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ブロー成形の今とこれから。
~ブロー成形の実際、不良の原因とその対策~

~身の回りの活用の確認、原理原則から加工法とメリット確認、今後の進化予測~

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
 

★ アーカイブ配信のみの受講もOKです。
★ トヨタ式カイゼンで対策した事例、次世代ブロー成形についても解説いたします!
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 【Live配信(アーカイブ配信付き)】 2024年2月22日(木)  13:00~16:30
会場 【Live配信(アーカイブ配信付き)】 オンライン配信セミナー  
会場地図
講師 (株)Tech-T 代表取締役/埼玉工業大学 客員教授 高原 忠良 氏
(元トヨタ自動車/Samsung SDI) 博士(工学)
<主な経歴・研究内容・専門・活動>
新日本無線(現社名:日清紡マイクロデバイス);高融点金属・セラミックの研究。
トヨタ自動車;樹脂部品生産&材料・加工技術・CAE開発。
Samsung SDI;エンジニアリングプラスチック研究所(韓国本社)。
大手自動車メーカ 研究所;次世代車要素技術開発。
2020年技術オフィスTech-T開業 次世代モビリティ・車載プラスチック関連の情報発信活動中
<WebSite>
https://www.tech-t.jp/
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須​/1名あたり定価半額24,750円)
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価:37,400円/E-mail案内登録価格 35,640円 )

 定価:本体34,000円+税3,400円
 E-mail案内登録価格:本体32,400円+税3,240円
1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
特典■Live受講に加えて、アーカイブでも1週間視聴できます■
【アーカイブの視聴期間】2024年2月23日(金)~2月29日(木)まで
このセミナーはアーカイブ付きです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
配布資料PDFデータ(印刷可・編集不可)
 ※開催2日前を目安に、S&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
対象・これからブロー成形を始める方、知識を得たい方
・ブロー成形をロジカルに極めたい方、カイゼンしたい方
・SDGsやAIなどとブロー成形の関係を整理したい方

セミナー趣旨

 身の回りにどのようなブロー成形品があるのか活用状況の確認から始めます。ついで、加工法の原理原則を直感的にわかりやすく説明します。これにより、この工法の利点・メリット、さらに不良問題・工法そのものが内在する課題とその対応案に関して、論理的に納得を得ることができます。ブロー成形のトヨタ生産方式の目線でのカイゼンの着眼点や、ブロー成形におけるIoTやAI等最新デジタル技術、さらにSDGsに向かう潮流をご紹介します。
 単なる知識・情報の説明ではなく、原理とともに理解が進む説明として工夫しますので、いつでも応用が可能となります。
 燃料タンクの樹脂化開発やメーカへのカイゼン指導などのエピソードも紹介予定です。

セミナー講演内容

<得られる技術・知識>
・ブロー成形法の原理原則からの理解
・SDGsや環境負荷とブロー成形の関係の整理、SDGs活動の着手点
・未来志向のデジタル・ブロー成形の着眼ポイント

<プログラム>
1.ブロー成形品の活用状況
  身近なモノを入り口として、どのような製品がブロー成形でつくられているかを確認します。

 1.1 身の回りにあるブロー成形品
 1.2 自動車部品、
 1.3 その他

2.プラスチックとその特性発現のメカニズム
  ブロー成形を原理原則で理解するために、まずはプラスチックとはどのような物質であるかを理解します。

 2.1 プラスチックとは
 2.2 樹脂とその種類
 2.3 樹脂の特徴 ~金属・無機物との比較で理解~

3.成形加工法とブロー成形
  主な成形加工法を説明します。それらと比較することでブロー成形法の特色がよくわかります。

 3.1 主な成形加工法
 3.2 ブロー成形の位置づけ

4.ブロー成形の実際
  ブロー成形の加工方法を、その歴史、加工の原理からご説明します。
  基礎原理を理解することで、材料や設備・型がどのような機能性質となるべきかも同時に理解できます。

 4.1 歴史
 4.2 加工の原理
 4.3 樹脂材料への要求
 4.4 成形機と金型の構造と機能
 4.5   成形金型

5.ブロー成形法の種類と応用製品
 5.1 ダイレクト・ブロー
 5.2 多層成形
 5.3 多次元ブロー
 5.4 インジェクション・ブロー
 5.5 延伸ブロー
 5.6 インフレーション・ブロー

6.不良の種類、その原因と対策
  ブロー成形の弱点から生じる不良や工法課題の説明です。
  加工プロセスや原理の説明と結びつけることで論理的に理解が進みます。

 6.1 ダイスエル
 6.2 ダイマーク
 6.3 ドローダウン
 6.4 未ブロー
 6.5 パンク
 6.6 厚み偏差、形状制約
 6.7 形状安定性、変形・収縮

7.<応用>トヨタ式問題解決法による慢性不良対策例
  ブロー成形の慢性不良をトヨタ式カイゼンで対策した事例を紹介します。
  トヨタ生産方式の概要から解説しますので、トヨタ式カイゼンの活用方法も理解できます。

 7.1 トヨタ生産方式の歴史と概要
 7.2 ブロー慢性不具合への適用事例
 7.3 カイゼン効果の考察  職場力・ひとづくり/原価・収益への貢献

8.次世代ブロー成形
  トレンドや今後に関する情報です。持続的開発への貢献や人材の育成、企業力強化へのヒントが見つかります。

 8.1 次世代型企業の例
 8.2 環境対応 SDGs カーボンニュートラル
 8.3 デジタル技術 IoT、AI、DX  
 8.4 最新計測技術

  □質疑応答□​