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渦巻きポンプの基礎・速習マスター講座

<はじめてポンプに関わる方でも安心の入門講座>

受講可能な形式:【Live配信】のみ

渦巻きポンプをはじめとしたターボ形ポンプの「最重要・基本知識」をたった3時間で整理できる!

日時 2024年6月6日(木)  13:30~16:30
会場 オンライン配信セミナー  
会場地図
講師
吉川 成(よしかわ しげる) 氏
アイアール技術者教育研究所
元 株式会社荏原製作所 製品開発室長
など

 
【略歴】
  • 1978年 株式会社荏原製作所 入社
  • 主に高圧ポンプの設計・開発を担当。仕様選定、構造設計、製作図・製作仕様書など受注生産ポンプ製作への展開と、客先承認図書や技術連絡書、各種技術打合せを通じて、海外を含む客先とのエンジニアリングを数多く経験。
  • 同社カスタムポンプ製品開発室長として、新需要に適したカスタムポンプ開発、コストダウンの積極的推進、知的財産権取得推進などを主導。
  • 同社カスタマーサービス室長として、アフター市場対応に関する実務経験も豊富。
  • 2018年 日本アイアール株式会社 入社
    特許調査部門における調査・分析業務のほか、技術者教育研究所の企画・教材作成・技術セミナー講師も担当。
受講料(税込)
各種割引特典
19,800円 ( E-Mail案内登録価格 19,800円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体18,000円+税1,800円
E-Mail案内登録価格:本体18,000円+税1,800円
※S&T E-Mail案内登録価格,S&T複数同時申込み割引対象外
 申し込み受領後、主催会社日本アイアール(株)よりセミナー実施5営業日前を目安に受講票をお届け致します。
 受講票の発送をもちまして以後のキャンセルはお受けできません。
 受講予定の方がご出席できなくなった場合に、他の方が代わりにご受講されることは可能です。
 受講票発送以後、ご出席できなくなった場合は、当日の講義資料を郵送させていただきます。

※お支払い
 請求書に同封されている振込先一覧に記載の日本アイアール(株)指定口座に、請求日の1ヶ月以内に
 お振込みをお願い申し上げます。1ヶ月以内のご入金が難しい場合はお申し付けください。

※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格・キャンセル規定対象外のセミナーです。
主催日本アイアール(株)
オンライン配信Zoomによるオンライン受講となります。
備考※開催1週間前までに最少開催人数に達しない場合は、実施をキャンセルさせていただくことがあります。
※開催の場合は、開催1週間前程度から受講票と請求書を発送させていただきます。
得られる知識・ターボ形ポンプの構造や基礎理論の重要ポイントがわかります。
・ターボ形ポンプの機能と特性について理解を深めることができます。
・キャビテーションに関する基礎知識を得ることができます。
・スラストに関する基礎知識を得ることができます。
・ポンプに使用する要素部品に関する基礎知識を得ることができます。
対象・ターボ形ポンプを使用する産業で、プラント等の運転管理、あるいは保守管理に従事する新入社員または若手技術者
・エンジニアリング会社回転機部門の新入社員または若手技術者

セミナー趣旨

 ポンプは各種産業プラント等において、水、石油、化学液、薬品などの液体を移送する配管システムの心臓にも例えられる重要な機械です。プラント等がその能力を発揮するためには、ポンプが常に健全であることが不可欠です。産業用の各種プラント等に携わる人々は、ポンプに関する基本的な知識を持つ必要があります。
 このセミナーでは、産業界で広く使われている「渦巻きポンプに代表されるターボ形ポンプ」について、その分類、機能と性能、流量・全揚程と特性曲線、要素部品などの基礎知識、さらに比速度やNPSH、キャビテーション、スラストなどポンプに関する基礎理論についてわかりやすく解説します。プラント等の設計や各種機器の仕様書作成、ポンプの運転・保守管理に携わる新入社員や経験の浅い若手技術者の方々の参加をお待ちしております。

セミナー講演内容

1.ポンプの基本的な分類

2.ターボ形ポンプの基本機能と特性
(1)ターボ形ポンプの基本機能、要項・・・流量と全揚程
(2)全揚程の計算・・・実揚程とシステムヘッドについて
(3)水動力と効率
(4)特性曲線
(5)比速度
(6)回転速度と性能
(7)設計圧力
(8)ターボ形ポンプのサイズ

3.キャビテーションとNPSH
(1)飽和蒸気圧力について
(2)キャビテーションとは
(3)キャビテーションと飽和蒸気圧力
(4)NPSH
(5)吸上げ高さ限界
(6)NPSHと運転流量
(7)吸込み比速度

4.構造からみたターボ形ポンプ分類
(1)吸込み設備形態による分類
(2)羽根車の構造による分類
(3)ケーシング構造による分類
(4)据付制約条件による構造の選択

5.ポンプに作用するスラスト
(1)ラジアルスラスト
(2)軸スラスト

6.ポンプの要素部品について
(1)三大要素部品について
(2)軸受
(3)軸封

7.質疑応答
 

標準実施時間:3時間