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フッ素樹脂をはじめとするPFASの基礎と
欧州PFAS規制の動向および用途別の代替手段

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

半導体製造、輸送機器、化学工業、エネルギー産業、医療・製薬、繊維産業、食品工業、、、
幅広い分野で活用されているフッ素樹脂をはじめとするフッ素化学製品。
その一方で一部のPFASは環境・健康に与える影響が懸念され
欧州化学庁(ECHA)からPFASの制限提案書が発表されており、その規制動向は世界的に注目されています。

・PFASはどのような物質で、どのような環境影響を持つのか
・フッ素樹脂の種類や用途などの基礎知識、PFAS規制におけるフッ素樹脂とは
・欧州PFAS規制案の背景・内容、業界ごとの代替手段・動向
・採択・施行された場合に、企業に必要となる対処について


化学物質関連の法規担当者様、物質管理担当者様をはじめ、
フッ素系材料を扱う技術者・研究者の皆様、この機会にぜひ本セミナーをご受講ください。
<受講キーワード>
フッ素樹脂、フッ素系高分子、フッ素系冷媒、有機フッ素化合物、ペルフルオロアルキル化合物、
ポリフルオロアルキル化合物、PFAS規制
日時 【Live配信】 2024年6月21日(金)  13:00~17:00
【アーカイブ配信】 2024年7月10日(水)  まで受付(視聴期間:7/10~7/24)
会場 【Live配信】 オンライン配信セミナー  
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【アーカイブ配信】 オンライン配信セミナー  
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受講料(税込)
各種割引特典
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定価:本体45,000円+税4,500円
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 ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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配布資料Live配信受講:製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
 ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が
  開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
  Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。

アーカイブ配信受講:製本テキスト(開催日を目安に発送)
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
受講対象
・化学物質関連の法規担当者、化学物質管理の担当者
・フッ素系材料を扱う技術者、研究者
・フッ素系材料を使用する企業の経営者・管理者
・フッ素系材料の知見を広めたいと考えている技術者、企業経営者、理系学生
・フッ素系材料の使用を検討している製品企画担当者、技術企画担当者
 
得られる知識
・PFASに関する基本知識(定義、種類、用途、環境に与える影響)
・フッ素樹脂に関する基本知識
・フッ素樹脂塗料・コーティングに関する基本知識
・欧州PFAS規制案の概要
・PFAS代替品に関する知識

セミナー講師

平山技術士事務所  所長 平山 中 氏
【ご専門】フッ素樹脂、シリコーン、電子写真用表面材料
【ご経歴】1980年 日東工業株式会社 開発室 入社
     1999年 日東工業株式会社 技術開発センター長
     2005年 日東工業株式会社 取締役 技術開発センター長
     2007年 シンジーテック株式会社 取締役 技術副本部長
     2013年 平山技術士事務所設立

セミナー趣旨

フッ素樹脂をはじめとするフッ素化学製品は半導体製造、輸送機器、化学工業、エネルギー産業、医療・製薬、繊維産業、食品工業などあらゆる分野で使用されています。PFASはペルフルオロアルキル化合物およびポリルフルオロアルキル化合物のことで、多くの有機フッ素化合物がPFASに含まれます。一般にPFASは非常に安定で、自然界で分解されにくい性質があり、一部のPFASは環境、健康に与える影響が懸念されています。このような状況に於いて欧米ではPFASを規制する動きが出ており、特に欧州では2023年に欧州化学庁(ECHA)がPFASの制限提案書を発表しました。この提案書によると、用途によって猶予期間があるものの規制が発効された場合、18カ月間の移行期間の後、企業はPFASの製造・上市・使用が制限されることになります。規制案が原案通り採択、発行されるかどうかは不明確な部分がありますが、自社製品や製造設備にPFASを使用する企業は最悪の状況を想定して代替手段の検討を行い、事業継続の可能性を高めておく必要に迫られています。     
 本セミナーでは、フッ素樹脂を中心にしてPFASとはどのような物質なのか、欧州規制案が出された背景、PFAS規制案の具体的な内容などについて解説するとともに、PFASの代替となる材料の可能性や今後の展望について解説致します。

セミナー講演内容

1.PFASの基礎
 1.1 PFASとは何か
 1.2 PFAS物質と利用分野
 1.3 PFASの定義
 1.4 PFASが環境、健康に与える影響 
 
2.フッ素樹脂の基礎と環境問題
 2.1 フッ素樹脂の種類と用途
 2.2 フッ素樹脂の性質と製法
 2.3 フッ樹脂の加工
 2.4 PFOA自主削減プログラム
 2.5 PFAS規制におけるフッ素樹脂
 
3.欧州PFAS規制案の概要
 3.1 欧州PFAS規制案とは
 3.2 PFAS規制提案の背景
 3.3 PFAS規制の流れ
 3.4 移行期間と猶予期間の概要
 3.5 日本国内の反応
 
4.欧州PFAS規制案の内容
 4.1 規制案の具体的内容(第1項~第9項)
 4.2 規制案における用途別の代替品とその評価
 
5.業界・用途別のPFAS代替手段
 5.1 半導体・化学工業
 5.2 非粘着コーティング
 5.3 食品接触部材
 5.4 輸送機器
 5.5 繊維産業
 5.6 その他
 
6.素材メーカーのPFAS規制への対応動向
 
7.まとめ

□ 質疑応答 □