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プラスチックの難燃化技術の基礎と技術動向

~基礎から規格・評価法、実用製品での技術例、規制動向、サーキュラーエコノミー対応まで~

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】

難燃化技術をはじめ、バイオプラスチックやリサイクル技術の製品・実用化開発に豊富な経験を持つ講師が、難燃化のメカニズム・難燃化処方・具体例・難燃剤規制・難燃プラのリサイクル・循環利用を解説します。

▼本セミナーで得られる知識▼
・プラスチックスの難燃化のメカニズム
・主要な難燃剤の種類と構造、機構
・主要なプラスチックへの難燃剤の適用法
・実際の開発事例による実用開発のノウハウ
・サーキュラーエコノミーでの難燃材料の対応
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2024年4月12日(金)  13:00~16:30
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 視聴期間:セミナー終了の翌営業日から7日間[4/15~4/21]を予定しています。
 ※アーカイブは原則として編集は行いません。
 ※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメール連絡をいたします。
 (開催終了後にマイページでご案内するZoomの録画視聴用リンクからご視聴いただきます)
 
得られる知識・プラスチックスの難燃化のメカニズム
・主要な難燃剤の種類と構造、機構
・主要なプラスチックへの難燃剤の適用法
・実際の開発事例による実用開発のノウハウ
・サーキュラーエコノミーでの難燃材料の対応
対象難燃性プラスチックの開発や製品への利用に関係する、新人からベテランまでの開発、営業、商品企画、生産管理、等の関係者を対象にします。特に難燃化の予備知識は必要ありません。

セミナー講師

(一社)難燃材料研究会 副会長 博士(工学) 位地 正年 氏
<略歴>
 ・1981年~1990年:デンカ(株)中央研究所 (電子部品実装用プラスチックの研究開発・実用化に従事)
 ・1990年~2017年:日本電気(株)中央研究所、研究マネージャー、研究部長、主席研究員を歴任
  (電子機器用プラスチックのリサイクル技術、脱ハロゲン難燃性プラスチック、バイオプラスチックの研究開発・実用化に従事)
 ・2014年~2017年:筑波大学 数理物質系 連携大学院教授(兼務)
 ・2018年~2020年:筑波大学 藻類バイオマス・エネルギーシステム開発研究センター、主幹研究員
  (藻類バイオマスを利用したバイオプラスチックの研究に従事)
 ・2020年:環境・バイオ・プラスチックリサーチを設立し、代表に就任
  (プラスチックの環境対策・高機能化に関するコンサルテイングを実施中)
   難燃材料研究会 副会長、神奈川大学 非常勤講師を兼務


<研究実績>
  文部科学大臣賞研究功績者表彰、環境賞、日経BP技術賞など受賞10件
  技術論文:110報、著書(共著):41冊、学会発表・招待講演:164回

<Webページ>
  
(一社)難燃材料研究会   環境・バイオ・プラスチックリサーチ

セミナー趣旨

プラスチックスの難燃化技術は様々な耐久製品の火災防止や人命を守る上で重要です。本講演では、講演者の実際の開発と製品適用の知見に基づき、プラスチックスの難燃化技術に関して、その基礎から実務的な適用方法、最近の技術動向、特にサーキュラーエコノミーでの対応まで、詳細にわかりやすく解説します。

セミナー講演内容

1. 難燃化技術の基礎
  1.1 難燃化メカニズム(プラスチックの燃焼現象、難燃化の要因)
  1.2 難燃剤の種類・難燃機構と課題
   (臭素系、リン系、金属水酸化物、シリコーン系、その他)
  1.3 難燃剤全般の市場動向
  1.4 代表的プラスチックの難燃処方
   (ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリカーボネート、エポキシ樹脂) 

2. 難燃規格と評価方法
  対象:電子機器、自動車(内・外装材、バッテリー)、建材

3. 製品別プラスチックの難燃化
  電子製品(外装材、実装材、5G対応)、自動車(バッテリーケース)、建材(塗料関係)

4. 開発・実用化の事例
  4.1 シリコーン添加ポリカーボネートの開発と電子機器外装材への適用
  4.2 自己消火性エポキシ樹脂複合材の開発と電子部品への適用
  4.3 難燃性バイオプラスチック(ポリ乳酸系、セルロース系)の開発

5. 規制動向
 国内や欧米での難燃剤(ハロゲン、アンチモンなど)の規制動向

6. サーキュラーエコノミーへの対応
 ハロゲン系や非ハロゲン系の難燃性プラスチックのマテリアル・ケミカルリサイクルへの対応動向

7. まとめと今後の技術動向・展望

□ 質疑応答 □