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伸長流動場での樹脂/ナノフィラーの混練・分散技術

■求められるナノレベルの均一分散技術■
■混練の基礎、ナノフィラーの分散メカニズム■
■伸長流動の基礎、伸長粘度測定方法、コンパウンディングへの伸長流動の導入方法■

※本セミナーは都合により中止となりました。(現在延期調整中です)3/19 16:00更新
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★ せん断変形と伸長変形を理解し、二軸押出混練・コンパウンド技術を制する!
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日時 【Live配信】 2024年3月26日(火)  13:00~16:30
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セミナー講師

福岡大学 工学部 機械工学科 助教 松本 紘宜 氏
<主な経歴> 
平成30年3月 同志社大学 大学院 理工学研究科 機械工学専攻〔博士課程(後期課程)〕修了[博士(工学)]  
平成30年4月 同志社大学 研究開発推進機構 特別研究員PD (平成31年3月まで)
平成31年4月 神奈川大学 工学部 機械工学科 特別助教(令和4年3月まで)
令和 4年4月 福岡大学 工学部 機械工学科 助教
<研究内容>
プラスチック成形加工、複合材料、高分子レオロジー
<受賞>
令和3年7月 令和2年度 複合材料部門委員会 奨励賞, 日本材料学会
令和5年6月 プラスチック成形加工学会 第5回 若手奨励賞
<WebSite>
https://researchmap.jp/7000030404

セミナー趣旨

 ナノコンポジットやポリマーブレンドにおいて、厳しいレベルでのナノレベルの均一分散技術が求められている。伸長流動はポリマーブレンドの分散に効果があることが知られており、ナノフィラーの分散への適応が進められている。
 本講座では、はじめに混練の基礎から、ナノフィラーの分散メカニズムについて解説する。また、伸長流動の基礎から伸長粘度測定方法、コンパウンディングへの伸長流動の導入方法等のプロセッシングに関して解説し、既往の研究事例と独自開発した伸長流動セグメントの混練特性についても説明する。

セミナー講演内容

<得られる知識、技術など>
・二軸押出・混練の概念/理論
・機械的なナノフィラー分散の制御方法
・伸長流動とせん断流動の違い
・伸長流動を用いたコンパウンド技術の最新動向

<プログラム>
1.混練機・押出機の基礎

 1.1 混練機・押出機の機構
 1.2 二軸押出機用スクリュー構成
 1.3 スクリュ形状とその混練の特徴
 1.4 スクリュセグメントの開発動向

2. ナノフィラーの分散技術の基礎と分散理論
 2.1 ナノコンポジットの分散の課題
 2.2 ナノフィラーの分散評価方法
 2.3 溶融混練法における機械的なナノフィラー分散メカニズム
 2.4 二軸押出機を用いたナノフィラーの特殊混練方法の紹介

3.せん断変形と伸長変形
 3.1 粘弾性体のせん断・伸長変形
 3.2 伸長変形の様式と伸長レオロジーの理論
 3.3 ポリマー分岐構造に由来するひずみ硬化性

4.伸長流動を用いた混練技術の概要
 4.1 ポリマーブレンド・フィラー分散系における伸長流動のメリット
 4.2 汎用スクリュでの伸長流動場
 4.3 伸長流動に特化した特殊混練技術の紹介

5.単純伸長流動場におけるナノフィラーの分散
 5.1 単純伸長流動場における分散実験
 5.2 伸長変形を受けたナノコンポジットの分散評価
 5.3 双曲線プロファイルを用いた伸長流動分散

6.同方向二軸押出機のための伸長流動セグメントXBDの開発(特許技術)
 6.1 二軸押出混練に伸長流動場を導入する際の課題
 6.2 伸長流動セグメントXBDの形状と特徴
 6.3 二軸押出のプロセスパラメーターと新規セグメントの混練特性

  □質疑応答□