セミナー 印刷

体表面における生体信号の
低侵襲・非接触計測技術と応用

受講可能な形式:【Live配信】のみ
日時 2025年9月29日(月)  13:00~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
51,700円 ( E-Mail案内登録価格 53,900円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体47,000円+税4,700円
E-Mail案内登録価格:本体49,000円+税4,900円
お1人様受講の場合 51,700円 (47,000円+税4,700円)
1口でお申込の場合  66,000円 (60,000円+税6,000円/1口(3名まで受講可能))
※S&T E-Mail案内登録価格 S&T複数同時申込み割引対象外

※開催7日前に請求書を発送します。
※開催日から9日前以降のキャンセルは受講料全額を申受けます。但し、セミナー終了後テキストを郵送します。
  ​一旦、納入された受講料はご返金できません。当日ご都合のつかない場合は代理の方がご出席下さい。
※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格・キャンセル規定対象外のセミナーです。
主催(株)トリケップス
オンライン配信★本セミナーは、Zoomウェビナーを使用して行います。
 受講者の通信回線にセキュリティなどの制限がある場合は参加できないことがあるため、
 事前に当日ご利用予定の通信回線にて、
 Zoom公式ページ(https://zoom.us)にアクセスできることをご確認していただくようお願いします。
 または、Zoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認ください。
 Zoomをダウンロードしている方はマイクとスピーカーのテストも可能です。
 ※こちらは接続テスト用のミーティングです。実際のセミナー参加者画面とは異なります。

★インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。
 講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。

★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

※開催5日前までに主催会社(株)トリケップスから参加者に当日必要なURLとパスワードをメールにてお知らせします。
備考★受講申込者が必要定員に満たないセミナーは中止・延期させていただく場合があります。
 その場合は開催1週間前にご連絡します。

★1口でお申込の場合
 代表受講者を定めて下さい。請求書発送等の連絡は代表受講者へ行います。
 申込時に参加者全員の氏名・所属が明記されていない場合、ご参加できない場合があります。

セミナー講師

和泉慎太郎(いずみしんたろう) 氏
神戸大学大学院 科学技術イノベーション研究科 准教授 博士(工学)

<略歴>
2011年3月 神戸大学大学院 工学研究科 情報知能学専攻 博士後期課程修了
2009年4月~2011年5月 日本学術振興会 特別研究員
2011年6月~2018年5月 神戸大学 自然科学系先端融合研究環 重点研究部 助教
2018年6月~2019年3月 大阪大学 産業科学研究所 特任准教授
2019年4月~2022年3月 神戸大学大学院 システム情報学研究科 准教授
2022年4月~ 神戸大学大学院 科学技術イノベーション研究科 准教授
<研究>
センサーネットワーク、生体信号処理、低消費電力回路技術の研究に従事
<主な学会活動>
IEEE Biomedical and Life Science Circuits and Systems Technical Committee(BioCAS TC), Member(2018 -)
電気学会E部門 立体構造や柔軟材料への微細加工、実装技術に関する調査専門委員会, 委員(2017 -)
電子情報通信学会 Electronics Express(ELEX), 編集委員(2017 -)
IEEE Kansai Section, Young Professionals Affinity Group, Vice Chair(2014 ? 2016), Chair(2017 -)
電子情報通信学会 ヘルスケア・医療情報通信技術研究専門委員会(MICT研専), 専門委員(2016 -), 幹事補佐(2017 -)
電気学会 センサ・マイクロマシンと応用システムシンポジウム, 論文委員(2016 -)
電子情報通信学会 回路とシステムのワークショップ. 実行委員(2016 -). 世話人(2017)
日本新生児成育医学会会員(2016 -)
<主な受賞>
2020年10月 看護理工学学会, 看護理工学学会奨励賞,
2019年09月 電子情報通信学会ヘルスケア・医療情報通信技術研究専門委員会, ヘルスケア・医療情報通信技術研究賞 優秀研究賞
2019年06月 看護理工学会, 研究奨励賞
2019年05月 電子情報通信学会, LSIとシステムのワークショップ2019 優秀ポスター賞
2018年 電子情報通信学会, 電子情報通信学会ELEX Best Paper Award

セミナー趣旨

 日常的な生体情報の計測は疾患の早期発見や予防に有用であるが、使用者への負担が課題である。本セミナーでは体表面から得られる生体情報について概説し、低侵襲、あるいは非接触での計測技術を紹介する。特に非接触計測ではノイズ対策が不可欠であり、信号処理と機械学習による対策を紹介する。

セミナー講演内容

1 日常生活下における生体信号計測のニーズと課題
 1.1 社会的背景
 1.2 生体計測技術の意義
 1.3 生体計測技術へのニーズ
 1.4 生体計測における課題

2 体表面における生体信号と計測技術
 2.1 生体信号と計測技術の概説
 2.2 体表面における生体信号
 2.3 体表面電位
 2.4 体表面振動
 2.5 その他、皮膚表面で計測できる情報
 2.6 非接触計測技術と集積回路

3 低消費電力化とノイズ対策
 3.1 小型軽量化とバッテリー
 3.2 人体を用いたエナジーハーベスティング
 3.3 生体計測デバイスの消費電力
 3.4 低消費電力化技術
 3.5 生体信号計測におけるノイズと対策
 3.6 信号処理
 3.7 機械学習

4 医療ヘルスケア応用
 4.1 呼吸器関連の応用研究
 4.2 多チャンネル計測デバイス
 4.3 産科における分娩時モニタリング
 4.4 心房細動患者モニタリング
 4.5 ドップラーセンサによる非接触計測の実例

5 まとめと将来展望