セミナー 印刷

デジタルツインを活用した
フロントローディングによる開発プロセスの改善

~大規模ではなく、導入しやすいスモールスタートによる実践~

本セミナーは都合により中止になりました。(2024/1/5 16:30更新 )
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

​品質向上・高効率化・コスト低減を実現する、デジタルツイン×フロントローディングによる改善手法について、
デジタルツイン・フロントローディングの基礎、CAEの活用、他部署やメーカー/サプライチェーンとの連携のポイント、開発事例、スモールスタートでの実践、これまでの開発文化の両立など、詳しく解説します。
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2024年1月15日(月)  10:30~16:30
会場 オンライン配信セミナー  
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の27,500円)
※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
 1名申込みの場合:受講料41,800円 ( E-Mail案内登録価格:39,820円 )
 定価:本体38,000円+税3,800円
 E-Mail案内登録価格:本体36,200円+税3,620円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
■アーカイブ配信について
 視聴期間:終了翌営業日から7日間[1/16~1/22]を予定
 ※動画は未編集のものになります。
 ※視聴ページは、マイページにリンクを設定します。
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識効率的な開発・設計の実施推進、コストダウン・プロセス改善など。
予備知識は特に必要はないと思います
対象効率的な開発プロセスに興味のある技術者、プロジェクトマネージャー、プロセス改善を目指したい経営者層など。

セミナー趣旨

 昨今DXの推進を進めている企業は沢山あります。また新たな言葉としてデジタルツイン・メタバースと言う言葉も目に入るようになりました。その中で製品設計業務を主とする会社・事業部においてCAD導入することで満足してはいないでしょうか?本当のDX推進とはそこにあらずです。ありとあらゆるものづくりに影響するDX・デジタルツインをつなぎ活用しフロントローディング型の設計・開発を実現することこそが真のDX推進だと確信しています。フロントローディング型の一番の恩恵は修正する労力をポジティブな状態で推進できることです。それは開発の下流でなんとか設計変更することではなく、ものづくりをスタートする前にいかに設計品質を作り込むか!これがフロントローディング型の醍醐味だからです。
 本セミナーにおいて、大規模なデジタルツインではなく導入しやすい部分から最大限の効果を求めたプロセス改善をスモールスタートとして提案させて頂きます。また開発事例なども取り上げわかりやすく説明することで、皆さんのプロジェクト運営にお役立て頂ければ幸いです。

セミナー講演内容

1.フロントローディング設計・開発とは?そして開発における設計の役割
 1.1 フロントローディング/デジタルツインとは
 1.2 機構設計とは
  1.2.1 図面
  1.2.2 3D-CADデータ
  1.2.3 業務における図面とCADデータの活用
  1.2.4 構造検討
 1.3 開発における位置づけ、他部署との連携
  1.3.1 主な業務内容とそのポイント、心構え
  1.3.2 他の設計部署との連携
  1.3.3 企画部との連携
  1.3.4 デザイン部との連携
  1.3.5 製造部との連携
  1.3.6 品質保証部との連携
  1.3.7 メーカー/サプライチェーンとの連携:部品
 1.4 フロントローディング型設計・開発に必要なもの
  1.4.1 プロセス
  1.4.2 環境
  1.4.3 人
 1.5 ものづくりにおけるデジタルツインの位置付け
  1.5.1 大規模なデジタルツイン/身近なデジタルツイン
  1.5.2 Industry4.0(5.0)、Siciety5.0の中におけるフロントローディング/メタバース/デジタルツイン
 
2.フロントローディング型設計におけるシミュレーション(CAE)の活用
 2.1 フロントローディング設計開発とは
  2.1.1 開発プロセスの比較
  2.1.2 メリットとデメリット
  2.1.3 心構え
 2.2 CAEとは
  2.2.1 設計への活用と専門チームの必要性/弊害
  2.2.2 ものを作らないモノ作り
 2.3 ノウハウと基礎実験
  2.3.1 材料、構造変更
  2.3.2 単純基礎データの積み上げ
  2.3.3 試作評価とCAEの差分
 2.4 低コスト&超最短開発への準備
 2.5 スモール開発に向けて
 2.6 大事なことはリアルとヴァーチャルの融合
 
3.新規開発事例そしてDXへ
 3.1 機器開発のプロセス例:携帯/スマートフォンより
 3.2 規格化からの設計:防水携帯/スマートフォン
  3.2.1 部品メーカーとの連携例:筐体
  3.2.2 部品メーカーとの連携例:ネジ
  3.2.3 部品メーカーとの連携例:両面テープ
  3.2.4 部品メーカーとの連携例:通気膜
 3.3 一元データからのプロセス、そのためのDX
  3.3.1 その必要性
  3.3.2 他部署との連携
  3.3.3 ミスの低減へ

4.トラブル原因とその解決手法
 4.1 ミスとは
  4.1.1 時間短縮から
  4.1.2 コミュニケーション不足
  4.1.3 ケアレスミスそして作業ミス
 4.2 コピペのメリット・デメリット
 4.3 解決手法
  4.3.1 ミス撲滅の手法:FMEA(なぜなぜシート、虎の巻、Checkリスト、クロスチェック)
  4.3.2 数値化、可視化による気付き
  4.3.3 究極的には作業をしないこと/させないこと そのために!
  4.3.4 各プロセスにおける解決手法実践例

5.設計者としてあるべき姿とは
 5.1 5ゲン主義:現場、現象(現実)、現物、原理、原則
 5.2 ホウレンソウ(カクレンボウ)
 5.3 PDCAサイクル?OODAループ?
 5.4 プロジェクトを進めるためのツールとマネージメント
 5.5 忘れてはいけない飽くなき探究心

6.まとめ/スモールスタートの提案

 
□ 質疑応答 □