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共押出多層フィルムの成形技術、
押出安定化とトラブル対策

~押出混練・フィルム成形・フィルム多層化技術の基本とノウハウ~

受講可能な形式:【Live配信】のみ

成形設備・成形条件・成形材料及びその配合の最適化への各方面からのアプローチ
樹脂の特性、装置・機械の特性、成形条件は最終製品にどのような影響を与えるのか
押出機及び金型構造・自動厚み制御概要、不具合現象とその対策、、、、
高機能・高付加価値のフィルムを実現する多層化技術の基本とノウハウ
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日時 2024年4月26日(金)  13:00~16:30
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得られる知識押出機及び金型構造・自動厚み制御概要、不具合現象とその対策
対象シート・フイルム成形技術者及び樹脂成形技術者で新たにフィルム。シート成形を始められる方
キーワード:多層金型、フィードブロック、マルチマニホールド、包み込み、メルトフラクチャー、ドローレゾナンス、ネックイン、スエル、単軸押出機、二軸押出機、厚み自動制御

セミナー講師

(株)プラスチック工学研究所 技術開発部 部長補佐 辰巳 昌典 氏
【講師紹介】

セミナー趣旨

 日本経済は、人口減少、グローバル化、IOT・AI・高速通信、業務のDX化、SDGSが示す新たな社会構造変革が急速に進んでおり、全産業分野において今までとは異なる次元への転換が始まり、革新的なプロセス及び製品の開発が重要となる。フイルム・シートは、プラスチック生産の3分の1を占め、生活には欠かせない重要な製品である。光学フィルム、太陽電池関連フイルム・シート、電池セパレーター、エンプラ・スーパエンプラを中心とした高機能・高付加価値のフィルムの需要が高まっている。多層化は、機能性を持った素材を複数重ね合わせ単体では得られない機能性の向上(ガスバリヤ性、モノマテリアル化、各層厚み精度等)をもたらし、ますますその必要性が高まっている。ここでは、多層化技術の基本について説明する。

セミナー講演内容

1.フイルム・シート成形装置概要(フイルム成形装置とシート成形装置の違い)

2.押出機

 (フイルム・シート成形に利用される押出機はどのように選択すべきか)
 2-1 単軸押出機
  (構造、要求される機能、関連用語、基本運転事例等)
 2-2 二軸押出機
  (分類、同方向波型の基本緒言、スクリューエレメントの種類、直接成形事例等)

3.共押出多層金型(多層金型の種類と特徴および問題点と対策)
 3-1 フィードブロックによる多層化
  (原理、不具合現象、2種3層成形事例等)
 3-2 マルチマニホールドによる多層化
  (原理、2種3層成形事例等)
 3-3 マニホールド
  (ストレート型とコートハンガー型の特徴と問題点等)
 3-4 界面不安定現象
  (シャークスキン、メルトフラクチャー、せん断応力と法線応力、界面すべり、解析事例等)
 3-5 金型変形
  (樹脂内圧による口開き現象)
 3-6 リップエッジのシャープ化の特徴
  (目やに、厚み精度および外観との関係)

4.金型とロール間で発生する現象
 (ネックイン、エッジビード、ダイスエル、ドローレゾナンス)

5.溶融フイルム・シート冷却概要
 (冷却方法の種類と特徴)

6.自動厚み制御技術
 (ヒートボルト法とロボット法)

7.関連技術
 (静的ミキサー、フィルター、ギャーポンプ装置等)

□質疑応答