成品を製造するプロセスにおける分離操作は依然として必要である。現在広く利用されている蒸留操作を代替する分離単位操作は、当面ないと言って過言ではない。蒸留操作は大量の熱エネルギーを消費し、その熱エネルギーは殆どの場合、化石燃料由来である。従い、蒸留操作における省エネは温室効果ガス削減に直結する。
 本講では、従来の省エネ蒸留技術の限界について解説し、今後期待される技術について説明する。

セミナー講演内容

<得られる知識、技術>
 省エネ蒸留技術の体系、最新省エネ蒸留技術


<プログラム>
1.蒸留を取り巻く環境
 1.1 蒸留の省エネが何故、温室効果ガス削減に繋がるのか?
 1.2 蒸留の省エネが何故、重要なのか?
 1.3 蒸留の原理のおさらい
 1.4 省エネ蒸留技術の体系

2.従来の省エネ蒸留技術の限界とそれを理解するための技術基盤
 2.1 ヒートポンプ式蒸留

   (1) 技術概説
   (2) 従来のヒートポンプ蒸留技術の限界
 2.2 蒸留シーケンシング
   (1) 技術概説
   (2) シーケンシングから考えるDividing Wall Column技術
   (3) DWCの適正な適用とは。本当にDWCで良いのか?
 2.3 ピンチ解析
   (1) 技術概説
   (2) ピンチ解析の限界
 2.4 スチームのカスケード利用
    
3.今後期待できる省エネ蒸留技術
 3.1 SUPERHIDIC

   (1) 可逆蒸留操作とは
   (2) 可逆蒸留操作 x ヒートポンプ = SUPERHIDIC
   (3) SUPERHIDICの商業プラント適用例
   (4) その他
 3.2 数理最適化技術によるプロセス・用役系同時最適化(HERO)
   (1) 数理最適化とは
   (2) HEROの技術概説
   (3) HEROとピンチ解析の差
   (4) HEROの適用要領
   (5) HERO適用の実例

  □質疑応答□