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品質不良の対応と未然防止
《ロジカルに進めるための品質対応手法》

受講可能な形式:【Live配信】のみ
日時 2025年9月8日(月)  10:00~16:00
講師
神上コーポレーション株式会社 代表取締役 鈴木 崇司 氏
【略歴】
・共同技研化学株式会社 技術開発次長、品質管理次長、ラジカルプロダクト部(技術営業)次長
・富士通株式会社 モバイルフォン事業部 機種開発チーム、CAE共通チーム、組立(VPS)共通チーム
などを経て現職。
機械設計、特に小型高密度実装が必要とされる製品について高度な知見を有しており、機構設計に必要なアクリルポリマーフィルムなど材料開発業務の経験も豊富。
設計の上流工程のみならず、製造フェーズまで含めたトータルなものづくりの知識を有している。
「匠のコンサルタント」として技術指導実績多数。
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 49,500円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体45,000円+税4,500円

【複数名受講割引あり】
同一企業様から複数名同時にお申し込み頂くと、人数に応じて下記割引が適用されます。
[2名様⇒20%、3名様⇒30%、4名様⇒40%、5名様以上⇒50% の割引となります]

※S&T E-Mail案内登録価格,S&T複数同時申込み割引対象外
 申し込み受領後、主催会社日本アイアール(株)よりセミナー実施5営業日前を目安に受講票をお届け致します。
 受講票の発送をもちまして以後のキャンセルはお受けできません。
 受講予定の方がご出席できなくなった場合に、他の方が代わりにご受講されることは可能です。
 受講票発送以後、ご出席できなくなった場合は、当日の講義資料を郵送させていただきます。

※お支払い
 請求書に同封されている振込先一覧に記載の日本アイアール(株)指定口座に、請求日の1ヶ月以内に
 お振込みをお願い申し上げます。1ヶ月以内のご入金が難しい場合はお申し付けください。
 請求書は、主催会社から開催確定後に順次発送いたします。

※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格・キャンセル規定対象外のセミナーです。
主催日本アイアール(株)
オンライン配信Zoomによるオンライン受講となります。
備考※開催1週間前までに最少開催人数に達しない場合は、実施をキャンセルさせていただくことがあります。
※開催の場合は、開催1週間前程度から受講票と請求書を発送させていただきます。
得られる知識・品質対応の基礎
・品質管理手法
・品質対応に必要なフレームワーク
対象・品質保証部に所属しはじめた方
・品質対応が必要な方
・カイゼンを促していきたいマネージャー
・会社の品質対応を改善したい経営者の方

セミナー趣旨

 品質に関する問題や対応は、ビジネスにおいて重要な課題です。しかし、品質対応の方法や効果は、状況や手法によって大きく異なります。本セミナーでは、品質対応の基本的な考え方や行動の方法について、具体的な事例やツールを交えて解説します。また、品質対応力を高めるためには、デジタルトランスフォーメーション(DX)をどのように活用すべきか、組織や個人のスキルや体制の構築についてもお話しします。

・品質対応の基本的な考え方と行動の方法
・品質対応における問題の分析と解決の手法
・品質対応におけるコミュニケーションの重要性とスキル
・品質対応におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の活用方法
・品質対応力を高めるための組織や個人のスキルや体制の構築

セミナー講演内容

0. 会社紹介
 0.1 準備
 0.2 三現主義、五ゲン主義

1. 品質保証・品質管理とは
 1.1 QA:品質保証、QC:品質管理は?
 1.2 QA<QCの理由
 1.3 ヒューマンエラーはヒューマンエラーに非ず・なぜなぜ分析の落とし穴
 1.4 品質改善の進め方:品質対応は会社全体としての取組

2. 不良発生直後の対応
 2.1 初動調査の進め方・心構え
 2.2 各部門との連携
 2.3 暫定対策の決め方
 2.4 恒久対策の決め方

3. 不良を未然に防ぐためには:準備と連携
 3.1 原因追及・あるべき姿
 3.2 他部署とのコミュニケーションの必要性
 3.3 設計/製造FMEA
 3.4 プロセスコントロール

4. 実践事例に基づく品質対応:スマートフォン開発における不具合事例を元に
 4.1 数値化/バラツキ等の数値処理
 4.2 パネル浮き?/寸法不良対応
 4.3 防水NG対応
 4.4 スピーカー異音(びびり音)対応
 4.5 LCD硝子割れ対応

5. 体制・仕組み作り:品質は何もしない(ように見える)のが理想
 5.1 ISO:マネージメント規格
 5.2 DXの活用
 5.3 4M変更を意識して
 5.4 ツール:QC工程表
 5.5 IE(インダストリアル・エンジニアリング)について
 5.6 一人にしない/One for all All for oneの組織

6. ポイント5 改善:まずスタート、スモールスタート
 6.1 プロセス:フロントローディング導入をしてみる
 6.2 仕組み/システム:カイゼンのため
 6.3 教育/スキルアップ

7. まとめ