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溶融製膜/溶液製膜による
フィルム成形技術の基礎と実際

~様々な樹脂・ポリマーのフィルム成形を可能にする
製膜技術の基礎と処方・加工プロセス、設備・トラブル対策~

■フィルム成形に関する全般知識■
■溶融製膜と溶液製膜の違いと設備内容■
■PET・TACに代表されるフィルム製膜・延伸工程の技術■

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

PETおよびTACを中心とした工業用プラスチックフィルムの製造方法
代表的なフィルム成形方法である溶融製膜方法および溶液製膜方法について、
 その製膜の原理や設備の内容、技術の特徴や製造での注意点をやさしく解説
機械特性を高めるためのフィルム延伸技術、光学特性を維持するための流延技術等のキー技術も解説
重合、溶融製膜と溶液製膜の違い・比較、延伸、広幅化・高速化・極薄化、、、、
日時 【Live配信】 2024年4月22日(月)  13:00~16:30
【アーカイブ配信】 2024年5月9日(木)  まで受付(視聴期間:5/9~5/22)
会場 【Live配信】 オンライン配信セミナー  
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【アーカイブ配信】 オンライン配信セミナー  
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受講料(税込)
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配布資料PDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、S&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講の場合は配信開始日からダウンロード可となります。
オンライン配信Live配信(Zoom) ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認申込み前に必ずご確認ください
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・フィルム成形に関する全般知識
・溶融製膜、溶液製膜に関する基礎/実践知識
対象・フィルム製造技術を担当している技術者、研究者
・フィルム成形に関心のある方、学びたい方
キーワード:フィルム成形、溶融製膜、溶液製膜、PET、TAC、延伸、流延、光学フィルム

セミナー講師

ホサナ技研 代表 小川 正太郎 氏
※元富士フイルム(株)
【講師紹介】

セミナー趣旨

 工業用プラスチックフィルムは、世界でも巨大な市場を形成しており、幅広い分野で使われ、特に光学フィルムだけでも、数兆円の市場規模があります。このセミナーでは、工業用プラスチックフィルムの製造方法について、基礎から実際まで、 PETおよびTACを中心に、やさしく丁寧に解説します。そして、代表的なフィルム成形方法である、溶融製膜方法および溶液製膜方法について、その製膜の原理や設備の内容、さらに技術の特徴や製造に関する注意点などに加え、キー技術となる機械特性を高めるためのフィルム延伸技術や、光学特性を維持するための流延技術などを、図などを利用してわかりやすく説明します。

セミナー講演内容

1.フィルム材料・製品の概要
 1-1 工業用樹脂フィルムの重要ポイント
 1-2 各種フィルム材料
  1-2-1 全般
  1-2-2 主要材料(PE、PET、PP、PVC)
  1-2-3 その他
 1-3 フィルムの用途
  1-3-1 全般
  1-3-2 光学系フィルム

2.フィルム成形技術の概要
 2-1 工程全般
 2-2  重合
 2-3  溶融製膜と溶液製膜の違い・比較
 2-4  延伸
  2-4-1 延伸による特性変化
  2-4-2 延伸の分類・比較
  2-4-3 1軸延伸
  2-4-4 同時2軸
  2-4-5 逐次2軸
  2-4-6 広幅化・高速化・極薄化
 2-5 耳スリット

3.溶融製膜技術
 3-1 全般と特徴
 3-2 重合技術
 3-3 押出技術
  3-3-1 押出機
  3-3-2 スクリュー
  3-3-3 Tダイ
  3-3-4 流動に関する課題
  3-3-5 膜厚制御
  3-3-6 多層押出
  3-4 縦延伸技術
  3-5 横延伸技術
  3-5-1 設備の特徴
  3-5-2 条件設定
 3-6 延伸の作用
  3-6-1 分子配向とひずみ
  3-6-2 ボーイング現象
  3-6-3 特性変化(平滑化、強度など)
 3-7 インラインコート
  3-7-1 目的・用途
  3-7-2 コーティング方式
 3-8 トラブル事例と対策
 3-9 特許から見た技術動向
 補足1:インフレーションフィルム成形
 補足2:PETボトル製造
 補足3:リサイクル技術

4.溶液製膜
 4-1 全般と特徴
 4-2 TACフィルムの特徴
 4-3 ドープ工程
 4-4 流延工程と方式
  4-4-1 流延ダイ
  4-4-2 ドラム方式とその特徴
  4-4-3 ドラム方式の課題
  4-4-4 バンド方式とその特徴
  4-4-5 バンド方式の課題
 4-5 その他周辺技術
 4-6 トラブル事例と対策
 4-7 特許から見た技術動向

5.技術まとめ

□質疑応答