セミナー 印刷

金属積層造形における造形欠陥の形成メカニズムと
低減に向けたアプローチ

~ガスポア・形状不安定・未溶融欠陥・クラック等の欠陥とその形成機構~
~粉末の高機能化や造形条件の最適化などの低減へのアプローチ~

受講可能な形式:【Live配信】のみ

意図した材料特性の発現や材料の信頼性確保に向けて!
金属積層造形のプロセスから、キーホール欠陥や変形・残留応力などの造形欠陥とその形成メカニズム、欠陥低減や造形品質の安定化に向けた最新の研究アプローチと技術動向を解説します。
日時 2025年12月16日(火)  10:30~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の27,500円)
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合: 受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円 )
 定価:本体40,000円+税4,000円
 E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・金属積層造形プロセスにおける造形欠陥とその形成機構
・造形欠陥抑制アプローチ
対象・金属積層造形に興味のあるエンジニア・研究者・学生

セミナー講師

東北大学 金属材料研究所 准教授 博士(工学) 山中 謙太 氏
2013年より電子ビーム積層造形を中心とした金属積層造形に関する研究に従事。
専門:金属材料、加工プロセス、積層造形
ホームページ: https://www.r-info.tohoku.ac.jp/ja/62a5bdb0778dd2be2773dada50e693e0.html

セミナー趣旨

 金属積層造形(Additive Manufacturing, AM)は、高形状自由度と造形条件に基づく組織制御が可能であり、従来の加工プロセスでは困難な高機能・高性能部材の創製を可能にする革新的な技術として期待されています。しかし、原料やプロセスに起因する様々な造形欠陥が発生するため、意図した材料特性の発現や構造部材としての信頼性確保を阻む主要因となっています。したがって、欠陥を徹底的に抑制した健全な造形体の作製技術の確立が喫緊の課題となっています。
 本セミナーでは、金属AMプロセスの概要を整理した後、主要な造形欠陥の種類と形成メカニズム、さらには、欠陥低減や造形品質の安定化に向けた最新の研究アプローチと技術動向について解説します。

セミナー講演内容

1.金属積層造形プロセスとは?
 1.1 粉末床溶融結合法(Powder Bed Fusion, PBF)
 1.2 指向性エネルギー堆積法(Directed Energy Deposition, DED)
 1.3 材料押出法(Materials Extrusion, MEX)
 1.4 結合剤噴射法(Binder Jetting, BJ)
 
2.金属積層造形プロセスにおける主な造形欠陥とそのメカニズム
 2.1 未溶融欠陥(Lack of Fusion)
 2.2 キーホール欠陥
 2.3 ガスポア
 2.4 クラック
 2.5 変形・残留応力・形状不安定
 
3.造形欠陥の低減に向けたアプローチ
 3.1 造形条件最適化
 3.2 粉末の高機能化
 3.3 インプロセスモニタリング
 3.4 ポストプロセッシング

□質疑応答□