セミナー 印刷

積層部品用セラミックグリーンシート製造技術
(前後工程含めて)

受講可能な形式:【Live配信】のみ

積層部品用セラミックグリーンシートの製造技術について詳細に解説して頂くことによって、関連業界の方々の今後の事業に役立てていただくことを目的とします。
日時 2025年9月10日(水)  9:55~16:00
会場 オンライン配信  
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 49,500円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体45,000円+税4,500円
※S&T E-Mail案内登録価格 S&T複数同時申込み割引対象外
 申し込み受領後、主催会社(株)ジャパンマーケティングサーベイから請求書を郵送致します。
 またWebセミナーの視聴方法について詳細をご案内いたします。
※お支払い
 請求書に記載されている(株)ジャパンマーケティングサーベイ指定口座に、請求日の1ヶ月以内にお振込みお願い申し上げます。
 ■キャンセル
 開催日の11日前まで:無料にてキャンセルする事が出来ます。
 開催日の10日以内のキャンセルにつきましては、全額申し受けさせて頂きます。
※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格・キャンセル規定対象外のセミナーです。
主催(株)ジャパンマーケティングサーベイ
オンライン配信★Webセミナー(Zoomウェビナーを利用)として開催いたします。
備考※特記事項
 講演会は受講者数が規定に達しない場合中止する場合があります。
 尚、請求書は開催が決定した場合のみ送付いたします。
 写真撮影、録音、録画を禁止いたします。

セミナー講師

栗原光技術士事務所株式会社 代表取締役 栗原 光一郎 氏
1984年北海道大学大学院理学研究科化学第二専攻修士課程修了後、日立金属(株)入社。
主にセラミック積層電子部品のプロセス技術開発~量産を担当。
1999年プロセス開発担当した「デュアルバンド携帯電話機用アンテナスイッチモジュール」にて日刊工業新聞十大新製品賞を受賞。
2007年特許「ガラスセラミックス複合基板」で発明協会中国経済産業局長賞を受賞。
同年より知的財産担当。
2018年末栗原光技術士事務所を開業。
技術士(化学部門・総合技術監理部門)

セミナー趣旨

講師自身の、新規セラミック積層部品のプロセス技術開発~量産化の経験に基づいた内容です。なるべく回り道をせず製品化・量産化のためのセラミックグリーンシート製造技術の基礎、およびその周辺技術を学べます。さらに、プロセス開発における特許出願事例についても説明します。

セミナー講演内容

1.シート成形前工程 
  1.1 素原料紛混合 
   1.1.1 素原料紛の選定
   1.1.2 ボールミル湿式混合 
  1.2 素原料スラリーの乾燥 
  1.3 仮焼 
  1.4 ボールミル湿式粉砕 
  1.5 分散 
   1.5.1 設備・条件 
   1.5.2 バインダー選定 
   1.5.3 可塑剤選定 
  1.6 脱泡(粘度調整) 

 2.シート成形工程 
  2.1 バインダー量・可塑剤量適正化 
  2.2 シート密度・空隙率 
  2.3 スラリーの管理
  2.4 シート成形機 
   2.4.1 ダム構造 
   2.4.2 スラリー液面制御 
   2.4.3 スラリー性状 
   2.4.4 乾燥ゾーン 
   2.4.5 キャリアフィルム 

 3. シート成形後工程 
  3.1 ビアホール形成 
  3.2 内部配線印刷 
   3.2.1 導電ペーストの選定 
   3.2.2 耐シートアタック性
   3.2.3 印刷スクリーンの仕様選定・管理 
   3.2.4 スキージの選定・管理 
  3.3 積層・圧着 
   3.3.1 積層位置合わせ手段 
   3.3.2 圧着条件
  3.4 切断 
  3.5 焼成 
   3.5.1 温度プロファイル 
  3.6 端子電極形成 

 4. 周辺技術 
  4.1 クリーン環境 
   4.1.1 クリーン度 
   4.1.2 温度・湿度 
  4.2 解析・評価技術 
   4.2.1 表面分析 
    4.2.1.1 SEM/EDX 
    4.2.1.2 EPMA 
   4.2・2 マイクロフォーカスX線透視装置 
   4.2.3 超音波探傷/超音波イメージング装置 

 5.特許出願の推進 
  5.1 利用関係 
  5.2 「製造方法」の出願例 
  5.3 「もの」の出願例 
  5.4 「製造設備」の出願例 

 6.まとめ (備考 主な設備メーカ、サプライヤー)

≪タイムテーブル≫
 10:00~12:00 前半
 12:00~13:00 休憩 (1時間)
 13:00~16:00 後半
  ※講演中、適宜休憩(5分~10分程度)を設けます。 
  ※質疑応答(5分程度)を設けます。