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次世代複合材料デジタル成形プロセス
CFRP 3Dプリンタ技術の最前線

~コストと環境負荷を低減する次世代プロセスの課題と展望~

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】or【アーカイブ配信】のみ

連続炭素繊維複合材料3Dプリンター技術の他、短繊維系や光硬化系3Dプリンター技術も含め
複合材料3Dプリンター技術を一挙解説!
機械学習活用によるプロセス・設計の最適化や海外動向などにも触れながら
複合材料デジタル成形の今とこれからに迫る1講です。
日時 【Live配信】 2025年8月28日(木)  10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2025年9月12日(金)  まで受付 [視聴期間:9月12日(金)~9月29日(月) ]
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
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配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講の場合は、配信日よりダウンロード可。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

セミナー視聴・資料ダウンロードはマイページから
お申し込み後、マイページの「セミナー資料ダウンロード/映像視聴ページ」に
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Live配信は開催日の【2日前】より、アーカイブ配信は【配信開始日】より、
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備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識
・複合材料3Dプリンターに関する世界的な研究開発動向および技術
 
受講対象
・複合材料3Dプリンターに興味のある方ならどなたでも受講可能です

セミナー講師

東京理科大学 創域理工学部 機械航空宇宙工学科 教授 博士(工学) 松崎 亮介 氏
【専門】複合材料,成形 【講師紹介

セミナー趣旨

 自動車・航空宇宙用構造にも適用可能な高強度立体造形を目的として、連続炭素繊維をその場で樹脂と複合化し立体造形する「炭素繊維複合材料3Dプリンター」の開発が進んでいる。複合材料3Dプリンターは,繊維配向の最適化により炭素繊維の持つ卓越した力学的特性を最大限に発揮できる。さらに、ニアネットシェイプでの成形が可能であり、トリム等の2次加工が最小限で済むため、原材料費や環境負荷の低減にも効果的という特徴がある。
 本講演では、炭素繊維複合材料3Dプリンターに関わる最新技術について、その特徴、従来技術との比較、用途展望などについて紹介する。

セミナー講演内容

1.複合材料(CFRP)とは
 1.1 CFRP のしくみ
 1.2 CFRPの力学特性
 
2.複合材料3D プリンター開発の背景
 2.1 熱可塑性樹脂複合材料
 2.2 Automated Tape Laying(ATL)とAutomated Fiber Placement(AFP)/
 2.3 3D プリンターの国内・海外市場動向 (売上、シェア、適用箇所)
 
3.3D プリンターを利用した複合材料成形

 3.2 自動車および航空機業界における3D プリンターの利用
 3.3 複合材料成形ツーリングとしての利用
 3.4 プリント成形品の材料強度の異方性
 3.5 PEEK3D プリンター
 
4.連続炭素繊維複合材料3D プリンター

 4.1 従来3D プリンターの課題
 4.2 強化の方法
 4.3 繊維切断
 4.4 プリントされた材料の強度
 4.5 サンドイッチ構造一括プリントと評価
 4.6 想定される用途
 4.7 実用化に向けた課題
 
5.短繊維系複合材料3D プリンター

 5.1 力学的特性
 5.2 大規模3D プリンター(自動車のプリント)
 5.3 エポキシ系短繊維3D プリンター
 5.4 短繊維含有フィラメントの種類と市販状況
 
6.連続繊維複合材料3D プリンターの海外動向

 6.1 海外の取り組み(MarkForged 社、Anisoprint 社他多数紹介)
 6.2 織物複合材料3D プリンター
 6.3 CFRP3D プリント製品化の例
 
7.光硬化系複合材料3D プリンター

 7.1 短繊維と光硬化の組み合わせ
 7.2 連続繊維と光硬化の組み合わせ
 
8.デジタル成形プロセスと機械学習の適用

 8.1 3Dプリント曲線繊維方向最適化
 8.2 機械学習データ収集のための3Dプリントハイスループット実験
 8.3 機械学習活用によるプロセス・設計の最適化
 
9.関連知財の紹介(ボーイング,MarkForged, Arevo など)
 
10.課題と今後の展開

 10.1 機能(電気回路、アクチュエータ)の3D プリント
 10.2 オンライン3D プリントプラットフォーム
 
11.まとめ(質疑応答)