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微粒子・ナノ粒子の分散・凝集制御における
溶解度パラメータ(SP値・HSP値)の利用法と応用事例

~粒子分散液の調製工程、SP値の基礎・求め方、分散剤の取捨選択・添加、配合~

受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ

分散安定化、凝集制御のための良溶媒の選択、安定化機構、分散剤の種類と作用機構、表面改質などにおける
溶解度パラメータ(SP値)の役割と使い方

粒子分散液における分散・安定化機構、高分子分散剤の種類・作用機構・選択指針、
分散剤の添加法、攪拌/混錬操作と分散安定性試験法

多くの分散系調製工程の例をもとにやさしく解説
様々な事例におけるSP値の粒子分散系への適用法
日時 【ライブ配信】 2026年8月27日(木)  10:00~16:30
【アーカイブ配信】 2026年9月11日(金)  まで受付(視聴期間:9/11~9/29)
受講料(税込)
各種割引特典
定価:本体50,000円+税5,000円
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2名で55,000円(2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の27,500円)
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7月1日からの1名申込み:  受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円 )
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配布資料PDFデータ(印刷可・編集不可)
※ライブ配信受講は開催2日前を目安にS&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講は配信開始日からダウンロード可となります。

 
オンライン配信ライブ配信(Zoom) ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認申込み前に必ずご確認ください
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・溶解度パラメータの基礎、利用法、求め方
・粒子分散液における分散・安定化機構
・高分子分散剤の種類、作用機構、選択指針
・高分子コンポジットにおける配合設計と表面改質法
・分散剤の添加法、攪拌/混錬操作と分散安定性試験法
対象主に
化学、エレクトロニクス、製薬および化粧品など、微粒子・ナノ粒子を扱われる分野の方
特別な知識は必要ございません.基礎からわかりやすくご説明します。
キーワード:微粒子・ナノ粒子,分散・安定化機構,SP値・HSP値,分散剤,表面改質

セミナー講師

山口大学 名誉教授 工学博士 大佐々 邦久 氏

セミナー趣旨

 粒子分散系のとりわけやっかいな点は、粒子が小さくなるほど凝集や固化しやすくなることです。したがって、その防止には分散剤の添加や粒子の表面改質が欠かせません。これらの選択や評価,および溶媒(あるいは樹脂)と粒子との適切な組み合わせを検討するうえで重要な指標となるのが、異種材料間の親和性・類似性を表す溶解度パラメータ(SP値)です.
 本講では、まず粒子分散系の調製工程とその課題について概説するとともに、SP値の基礎、利用法や求め方について説明します。次いで、粒子分散液の分散・安定化機構や高分子分散剤の取捨選択法、および高分子コンポジットにおける配合設計などの考え方について、具体的な例題や応用事例を交えながらわかりやすく解説します。

セミナー講演内容

1.粒子分散系の調製工程と課題
 1.1 粒子分散系の調整工程
  1.1.1 ぬれ/分散化工程と課題
  1.1.2 安定化工程と課題
 1.2 粒子分散系における課題
  1.2.1 ナノ粒子系
  1.2.2 濃厚系
  1.2.3 水系と非水系

2.溶解度パラメータ(SP値・HSP値)の基礎,利用法と求め方
 2.1 SP値・HSP値の基礎と利用法
  2.1.1 ヒルデブランドのSP値と相互作用パラメータ
  2.1.2 ハンセンの3DSP値(HSP値)と4DSP値(酸・塩基性)
  2.1.3 SP値・HSP値による親和性の評価と利用法
   (a)ハンセン球とHSP距離・相対的エネルギー差(RED)
   (b)ハンセン球間の最短距離と重なり体積比
   (c)三角線図とてこの規則
 2.2 SP値・HSP値の求め方
  2.2.1 化合物の原子団寄与法によるSP値・HSP値の計算
   (a)フェドース法
   (b)バン・クレベレン-ホフタイザー法
   (c)ステファニス・パナイオトウ法
  2.2.2 化合物のSP値・HSP値の測定法
   (a)溶解・膨潤法 -ハンセン球・ダブルハンセン球-
   (b)インバースガスクロ(IGC)法 -気相吸着-
  2.2.3 粒子表面のSP値・HSP値の測定法
   (a)凝集/沈降法 -沈降速度・分散濃度-
   (b)IGC法 -気相吸着-
   (c)低磁場パルスNMR法 -ぬれ性-
   (d)接触角/ぬれ張力法 -ぬれ性-
  2.2.4 プローブ溶媒の効率的選択法
   (a)プローブ溶媒の分類
   (b)二段階選抜法と選択例

3.粒子分散液の分散・安定化機構
 3.1 ぬれ・分散化機構と良溶媒の選択
  3.1.1 酸化グラフェンのHSP値測定と良溶媒の選択
  3.1.2 カーボンブラック(CB)の最適溶媒混合比率の計算
 3.2 粒子間相互作用力と分散・安定化機構
  3.2.1 フアンデルワールス引力と有効ハマカー定数
  3.2.2 枯渇力と疎水性引力
  3.2.3 電気二重層による静電反発作用とゼータ電位測定
  3.2.4 分散剤吸着層による立体反発作用
   (a)立体反発力に及ぼす溶媒力の影響:HVO理論
   (b)ポリマーブラシによる立体反発作用:AdG理論
  3.2.5 イオン性高分子分散剤と静電立体反発作用

4.高分子分散剤の種類,作用機構と選択指針
 4.1 分散剤の種類と作用機構
  4.1.1 低分子量型と高分子量型分散剤
  4.1.2 第二世代高分子量型分散剤
   (a)ブロック型とくし型
   (b)コントロール凝集型
  4.1.3 第三世代高性能高分子量型分散剤
   (a)スター型
   (b)ジブロックナノ粒子型
   (c)超多分岐型
  4.1.4 ポリマーブラシ形成とナノ粒子の分散安定化
 4.2 分散剤の溶解性・伸張性と良溶媒の選択
 4.3 分散剤の吸着等温線と最適添加量の求め方
 4.4 SP値・HSP値を用いた最適分散剤の選択法
  4.4.1 溶媒,分散剤および粒子間のSP値バランス
  4.4.2 ハンセン球を用いたタルクの分散剤選択
  4.4.2 ダブルハンセン球を用いたCBの分散剤選択
  4.4.3 4DSP値を用いた有機顔料の分散剤選択
    
5.高分子コンポジットにおける配合設計と表面改質法
 5.1 フィラーの付着性・分散性の評価法と配合設計例
  5.1.1 SP値差による評価法
  5.1.2 HSP距離・REDによる評価法
  5.1.3 ハンセン球間最短距離による評価法
  5.1.4 ハンセン球の重なり体積比による評価法
 5.2 付着/分散性改善のための表面改質法と応用事例
  5.2.1 表面改質の目的と手法 
  5.2.2 界面活性剤のHLB値とSP値
  5.2.3 カップリング反応法
  5.2.4 表面グラフト重合法

6.分散剤の添加法,攪拌・混錬操作と分散・安定性試験法
 6.1 分散剤の添加法
  6.1.1 一括添加
  6.1.2 分割添加
 6.2 攪拌・混錬操作
  6.2.1 予備撹拌とブレード型撹拌機
  6.2.2 湿式ジェットミル
  6.2.3 ビーズミル
  6.2.4 三本ロールミル
  6.2.5 二軸混錬押出機
 6.3 分散・安定性試験法
  6.3.1 湿潤点/流動点
  6.3.2 凝集・沈降法
  6.3.3 レオロジー法
   (a)チキソ性
   (b)動的粘弾性
  6.3.4 小角X線散乱法

まとめ

質疑応答