セミナー 印刷

自動運転を支えるセンサフュージョンの最前線
:LiDARが拓く未来

受講可能な形式:【Live配信】のみ
日時 2025年12月4日(木)  10:30~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
53,900円 ( E-Mail案内登録価格 53,900円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体49,000円+税4,900円
E-Mail案内登録価格:本体49,000円+税4,900円
お1人様受講の場合 53,900円 (49,000円+税4,900円)
1口でお申込の場合  66,000円 (60,000円+税6,000円/1口(3名まで受講可能))
※S&T E-Mail案内登録価格 S&T複数同時申込み割引対象外

※開催7日前に請求書を発送します。
※開催日から9日前以降のキャンセルは受講料全額を申受けます。但し、セミナー終了後テキストを郵送します。
  ​一旦、納入された受講料はご返金できません。当日ご都合のつかない場合は代理の方がご出席下さい。
※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格・キャンセル規定対象外のセミナーです。
主催(株)トリケップス
オンライン配信★本セミナーは、Zoomウェビナーを使用して行います。
 受講者の通信回線にセキュリティなどの制限がある場合は参加できないことがあるため、
 事前に当日ご利用予定の通信回線にて、
 Zoom公式ページ(https://zoom.us)にアクセスできることをご確認していただくようお願いします。
 または、Zoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認ください。
 Zoomをダウンロードしている方はマイクとスピーカーのテストも可能です。
 ※こちらは接続テスト用のミーティングです。実際のセミナー参加者画面とは異なります。

★インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。
 講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。

★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

※開催5日前までに主催会社(株)トリケップスから参加者に当日必要なURLとパスワードをメールにてお知らせします。
備考★受講申込者が必要定員に満たないセミナーは中止・延期させていただく場合があります。
 その場合は開催1週間前にご連絡します。

★1口でお申込の場合
 代表受講者を定めて下さい。請求書発送等の連絡は代表受講者へ行います。
 申込時に参加者全員の氏名・所属が明記されていない場合、ご参加できない場合があります。

セミナー講師

伊東敏夫(いとうとしお) 氏
   芝浦工業大学 SIT総合研究所 特任研究員 / 株式会社ハイパーデジタルツイン CEO

<略歴、等>
 1982年、神戸大学工学部システム工学科卒、同年、ダイハツ工業(株)入社。
 以来、カーエレクトロニクスの研究開発に従事し、各種運転支援システムを開発。社外活動として、
    ISO/TC204/WG14(走行制御システム)の日本代表を15年間担当
 2013年、ダイハツ工業(株)を定年退職し、芝浦工業大学の着任、運転支援システム研究室を開設。
 2022年、(株)ハイパーデジタルツインCEOに就任。
 2023年、芝浦工業大学を定年退職、以降、(株)ハイパーデジタルツインCEOを主とし、大学では
      芝浦工業大学SIT総合研究所 特任研究員として自動運転、LiDARで取得した点群データ処理等の研究を継続中。  
      博士(工学)

セミナー趣旨

 これまで、自動運転レベル1~2に対応するADAS(先進運転支援システム)では、主にミリ波レーダー、単眼カメラ、ステレオカメラといった単一の外界センサでシステムが構築されてきました。
 しかし、世界で初めて量産化されたホンダの自動運転レベル3対応システムでは、従来のミリ波レーダーや単眼カメラに加え、複数のLiDARを組み合わせたセンサフュージョンが採用され、大きな注目を集めています。これは、レベル2までは事故発生時の責任がドライバーにあったため、センサ性能に多少の不足があっても許容されていましたが、レベル3以上ではメーカーが責任を負うため、各種センサの融合によって大幅な性能向上が不可欠となったからです。
 このように、従来のセンサ性能を補完するものとしてLiDARを取り込んだセンサフュージョンは、現在、非常に注目されています。レクサスの最新自動運転システムや、日産が発表した新技術にもLiDARが搭載されていることからも、その重要性が伺えます。
 本セミナーでは、まず各社の従来のADASセンサの特性と、レベル3以上向けに発表されている最新の自動運転センサの動向をご紹介します。その上で、従来のセンサ技術とLiDAR技術について詳しく解説し、これらのセンサを組み合わせるセンサフュージョン技術の基礎から応用までを分かりやすくご説明します。さらに、今後の技術動向についても展望します。

セミナー講演内容

1 各社自動運転用センサ採用状況
 1.1 ADAS用車載センサ(自動運転レベル1~2)
 1.2 自動運転レベル3以上

2 各センサ技術の特徴
 2.1 電波レーダー
 2.2 単眼カメラ
 2.3 ステレオカメラ
 2.4 LiDAR

3 自動運転に必要なセンサ性能
 3.1 ドライビングシミュレータによる実験結果
 3.2 センサに要求される性能

4 カメラ技術の詳細
 4.1 これまでの物体認識技術
 4.2 ディープラーニング

5 LiDAR技術の詳細
 5.1 LiDARによる物体検出技術
 5.2 LiDARによる自己位置推定技術

6 フュージョン技術
 6.1 キャリブレーション
 6.2 複合型センサフュージョン
 6.3 統合型センサフュージョン
 6.4 融合型センサフュージョン
 6.5 連合型センサフュージョン

7 今後の動向