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化学工場・プラントの事故事例に学ぶ
本質的原因の探究と管理・指導側が講じるべき安全対策

本質的に事故確率を減らしていく管理手法を失敗事例から学ぶ

受講可能な形式:【Live配信】のみ


多くの企業・団体から招へいされ、全国各地で安全講演や安全教育講座で指導を続ける、
元・三井化学(株) 初代技術研修センター長が登壇!
重大事故の発生メカニズムと、
その再発防止策を深く理解するための実践的な知識が満載!


なぜ事故が起こるのか?あの事故はどうして起こってしまったのか?
事故の引き金となる事項を整理した上で、
本質的な事故防止に貢献する管理手法を、失敗事例をもとに解説。
約40年にわたる化学工場勤務経験だけでなく、
プラント運転員の育成を目的位に研修センターを立ち上げ若手育成に注力。
そして現在は国内外における化学プラント事故事例(過去50年分約6000件)や労働災害を題材に、
安全講演、企業の安全活動に対するコンサルタントなどでご活躍の講師が解説します。

<講義内容の一例>
 ○ 繰り返される重大事故から学ぶ具体的な教訓(事故周期、類似性 他)
 ○ 事故の共通点と本質的原因の深掘り(非定常時、反応暴走 他)
 ○ 管理・指導側が講じるべき具体策
 ○ 設備維持管理(保守保全)の失敗と教訓
日時 【Live配信】 2026年4月10日(金)  10:30~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の27,500円)

2月28日申込み受付分まで
早期申込割引価格対象セミナー【1名受講限定】
1名申込みの場合 : 受講料 35,200円(E-mail案内登録価格 35,200円)
 定価/E-mail案内登録価格ともに:本体32,000円+税3,200円
  ※1名様で開催月の2ヵ月前の月末までにお申込みの場合、上記特別価格になります。
  
※本ページからのお申込みに限り適用いたします。※他の割引は併用できません。

3月1日申込み受付分から
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合: 受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円 )
 定価:本体40,000円+税4,000円
 E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
 
【研修パック】対象セミナー
3名以上の申込みで 1人あたり19,800円
 本体18,000円+税1,800円(一人あたり)
  ※受講者全員のE-Mail案内登録が必須です。
  ※お申込みフォームで【研修パック】を選択のうえお申込みください。
  ※本ページからのお申込みに限り適用いたします。※他の割引は併用できません。
配布資料製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定) ※モノクロ版のみ
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、
 セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識1.化学工場などに存在する「危険源」を体系的に知る
2.設計管理,安全性評価、運転作業管理、設備管理、工事管理、変更管理など管理面での事故要因
3.事故から得られた貴重な教訓や事故の本質
対象・危険物や高圧ガスなどを取り扱う化学工場、石油化学、石油精製企業
・運転部門の管理職または運転支援スタッフ、中核運転員(作業責任者、班長、中堅運転員)
・安全を担当している安全管理者または安全スタッフ
・プロセスの設計・技術開発、設備設計、保全部門の管理職または中核人材

セミナー講師

半田化学プラント安全研究所 代表 半田 安 氏
元・三井化学 初代技術研修センター長

【紹介】
1974年 三井石油化学工業(現:三井化学)に入社
石油化学プラントの設計、保全、建設、調達、技術管理、安全管理に従事
2000年~ 三井化学(株)下関工場 エンジニアリング部長
2005年~ 三井化学エンジニアリング(株)本社 安全品証部長 
2006年5月~ 化学プラントの運転員を対象とした教育訓練組織
2012年3月迄 三井化学(株)技術研修センター  初代センター長として立ち上げ、人材育成に従事
2012年4月~ 本社 生産技術本部 海外技術部で海外人材の育成業務に従事
2015年1月 三井化学を退職後、事故や災害防止の安全活動を展開
詳細は 半田化学プラント安全研究所ホームページ 参照

 現在
★企業、行政、業界等の要望に応じ安全講演や安全教育講座を企画開催
 <化学工場の事故、労働災害・保安防災、HAZOP、人材育成・技術伝承>
★安全工学会、石油化学工業協会、山陽人材育成等などの安全セミナーで講演活動
★日本化学工業協会 レシポンシブル・ケア検証センター 主任検証員

セミナー趣旨

 事故が起こるのは危険源と呼ばれる「事故の引き金」が存在するからだ。化学物質など危険な物を取り扱う工場であれば「物質危険性」、「人のミス」、「設備の故障」が危険源となる。地震や停電などの「外乱」も事故の要因となる。

 では、危険源を知っていれば事故を防げるかというとそうでは無い。危険源を管理できなければ事故の確率を本質的に減らすことはできないからだ。リスクをしっかりと管理する能力が求められている。管理にも切り口がある。「設計管理」、「安全性評価」、「運転・作業管理」、「設備管理」、「工事管理」、「教育訓練」及び「変更管理」だ。

今回の講座では、過去に起こっている主要な事故事例を題材に、学ぶべき多くの教訓を紹介する。

セミナー講演内容

1.重大事故に学ぶ
1.1 社会に影響を与える爆発・火災事故
1.2 目新しい事故が増えているわけではない

2.なぜ事故が起こるのか
2.1 物質危険性 
2.2 人のミス 
2.3 設備の故障 
2.4 外乱 

3.管理の大切さその1
3.1 設計管理の失敗事例 
3.2 安全性評価の失敗事例 
3.3 運転・作業管理の失敗事例 

4.管理の大切さその2
4.1 設備管理、工事管理の失敗事例 
4.2 教育・訓練の失敗事例 
4.3 変更管理の失敗 

5.まとめ
5.1 事故の現状
5.2 重大事故を振り返ってみると
5.3 技術技能伝承の難しさ

□ 質疑応答 □