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【2名同時申込で1名無料】対象セミナー テレワーク応援キャンペーン【オンライン配信セミナー1名受講限定】
【研修パック】対象セミナー(3名以上で1人あたり19,800円) 【Live配信受講者特典】アーカイブ配信付

マルチパーパス設備での洗浄評価基準・運用の基礎
〔科学的根拠に基づく洗浄管理とその展開〕

~HBEL・洗浄閾値の運用~洗浄バリデーション~
~洗浄に関する規制 PIC/S GMP & 改正GMP省令~

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】
  • データが限定されている各種製品への対応をどうする?
    治験薬、中間体、洗浄剤、OTC製品、ノンハザード物質、高分子医薬品(不活化タンパク質断片)
  • HBELに基づく洗浄管理基準の設定、、、
    製品非接触部と間接製品接触部(封じ込め機器内部など)における洗浄管理基準を紹介
  • ハザードレベルの違いに応じた運用管理と分子量の違いに応じた運用管理を紹介
【Live配信受講者特典のご案内】
Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。
日時 【Live配信受講】 2026年1月27日(火)  13:00~16:30
【アーカイブ配信受講】 2026年2月10日(火)  まで受付(配信期間:2/10~2/25)
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
 
テレワーク応援キャンペーン(1名受講) オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価 39,600円/E-Mail案内登録価格 37,840円 )
 定価:本体36,000円+税3,600円
 E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
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【研修パック(3名以上受講):一人あたりの受講料 19,800円】
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※受講者全員のE-Mail案内登録が必須です。
※お申込みフォームで【研修パック】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
※当社Webサイトからの直接申込み限定です。
特典Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。聞き逃しや振り返り学習に活用ください。
(アーカイブ配信については、「オンライン配信」項目を参照)
配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
  ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
   なお、アーカイブ配信受講の場合は、配信日になります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

セミナー視聴はマイページから
お申し込み後、マイページの「セミナー資料ダウンロード/映像視聴ページ」に
お申込み済みのセミナー一覧が表示されますので、該当セミナーをクリックしてください。
(アーカイブ配信は、配信日に表示されます。)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
  事前質問ご送付のお願い  

本セミナーでは、受講者皆様の現場での問題点を講演内容に盛り込むため、事前質問を積極的に募集しております。
受講される際は、ぜひとも、ご質問をお送りください。

 

セミナー講師

ファルマハイジーンサポート 島 一己 氏  ≫講師紹介

[主な研究・業務]
封じ込め設備に関するコンサルティング

セミナー趣旨

 マルチパーパス設備では,品質確保の観点から,交叉汚染防止のための洗浄が必須である。そのための科学的根拠に基づくツールは,国内外のGMPで導入されている「健康ベース曝露限界値」(HBEL)である。このHBELに基づく洗浄閾値が洗浄管理するうえでの基盤である。本講座では,HBELおよび洗浄閾値についての基本的な事項と,その運用および洗浄バリデーションの流れなどを説明する。

セミナー講演内容

得られる知識:
・低分子・高分子の曝露限界値の設定
・曝露限界値に基づく洗浄管理基準の設定
・数値シミュレーション事例
・目視検査
・洗浄目標の設定
・今後の洗浄実務の流れ

1.洗浄に関する規制~PIC/S GMP & 改正GMP省令
 1.1  国内外の規制の方向性
 1.2 交叉汚染防止のための要件
 1.3 専用化要件
 1.4  GMP事例集(2022年)
 1.5  規制要件としての2つの指標の設定
 1.6 今後の洗浄実務に要求されること

2.洗浄担当者のためのHBEL概論
 2.1 概要  
 2.2 HBELの定義・位置付け・用語
 2.3 HBELの計算式 
 2.4 調整係数の設定
 2.5 HBELのバラツキ
 2.6 HBELを取り扱う上での留意点
 2.7 HBELを巡る課題

3.データが限定されている各種製品への対応 
 3.1 データが限定されている場合の基本的な方策
  3.1.1 TTCの概念による方法 
  3.1.2 Control Bandingの下限値から求める方法
  3.1.3 デフォルトを利用する方法
 3.2 治験薬
 3.3 中間体
 3.4 洗浄剤
 3.5 OTC製品
 3.6 ノンハザード物質
 3.7 高分子医薬品(不活化タンパク質断片)

4.HBELに基づく洗浄管理基準の設定  
 4.1 製品接触部における洗浄管理基準       
  4.1.1 洗浄閾値の計算式と用語
  4.1.2 洗浄閾値の意味合い
  4.1.3 洗浄閾値とroutine cleaning limitの違い
  4.1.4 安全マージンの大きさと当局の期待
 4.2 製品非接触部における洗浄管理基準
 4.3 間接製品接触部における洗浄管理基準(封じ込め機器内部など)

5.プロダクト特定ADEの考えと洗浄工程への適用
 5.1 プロダクト特定ADEの考えの概要
 5.2 洗浄閾値を小さくする必要がある場面 
 5.3 洗浄閾値を大きくしてもよい場面

6.目視検査と目視検出限界の設定
 6.1 目視検査の位置付け
 6.2 目視で検出できるレベル(低分子)
 6.3 目視で検出できるレベル(不活化タンパク質断片)
 6.4 目視検出限界設定に関する規制当局の期待
 6.5 目視検出限界の設定方法論
 6.6 目視検出限界をめぐる課題
 6.7 目視検査を唯一の基準とする議論

7.HBELを用いる洗浄評価シミュレーション
 7.1 シミュレーションの前提条件と計算結果
 7.2  ハザードレベルと洗浄閾値の関係
 7.3 洗浄閾値と目視検出限界の関係
 7.4 シミュレーションからの知見
 7.5 シミュレーション結果をワーストケース設定に利用する

8.運用管理
 8.1 ハザードレベルの違いに応じた運用管理
 8.2 分子量の違いに応じた運用管理

9.今後の洗浄実務 
 9.1 洗浄目標としての伝統的な洗浄評価基準
 9.2 洗浄目標の設定
 9.3 洗浄バリデーションの流れ

10.分析機器の高度化
 10.1 高度な分析手法の必要性
 10.2 海外CDMOの事例

11.洗浄に関するPIC/Sガイドラインの概要
 11.1 HBEL設定に関するガイドライン  PI 046
 11.2 HBEL設定ガイドライン Q&A  PI 053
 11.3 Aide-Memoire (共用設備での交叉汚染防止備忘録) PI 043
 11.4 Aide-Memoire (HBEL評価文書/ QRMにおけるHBEL の利用に関する備忘録 ) PI052

□質疑応答(ぜひ音声でご質問ください)□