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モータシステムの品質問題&トラブル事例と解決方法

~事例解説で品質問題&トラブル対策が理解できる~

受講可能な形式:【Live配信】のみ
日時 2024年5月21日(火)  10:30~16:30
会場 オンライン配信セミナー  
会場地図
講師 野田 伸一(のだ しんいち) 氏 
…工学博士、ワールドテック技術講師

 <略歴、等>      

・モータ研究・開発…46年間
・技術分野…産業、家電、エレベータ、自動車、鉄道
・特許論文…特許48件、論文55件
・工学博士…モータ関連論文を総括して、モータ博士取得
・表彰歴6件…電気学会論文賞、オーム技術賞、発明表彰(8件)
・専門書5冊…モータの騒音・振動と設計対策法等
・非常勤講師…元芝浦工業大学、元大同工業大学、セミナー講師、社内専門講師
・学会団体…モータ技術シンポジウム、IEEE、機械学会、電気学会
 
受講料(税込)
各種割引特典
53,900円 ( E-Mail案内登録価格 53,900円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体49,000円+税4,900円
E-Mail案内登録価格:本体49,000円+税4,900円
お1人様受講の場合 53,900円 (49,000円+税4,900円)
1口でお申込の場合  66,000円 (60,000円+税6,000円/1口(3名まで受講可能))
※S&T E-Mail案内登録価格 S&T複数同時申込み割引対象外

※開催7日前に請求書を発送します。
※開催日から9日前以降のキャンセルは受講料全額を申受けます。但し、セミナー終了後テキストを郵送します。
  ​一旦、納入された受講料はご返金できません。当日ご都合のつかない場合は代理の方がご出席下さい。
※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格・キャンセル規定対象外のセミナーです。
主催(株)トリケップス
オンライン配信★本セミナーは、Zoomウェビナーを使用して行います。
 受講者の通信回線にセキュリティなどの制限がある場合は参加できないことがあるため、
 事前に当日ご利用予定の通信回線にて、
 Zoom公式ページ(https://zoom.us)にアクセスできることをご確認していただくようお願いします。
 または、Zoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認ください。
 Zoomをダウンロードしている方はマイクとスピーカーのテストも可能です。
 ※こちらは接続テスト用のミーティングです。実際のセミナー参加者画面とは異なります。

★インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。
 講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。

★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

※開催5日前までに主催会社(株)トリケップスから参加者に当日必要なURLとパスワードをメールにてお知らせします。
備考★受講申込者が必要定員に満たないセミナーは中止・延期させていただく場合があります。
 その場合は開催1週間前にご連絡します。

★1口でお申込の場合
 代表受講者を定めて下さい。請求書発送等の連絡は代表受講者へ行います。
 申込時に参加者全員の氏名・所属が明記されていない場合、ご参加できない場合があります。

セミナー趣旨

 モータは、洗濯機、エアコンなど家電製品、産業用、工作機械や医療機器、最近では電気自動車(EV)が注目され、幅広い分野で使用されています。モータを組み込むシステム機器として、品質問題やトラブルに出くわし、対応に追われる場合がある。ここで注意をしたいのが、その原因はシステムでの要因が1つでなく、複合要因であることが多く見受けられます。モータ、軸受、減速機、インバータ、電源などの構成要素などの広い視点で全体を見ないと本質の原因は突き止められません。
 本セミナーでは、モータ&インバータ、要素部品での多発する代表的な品質問題やトラブル事例とその原因究明、対策について事例を交えて解説する。対策方法そのものではなく、発生メカニズム、進め方や着地点(Goal)の設定を学ぶための研修です。
 本セミナーはモータシステムに「46 年間のモータ設計・品質の実務に携わった経験とノウハウ」を持つ講師が、事例を交えて「実際に業務で使える内容」に重きをおき解説いたします。
 ・モータの品質問題を発生しないようにするにはどうすればいいか? 
 ・どのような発生メカニズムでモータ品質問題がでるのか? 
 ・トラブルの対策やGoalの設定の仕方はどのような方法があるのか?
上記のような悩み・疑問をお持ちの方、モータシステムに関わる初心者からベテラン技術者の方のご参加をお待ちいたします。

セミナー講演内容

 1 モータの品質問題途
  1.1 品質とは、品質管理、統計的手法、ゲージR&R、シックスシグマ
  1.2 故障部位と故障要因、診断技術、FMEA、QC7つの道具、実験計画法

 2 モータ保守と故障診断方法
  2.1 点検保守、振動法、温度管理、電流法によるモータ故障診断の方法
  2.2 据付け、モータ荷重、ミスアライメント、経年寿命、故障診断

 3 モータ絶縁
  3.1 巻線構成、許容温度、絶縁劣化、巻線欠陥、耐圧試験、サージ電圧、製品検査
  3.2 トラブル事例:インバータ運転レアショート、絶縁劣化の固定子電流法による検出

 4 モータ要素(軸受、オイルシール、減速歯車、冷却ファン)
  4.1 軸受寿命、軸受グリース、高速対応軸受、オイルシール、歯車損傷、ファン遠心力
  4.2 トラブル事例:軸受破損、軸受電食、オイル漏れ、歯車破損、亀裂の原因と対策

 5 振動
  5.1 振動原因、モータ電磁振動、アンバランス振動、振動測定法・振動判定方法
  5.2 トラブル事例:PMモータ開発のトルクリップルの問題と対策法

 6 騒音
  6.1 音の測定、音の判別、吸音機構、遮音と透過損失、振動絶縁
  6.2 トラブル事例;相手装置とモータの組合せで発生する騒音と対策

 7 インバータ
  7.1 インバータ制御、インバータ仕様、現場での諸特性、パラメータ
  7.2 トラブル事例:インバータ高周波電流漏れ、配線焼損、コネクタの接触不良

 8 品質問題の解決法
  8.1 FMERA分析、要因分析法、なぜなぜ分析、真因調査
  8.2 品質問題の解決へ手順、客先報告書の書き方
  8.3 トラブル対応:Goalの落とし所はどのように決めるの