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【次世代光機能デバイスのためのナノフォトニクス入門】
ナノフォトニック構造の原理と応用

~フォトニック結晶・プラズモニクス・メタサーフェスの基礎とデバイス応用~
~物性物理の正しい理解と、最新のアイデア~

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
 
── 次世代の光機能デバイスを支えるナノフォトニクス技術
その基盤をなすフォトニック結晶・プラズモニクス・メタサーフェスなどの代表的なナノ構造について、
動作原理から応用までをわかりやすく解説。
シミュレーション設計、微細構造の作製法、光学評価手法まで、技術開発の一連の流れを体系的に学べます。
さらに、光通信やセンシング、量子光学への応用も期待される
「トポロジカルフォトニクス」「非エルミートフォトニクス」などの先端トピックも紹介。

微細加工技術、デバイス設計、光学シミュレーション技術を次世代光機能デバイスへ展開したい技術者や、
フォトニック結晶・プラズモニクス・メタサーフェスの基礎から応用までを体系的に学びたい方におすすめです。

 
【キーワード】フォトニック結晶、プラズモニクス、メタマテリアル、メタサーフェス、トポロジカルフォトニクス、非エルミートフォトニクス
日時 2025年8月22日(金)  13:00~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の24,750円)

1名でのお申込みには、お申込みタイミングによって以下の2つ割引価格がございます
早期申込割引価格対象セミナー【1名受講限定】
6月30日までの1名申込み : 受講料 31,900円(E-mail案内登録価格 31,900円)
 定価/E-mail案内登録価格ともに:本体29,000円+税2,900円
  ※1名様で開催月の2ヵ月前の月末までにお申込みの場合、上記特別価格になります。
  ※本ページからのお申込みに限り適用いたします。※他の割引は併用できません。

 
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
7月1日からの1名申込み: 受講料 39,600円(E-Mail案内登録価格 37,840円)
 定価:本体36,000円+税3,600円
 E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
配布資料・PDFテキスト(印刷可・編集不可)
開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
・以下の講師ウェブサイト内にも、各種公開資料がございます。事前にご覧いただくことで、当日の講演内容への理解がより深まりますので、ぜひ併せてご活用ください。
講師ウェブサイト
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)

セミナー視聴・資料ダウンロードはマイページから
お申し込み後、マイページの「セミナー資料ダウンロード/映像視聴ページ」に
お申込み済みのセミナー一覧が表示されますので、該当セミナーをクリックしてください。
開催日の【2日前】より視聴用リンクと配布用資料のダウンロードリンクが表示されます。

アーカイブ(見逃し)配信について
視聴期間:8月25日(月)PM~8月29日(金)
※アーカイブは原則として編集は行いません
※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。
(開催終了後にマイページでご案内するZoomの録画視聴用リンクからご視聴いただきます)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識
・ナノフォトニック構造の原理や設計・作製、評価手法について
・ナノフォトニクス分野の研究開発動向、期待される応用分野について
・物性物理の正しい理解と、最新のアイデア
 
受講対象
・光技術関係の研究者
・物性物理の復習をしたい方
・トポロジカル絶縁体などの最新の物理のアイデアに触れてみたい方

セミナー講師

森竹 勇斗 氏
東京科学大学 理学院物理学系 助教
理化学研究所 光量子工学研究センター メタフォトニクス研究チーム 客員研究員

【専門】人工構造を用いた光物理
 ナノフォトニクス、プラズモニクス、メタマテリアル、光学測定、微細加工技術、微小機械(MEMS)、
 フォトニック結晶、トポロジカルフォトニクス、非エルミートフォトニクス
【関連HP】http://notomi-lab.phys.titech.ac.jp/   http://moritake.online/index.html

セミナー趣旨

 近年の微細加工技術の進展にともない発展してきたナノフォトニクス分野では、ナノ構造を用いて光を操ることで、新たな光機能の創出を目指している。本講演では、ナノフォトニクスにおいて中心的な研究対象となってきた、フォトニック結晶・プラズモニクス・メタマテリアル・メタサーフェスについてその基礎と応用について概説する。
 シリコン等の半導体をベースにしたフォトニック結晶は、新しいレーザや光回路を実現してきた。プラズモニクスでは、回折限界を超えたイメージングや、高感度センシングが実現されている。メタマテリアル・メタサーフェスは、これまでのレンズやミラーといった光学素子の極限的な高度化と多機能化を実現する。これらの技術は、光の世紀とも呼ばれる21世紀の社会でさらに活躍すると期待されている。
 ナノフォトニクス分野では物性物理学や量子物理で築かれた理論的な体系の模倣が重要なカギをにぎる。そのため、ナノフォトニクスはなかなかむずかしい物理のアイデアに触れるよい教材でもある。本講演では、結晶の物理学から最新のトポロジカル絶縁体のアイデアまで幅広くカバーし、様々な科学分野の基礎となっている物理の理解を深める機会としても有用である。

セミナー講演内容

1.ナノフォトニクスとは
 1.1 光制御の歴史
 1.2 ナノフォトニクス:波動性を活用した光学技術
 1.3 ナノフォトニクスの歴史
 1.4 ナノフォトニクスの分野の全体像
 
2.フォトニック結晶

 2.1 フォトニック結晶とは
 2.2 フォトニック結晶の基本原理
 2.3 フォトニック結晶導波路
 2.4 フォトニック結晶共振器とレーザ
 
3.プラズモニクス

 3.1 プラズモニクスとは
 3.2 局在型プラズモンと伝搬型プラズモン
 3.3 プラズモンセンサ
 3.4 プラズモン増強効果
 3.5 プラズモンによる超解像技術
 
4.メタマテリアル

 4.1 メタマテリアルとは
 4.2 負の屈折と完全レンズ
 4.3 メタマテリアルを用いたクローキング
 4.4 ハイパボリックメタマテリアル
 
5.メタサーフェス

 5.1 メタサーフェスとは
 5.2 メタサーフェスを用いた吸収・発光制御
 5.3 位相勾配メタサーフェス
 5.4 メタレンズ
 5.5 その他のメタサーフェスの応用

6.ナノフォトニクスの設計・作製・評価
 6.1 設計手法(シミュレーション手法)
 6.2 作製と材料
 6.3 基本的な光学評価
 
7.最新のナノフォトニクス

 7.1 トポロジカルフォトニクス
 7.2 非エルミートフォトニクス

 □質疑応答□
 
※講演プログラムは追加・修正する場合がございます。
※本セミナーは、2024年1月開催「フォトニック結晶・メタ表面の基礎と光物性創出に向けた応用・最新研究動向」の内容をベースに、構成や表現を調整のうえ、フォトニクス分野の入門者にも配慮した内容として再構成しています。前回のセミナーにご関心をお持ちいただいた方は、内容の重なりがあることをご理解のうえご検討ください。