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回路設計問題解決クリニック

≪配線遅延や電力、熱、ノイズの悩みへの処方箋≫

受講可能な形式:【Live配信】のみ
FPGA、SoCデジタルシステムを支えるアナログ技術の基本と応用
日時 2024年5月14日(火)  10:00~16:00
会場 オンライン配信セミナー  
会場地図
講師

神上コーポレーション株式会社
回路技術顧問
多胡 隆司(たご たかし) 氏

【略歴】
・ソニー株式会社 ディスプレイ事業部、ライフサイエンス事業部
・株式会社Liberaware 開発部 マネージャー
などを経て現職。
ソニー在籍時にライフサイエンス事業部(FCM開発チーム)や、ディスプレイ事業部(超高精細システム開発チーム)などに在籍し、おもに同社製品の電気設計で実績を上げる。
設備点検用ドローンを手がけるスタートアップ Liberaware社では技術開発部マネージャーとして活動。
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 49,500円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体45,000円+税4,500円
※S&T E-Mail案内登録価格,S&T複数同時申込み割引対象外
 申し込み受領後、主催会社日本アイアール(株)よりセミナー実施5営業日前を目安に受講票をお届け致します。
 受講票の発送をもちまして以後のキャンセルはお受けできません。
 受講予定の方がご出席できなくなった場合に、他の方が代わりにご受講されることは可能です。
 受講票発送以後、ご出席できなくなった場合は、当日の講義資料を郵送させていただきます。

※お支払い
 請求書に同封されている振込先一覧に記載の日本アイアール(株)指定口座に、請求日の1ヶ月以内に
 お振込みをお願い申し上げます。1ヶ月以内のご入金が難しい場合はお申し付けください。

※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格・キャンセル規定対象外のセミナーです。
主催日本アイアール(株)
オンライン配信Zoomによるオンライン受講となります。
備考※開催1週間前までに最少開催人数に達しない場合は、実施をキャンセルさせていただくことがあります。
※開催の場合は、開催1週間前程度から受講票と請求書を発送させていただきます。
得られる知識・トラブルを事前に回避する回路の見方と設計手法(基板間インターフェイスや発熱など)
・デジタルシステムでアナログ技術を使う上でのノウハウや注意点
対象・若手回路設計者
・回路の動作でトラブル対応に苦労された方
・システム全体を見渡したいと思っている方

セミナー趣旨

 FPGAやSoCなどを主体にしたデジタル回路も、複雑なシステムになると確実に動作させることが難しくなってきます。実はその際にアナログ技術の知識があると、手戻りを減らすことができる可能性があるのですが、それには所謂アナログ技術入門というより高周波に関する技術とか、熱に関する知識が必要になってきます。
 本講座では、設計の初期段階やシステム構想の段階で知っていれば、デジタル回路設計であっても検討手順を効率化するポイントとなるアナログ技術を重点的にお教えします。
 デジタル回路を主体とした設計をされている皆さんにも、システム全体を見渡す必要のある方にも、即効性のあるアナログ技術のお役立ち知識を提供致します。

セミナー講演内容

1. 概要

2.配線と遅延 ~システム設計で使えるアナログ技術~
2-1.配線
2-1-1.配線遅延
2-1-2.終端
2-1-3.配線抵抗
2-1-4.プリント基板配線2-2.基板間信号伝送
2-2-1.コネクタ接続
標準I/F(Compact PCIなど)から見るピン配置の工夫
2-2-2.ハーネス接続
標準I/F(SCSIなど)から見る信号配列の工夫
2-3.基板設計でのアナログ技術
部品配置と配線指示
2-4.デジタルインターフェースのアナログ技術
2-4-1. 反射とリンギング(オーバーシュート)
2-4-2. シリアルバスインターフェース(I2Cなど)
2-4-3. LVDS
2-4-4. USB

3. 電力(駆動・出力)回路
3-1 エミッタ(ソース)接地(スイッチング)の基礎と実際
トランジスタ、FETのスイッチング動作と実際
3-2. エミッタ(ソース)フォロアの基礎と実際
トランジスタ、FETの動作と実際

4. 熱設計と信頼性
4-1. 信頼性を設計する
発熱と故障、ディレーティング
4-2. 半導体の放熱設計
熱抵抗と放熱

5. 輻射とノイズ
5-1. 静電気
5-2. 電源妨害
5-3. 不要輻射

6. デジタルシステムでのアナログ技術
実際のシステム設計で使うアナログ技術
 

標準実施時間 5時間+休憩1時間