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<分子系・固体系の>
第一原理計算(DFT)の基礎と実物質との比較・解釈

~基礎理論、計算の考え方、実物質・実験結果との比較とその解釈、留意点~

受講可能な形式:【ライブ配信(見逃し配信付)】のみ

「計算結果と実験が合わない。」「どの計算レベルまで行うべきか判断に迷う。」「エネルギーバンドや電子状態のどこを見ればよいのか分からない。」など、第一原理計算の実務応用で課題や悩みを抱えている方におすすめです。
基礎理論から、分子系・固体系における計算の考え方、HOMO/LUMOやバンド構造などの電子状態の読み解き方、計算結果と実験結果・実物質との比較・解釈の考え方まで、研究開発や材料評価に活かすための知識や考え方を分かりやすく解説します。

日時 2026年5月26日(火)  13:00~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額24,750円)
3名で74,250円 (3名ともE-Mail案内登録必須​) 
※4名以上の場合も1名あたり24,750円で受講できます。
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合: 受講料 39,600円(E-Mail案内登録価格 37,840円)
  定価:本体36,000円+税3,600円
  E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
   ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
   ※申込フォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
   ※他の割引は併用できません。
特典■ライブ受講に加えて、見逃し配信でも1週間視聴できます■
【見逃し配信の視聴期間】2026年4月27日(水)~5月2日(火)まで
※このセミナーは見逃し配信付きです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
※ライブ配信を欠席し見逃し視聴のみの受講も可能です。
※動画は未編集のものになります。
※視聴ページは、開催翌営業日の午前中には、マイページにリンクを設定する予定です。
配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
 ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信Zoomによるライブ配信 ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識○第一原理計算(DFT)に関する基礎、および計算結果と物性との関係
○企業の研究開発現場などで想起される、以下のような問題に対峙した際の考え方
 ・計算結果と実験値が一致しない理由
 ・どの計算レベルまで行うべきかの判断
 ・エネルギーバンドや電子状態のどこを見るべきか
対象○第一原理計算を活用した物理・化学の現象解明や材料開発に興味がある方
○研究・開発の現場で、第一原理計算を活用したい方

セミナー講師

琉球大学 理学部 物質地球科学科 物理系 准教授 博士(工学) 柳澤 将 氏
【専門】物理化学、第一原理計算、量子化学
 ・ 分子系・分子結晶系の電子状態、フロンティア準位に由来する物性の理論的研究
 ・第一原理計算(DFT)による計算結果に基づく物性理解や実験結果の解釈
 ・ 分子系や分子結晶系への高度な計算法(GW近似、LC-DFT)のプログラム開発・適用
【ホームページ】https://sites.google.com/site/syanagisawaunivoftheryukyus/s-yanagisawa-japanese

セミナー趣旨

 この講義では、第一原理計算(密度汎関数理論(DFT))について、理論の基礎から応用、計算結果を実験結果や実物質の性質と比較する際の考え方や注意点などについて概説する。
 具体的には、
  ・「計算はできるが、結果の解釈に自信が持てない」研究者向けの実践的理解
  ・第一原理計算と実験結果をどのように整合させて議論するか
を中心に、理論とその応用の両面から解説する。

セミナー講演内容

1.第一原理計算
 1.1 第一原理計算とは?
  1.1.1 何を計算するのか?
  1.1.2 計算結果からどんなことが分かるのか?
 1.2 密度汎関数理論(DFT)とは?
 
2.DFTで用いられる計算・近似
 2.1 Kohn-Sham近似
 2.2 交換・相関汎関数
 2.3 SCF法
 
3.分子軌道
 3.1 基底状態・励起状態
 3.2 最高占有・最低非占有軌道(HOMO・LUMO)
 3.3 反応性の予測
 3.4 光励起、光反応
 
4.エネルギーバンド構造
 4.1 バンド構造、価電子帯、伝導帯
 4.2 有効質量、その他、関係ある物性値
 
5.イオン化ポテンシャル(IP)、電子親和力(EA)
 5.1 IP・EAから分かる分子・固体の物性
 5.2 IP・EAを正確に予測するためには
  5.2.1 ΔSCF法(分子系)
  5.2.2 HOMO・LUMOエネルギーやバンドエネルギーの意味
 
6.エネルギー微分、構造最適化、振動計算
 6.1 これらの計算から分かること
 6.2 分子系・固体系での例
 
7.応用例: 実験値・観測データとの比較
 7.1 分子系
 7.2 固体・結晶系
 7.3 実験との比較が難しい場合、比較しても合わない場合の解釈・考え方
 
8.分子設計・材料設計に向けて
 8.1 計算データをどのように生かすか?
 8.2 機械学習、マテリアルズ・インフォマティクス
 
9.まとめ

 □ 質疑応答 □