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化粧品・医薬部外品の防腐処方設計及び適切な試験・評価法

具体的な処方例と試験条件を挙げながら学ぶ
正確な保存効力試験データ取得/防腐処方設計のポイント

受講可能な形式:【Live配信】のみ

大手食品・化粧品メーカに勤務し、
4,000品にのぼる化粧品の防腐処方を行ってきた経験豊かな講師が
【具体的な処方例】と【試験条件】を挙げながら、わかりやすく解説。

安全性だけでなく、使用条件、容器等の様々な要因を考えなければならない防腐処方設計、
僅かな試験条件の違いで結果が大きく変わる保存効力試験(チャレンジテスト)の
正確なデータ取得のためのポイントなど、実務に役立つ内容盛りだくさんのセミナーです
日時 2024年7月18日(木)  13:00~17:00
会場 オンライン配信セミナー  
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受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
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配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識
*化粧品・医薬部外品の防腐設計理論
*カテゴリー別防腐処方設計法及び試験法
*保存効力試験において正確なデータを取得するために注意すべきポイント
 
受講対象
*化粧品、医薬部外品の防腐処方設計を担当している方及びその責任者
*化粧品、医薬部外品の品質管理・品質保証を担当されている方及びその責任者

セミナー講師

大河微生物研究所 大河 正樹 氏
【ご専門】化粧品・食品の微生物制御


【経歴】
1979           大阪大学工学部醗酵工学科卒業、日清製粉株式会社入社
食品保存、食品微生物、品質管理等を担当
1995           株式会社資生堂入社
化粧品の防腐処方設計 (約4,000品)
防腐処方設計者・工場の微生物管理技術者の指導育成
2007           日本化粧品工業連合会 微生物専門部会長に就任
業界の微生物基準改定、微生物限度試験法改定(技術資料No.130)
ISO/TC217(化粧品)/WG1(微生物)日本代表として国際試験法・基準の設定に貢献
2016.4        株式会社資生堂定年退職、引き続きシニアサイエンシストとして業務継続
2017.12    契約満了に伴い資生堂退社
2018.1        大河微生物研究所設立
化粧品メーカーの微生物制御に関する技術指導、セミナー講師、学会誌への執筆等

セミナー趣旨

 防腐処方設計は、防腐剤を配合しておけば良いというような単純なものではなく、安全性に十分な注意が必要であり、使用方法、使用地域、容器、製品の安定性や使用性に及ぼす影響等、多くの要因を考えなければなりません。また、保存効力試験(通称チャレンジテスト)は、簡単に言ってしまえば、菌液を試料に混合し、その菌数を追跡する試験法ですが、ちょっとした試験条件の違いが結果に大きく影響し、正確なデータを得ることは簡単ではありません。
 本講座では、この難題を解決するためのポイントを具体的な処方例や試験条件を挙げながら分かりやすく説明していきます。4,000品にのぼる製品の防腐処方を設計した経験とISOの微生物試験法及び基準が議論された国際会議に日本代表として21回出席し、その設立に貢献した実績をもとに資料を作り上げました。皆様の実力向上のお手伝いが出来れば幸いです。

セミナー講演内容

1.微生物の基礎
  化粧品の微生物制御に必要となる細菌、酵母、カビの性質について説明

2.化粧品の微生物制御の重要性
  何故、化粧品には微生物制御が必要なのか?
  一次汚染(製造時の汚染)制御と二次汚染(使用時の汚染)制御の違いは?

3.保存効力試験
  ・保存効力試験の原理
    どのカテゴリーの製品に適用されるか?
    その試験結果が意味するものは?
  ・正確なデータを出すためのポイント
    菌液調製、攪拌、保管温度等、注意すべき点は多い

4.防腐処方設計
  ・防腐基準の比較…ISO11930、日米欧の局方
  ・防腐処方設計の必要性及び基本的考え方
  ・防腐力を有する成分…防腐剤、防腐剤代替成分、防腐助剤
  ・防腐成分の特徴…防腐力の強さ、効果的な使用方法等
  ・防腐設計に影響を及ぼす要素…水分活性、原料、容器等
  ・防腐設計各論…含水製品、粉末固形製品、油性製品、防腐設計が不要なカテゴリー

 □質疑応答□