セミナー 印刷

FPGA / SoCデジタルシステムを支えるアナログ技術の基本と応用

~回路問題解決! ~配線遅延や電力、熱、ノイズ~

受講可能な形式:【Live配信】のみ
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2024年3月15日(金)  10:30~16:30
会場 オンライン配信セミナー  
会場地図
講師 多胡 隆司(たご たかし) 氏
神上コーポレーション株式会社 顧問

 <略歴>   
  
 1982/4 ソニー株式会社 入社
 1982/4~ 情報処理研究所
 1987/7~ ディスプレイ事業本部
 1997/2~ データ・システム部(データ記録システム開発) 2000/9 – A-cubed研究所
 2009/1~ ライフエレクトロニクス事業部
 2017/12 ソニー株式会社 早期退職
 2018/5~2021/10 株式会社Liberaware(小型ドローン開発)
 現在に至る
受講料(税込)
各種割引特典
53,900円 ( E-Mail案内登録価格 53,900円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体49,000円+税4,900円
E-Mail案内登録価格:本体49,000円+税4,900円
お1人様受講の場合 53,900円 (49,000円+税4,900円)
1口でお申込の場合  66,000円 (60,000円+税6,000円/1口(3名まで受講可能))
※S&T E-Mail案内登録価格 S&T複数同時申込み割引対象外

※開催7日前に請求書を発送します。
※開催日から9日前以降のキャンセルは受講料全額を申受けます。但し、セミナー終了後テキストを郵送します。
  ​一旦、納入された受講料はご返金できません。当日ご都合のつかない場合は代理の方がご出席下さい。
※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格・キャンセル規定対象外のセミナーです。
主催(株)トリケップス
オンライン配信★本セミナーは、Zoomウェビナーを使用して行います。
 受講者の通信回線にセキュリティなどの制限がある場合は参加できないことがあるため、
 事前に当日ご利用予定の通信回線にて、
 Zoom公式ページ(https://zoom.us)にアクセスできることをご確認していただくようお願いします。
 または、Zoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認ください。
 Zoomをダウンロードしている方はマイクとスピーカーのテストも可能です。
 ※こちらは接続テスト用のミーティングです。実際のセミナー参加者画面とは異なります。

★インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。
 講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。

★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

※開催5日前までに主催会社(株)トリケップスから参加者に当日必要なURLとパスワードをメールにてお知らせします。
備考★受講申込者が必要定員に満たないセミナーは中止・延期させていただく場合があります。
 その場合は開催1週間前にご連絡します。

★1口でお申込の場合
 代表受講者を定めて下さい。請求書発送等の連絡は代表受講者へ行います。
 申込時に参加者全員の氏名・所属が明記されていない場合、ご参加できない場合があります。

セミナー趣旨

 FPGAやSoCなどを主体にしたデジタル回路も複雑なシステムになると確実に動作させることが難しくなってきます。その際にアナログ技術の知識が解ると手戻りを減らすことができる可能性があるのですが、所謂アナログ技術入門というより高周波に関する技術とか、熱に関する知識が必要になってきます。設計の初期段階やシステム構想の段階でアナログ技術の理解があれば検討手順を効率化できる可能性があります。デジタル回路を主体とした設計をされている皆さんにもシステム全体を見渡す必要のある方にもお役に立てると思います。参考にしていただければ幸いです。
 若手回路設計者、回路の動作でトラブル対応に苦労された方、システム全体を見渡したいと思っている方にご受講をお勧めします。

セミナー講演内容

1 概要

2 配線と遅延~システム設計で使えるアナログ技術~

 2.1 配線
  2.1.1 配線遅延
  2.1.2 終端
  2.1.3 配線抵抗
  2.1.4 プリント基板配線
 2.2 基板間信号伝送
  2.2.1 コネクタ接続
    標準I/F(Compact PCIなど)から見るピン配置の工夫
  2.2.2 ハーネス接続
    標準I/F(SCSIなど)から見る信号配列の工夫
 2.3 基板設計でのアナログ技術
    部品配置と配線指示
 2.4 デジタルインターフェースのアナログ技術
  2.4.1 反射とリンギング(オーバーシュート)
  2.4.2 シリアルバスインターフェース(I2Cなど)
  2.4.3 LVDS
  2.4.4 USB

3 電力(駆動・出力)回路
 3.1 エミッタ(ソース)接地(スイッチング)の基礎と実際
   トランジスタ、FETのスイッチング動作と実際
 3.2 エミッタ(ソース)フォロアの基礎と実際
   トランジスタ、FETの動作と実際

4 熱設計と信頼性
 4.1 信頼性を設計する
   発熱と故障、ディレーティング
 4.2 半導体の放熱設計
   消費電力と熱抵抗

5 輻射とノイズ
 5.1 静電気
 5.2 電源妨害
 5.3 不要輻射

6 デジタルシステムでのアナログ技術
 実際にシステム設計で使ったアナログ技術