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FPGA / SoCデジタルシステムを支える
アナログ技術の基本と応用

~回路問題解決~配線遅延や電力、熱、ノイズ~

受講可能な形式:【Live配信】のみ
日時 2025年8月22日(金)  10:30~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
53,900円 ( E-Mail案内登録価格 53,900円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体49,000円+税4,900円
E-Mail案内登録価格:本体49,000円+税4,900円
お1人様受講の場合 53,900円 (49,000円+税4,900円)
1口でお申込の場合  66,000円 (60,000円+税6,000円/1口(3名まで受講可能))
※S&T E-Mail案内登録価格 S&T複数同時申込み割引対象外

※開催7日前に請求書を発送します。
※開催日から9日前以降のキャンセルは受講料全額を申受けます。但し、セミナー終了後テキストを郵送します。
  ​一旦、納入された受講料はご返金できません。当日ご都合のつかない場合は代理の方がご出席下さい。
※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格・キャンセル規定対象外のセミナーです。
主催(株)トリケップス
オンライン配信★本セミナーは、Zoomウェビナーを使用して行います。
 受講者の通信回線にセキュリティなどの制限がある場合は参加できないことがあるため、
 事前に当日ご利用予定の通信回線にて、
 Zoom公式ページ(https://zoom.us)にアクセスできることをご確認していただくようお願いします。
 または、Zoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認ください。
 Zoomをダウンロードしている方はマイクとスピーカーのテストも可能です。
 ※こちらは接続テスト用のミーティングです。実際のセミナー参加者画面とは異なります。

★インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。
 講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。

★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

※開催5日前までに主催会社(株)トリケップスから参加者に当日必要なURLとパスワードをメールにてお知らせします。
備考★受講申込者が必要定員に満たないセミナーは中止・延期させていただく場合があります。
 その場合は開催1週間前にご連絡します。

★1口でお申込の場合
 代表受講者を定めて下さい。請求書発送等の連絡は代表受講者へ行います。
 申込時に参加者全員の氏名・所属が明記されていない場合、ご参加できない場合があります。

セミナー講師

多胡隆司(たごたかし) 氏
  神上コーポレーション株式会社 顧問

 <講師紹介>     1982/4 ソニー株式会社 入社
1982/4 – 情報処理研究所
1987/7 – ディスプレイ事業本部
1997/2 – データ・システム部(データ記録システム開発)
2000/9 – A-cubed研究所
2009/1 – ライフエレクトロニクス事業部
2017/12 ソニー株式会社 早期退職
2018/5 – 2021/10 株式会社Liberaware(小型ドローン開発)

セミナー趣旨

 FPGAやSoCなどを主体にしたデジタル回路も複雑なシステムになると確実に動作させることが難しくなってきます。その際にアナログ技術の知識が解ると手戻りを減らすことができる可能性があるのですが、所謂アナログ技術入門というより高周波に関する技術や熱、信頼性に関する知識が必要になってきます。例えば配線遅延は高周波アナログ回路の技術ですがデジタル回路のタイミング設計で忘れてはならない要素になります。デジタル回路設計の初期段階やシステム構想の段階でアナログ技術の理解があれば検討手順を効率化できる可能性があります。
 デジタル回路を主体とした設計をされている皆さんだけでなく、システム全体を見渡す必要のある方にもお役に立てると思います。参考にしていただければ幸いです。

セミナー講演内容

1 概要

2 配線と遅延~システム設計で使えるアナログ技術~
 2.1 配線
  2.1.1 信号の速度
  2.1.2 終端と反射
  2.1.3 様々な配線…ツイストペアや同軸、プリント基板
 2.2 基板間信号伝送
  2.2.1 コネクタ接続…標準I/F(Compact PCIなど)から見るピン配置の工夫
  2.2.2 ハーネス接続…標準I/F(SCSIなど)から見る信号配列の工夫

3 配線遅延とタイミング~デジタル信号はアナログ技術~
 3.1 配線遅延とタイミング
 3.2 信号伝送と部品配置 配線のアナログ技術…回路設計と基板設計、部品配置や配線指示

4 電力(駆動・出力)回路
 4.1 エミッタ(ソース)接地(スイッチング)の基礎と実際…トランジスタ、FETのスイッチング動作と実際
 4.2 エミッタ(ソース)フォロアの基礎と実際…トランジスタ、FETの動作と実際

5 熱設計と信頼性
 5.1 信頼性を設計する…発熱と故障、ディレーティング
 5.2 半導体の放熱設計…熱抵抗と放熱

6 輻射とノイズ
 6.1 静電気
 6.2 電源妨害
 6.3 不要輻射

7 デジタルシステムでのアナログ技術~実際のシステム設計で使うアナログ技術~