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金属材料の基礎マスター講座

金属材料の基礎知識や疲労・腐食の原因と評価・分析法から対策までが1日でわかる!

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】or【アーカイブ配信】のみ
日時 【Live配信(アーカイブ配信付)】 2025年10月15日(水)  10:00~17:00
【アーカイブ配信】 2025年10月17日(金)  (配信期間:10/17~10/31)
講師
福﨑技術士事務所 代表 福﨑 昌宏 氏
技術⼠(⾦属部門)、⽇本技術⼠会 正会員、千葉⼯業⼤学技術⼠会会員
【略歴】
・2003〜2005年 千葉⼯業⼤学⼤学院 ⼯学研究科 ⾦属⼯学専攻
・2005〜2013年 ⾦属加⼯メーカー
・2013〜2019年 建設機械メーカー
・2019年〜    福﨑技術士事務所 代表
 金属加工メーカーでは、研究・生産技術部門で不具合解決や品質向上に従事。
高温における耐クリープ特性の向上や、安定した特性をもつ温度センサーの開発などを担当。
建設機械メーカーでは、研究・生産技術部門で歯車などの機械部品の材料開発、材料分析評価に従事。
結晶粒粗大化防止のピン止め材の分析や、ガス軟窒化材の表面特性向上などを手がけた。
2017年に技術士(金属部門)取得。2019年4月独立開業。
専門分野は金属組織分析、熱間鍛造、圧延加工、金属疲労、表面硬化処理、熱処理、SEM観察
【主な著作】
2020年2月:機械設計 連載講座「機械設計者のための金属材料の基礎と不具合調査の進め方」P94-103
2019年2月:月刊技術士PE「YES-Metals! 第100回記念会合」P20-21
2005年9月:軽金属「AZ91マグネシウム合金における腐食挙動とミクロ組織の関係」P389-394 など
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 49,500円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体45,000円+税4,500円

【複数名受講割引あり】
同一企業様から複数名同時にお申し込み頂くと、人数に応じて下記割引が適用されます。
[2名様⇒20%、3名様⇒30%、4名様⇒40%、5名様以上⇒50% の割引となります]

※S&T E-Mail案内登録価格,S&T複数同時申込み割引対象外
 申し込み受領後、主催会社日本アイアール(株)よりセミナー実施5営業日前を目安に受講票をお届け致します。
 受講票の発送をもちまして以後のキャンセルはお受けできません。
 受講予定の方がご出席できなくなった場合に、他の方が代わりにご受講されることは可能です。
 受講票発送以後、ご出席できなくなった場合は、当日の講義資料を郵送させていただきます。

※お支払い
 請求書に同封されている振込先一覧に記載の日本アイアール(株)指定口座に、請求日の1ヶ月以内に
 お振込みをお願い申し上げます。1ヶ月以内のご入金が難しい場合はお申し付けください。
 請求書は、主催会社から開催確定後に順次発送いたします。

※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格・キャンセル規定対象外のセミナーです。
主催日本アイアール(株)
オンライン配信Zoomによるオンライン受講となります。
備考※開催1週間前までに最少開催人数に達しない場合は、実施をキャンセルさせていただくことがあります。
※開催の場合は、開催1週間前程度から受講票と請求書を発送させていただきます。
※アーカイブ配信期間終了日まで、本セミナーに関する範囲内で講師への質問が可能です。
 (セミナーテキストに講師の連絡先の記載がございます。)
得られる知識・金属材料の基礎を体系的に理解することができる。
・金属疲労や腐食など金属に発生するトラブルを理解することができる。
対象・金属材料や金属加工に関係する技術者・研究者
・初めて金属の腐食・防食を取り扱う技術者・研究者
・鉄鋼材料、ステンレス鋼、アルミニウム合金を加工する方 など

セミナー趣旨

 金属材料は建築物、自動車、電子機器など私たちの身近で様々なところに使用されています。
 金属材料には鉄鋼材料、ステンレス鋼、アルミニウム合金など色々な種類があります。金属材料の製品設計をする場合、金属の基礎的な特徴や材料組織を理解することが必要です。もし金属材料が破損した場合、人命にかかわる重大な事故が発生してしまうからです。
 また、金属材料に起こる不具合として「疲労」「摩耗・摩擦」「腐食」があります。いずれも見た目に大きな変化が見られず、小さな割れから大きな割れ、破損へとつながります。
 金属製品を適切に使用するためには、これら不具合の発生メカニズムを考慮することが重要です。
 本セミナーでは金属材料の基礎知識から疲労破壊と腐食の基本原理や発生メカニズムについて解説し、これを踏まえた改善方法について解説します。

セミナー講演内容

1. 金属材料の概要
 1-1周期表と金属元素
 1-2金属の性質
 1-2鉄ができるまで
 1-3溶接・鍛造
 
2. さまざまな金属材料

 2-1鉄鋼材料の特徴
 2-2ステンレス鋼の特徴
 2-3アルミニウム合金の特徴
 2-4銅合金の特徴
 
 3. 疲労破壊
 3-1疲労破壊のメカニズム
 3-2応力集中
 3-3破面観察
 3-4疲労破壊に影響する要因
 3-5鋼の表面硬化処理
 
4. 腐食と防食

 4-1腐食の基礎反応
 4-2イオン化傾向
 4-3不動態皮膜
 4-4腐食におよぼす環境要因
 4-5全面腐食と局部腐食
 4-6めっき防食