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PCB(基板)アンテナの基礎技術

受講可能な形式:【会場受講】のみ
プリント基板設計のポイントも掴める入門セミナー、 Sonnet Lite活用の手順も解説!
日時 2025年7月1日(火)  10:00~17:00
会場 東京・千代田区神田錦町 ちよだプラットフォームスクウェア  
会場地図
講師 小暮裕明(こぐれひろあき) 氏
    小暮技術士事務所 所長

     技術士(情報工学)/工学博士(東京理科大学)/特種情報処理技術者/電気通信主任技術者(第1種伝送交換)
 <略歴>     1977年 東京理科大学卒業後、エンジニアリング会社で電力プラントの設計・開発に従事
 1988年 技術士国家試験「技術士第二次試験」合格・登録(#20692 情報工学部門)
 1992年 技術士として独立開業 SE教育、電磁界シミュレータ技術指導を開始
 1998年 東京理科大学大学院博士課程(社会人特別選抜)修了、工学博士
 2004~2017年 東京理科大学講師(非常勤)コンピュータネットワーク他を担当
 2014~2017年 拓殖大学工学部講師(非常勤)電気磁気測定 担当
  現在、技術士として技術コンサルティング業務、セミナー講師等に従事
 <専門>     電磁界シミュレータ技術指導、小型アンテナ設計支援、SE教育、講演など
受講料(税込)
各種割引特典
53,900円 ( E-Mail案内登録価格 53,900円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体49,000円+税4,900円
E-Mail案内登録価格:本体49,000円+税4,900円
お1人様受講の場合 53,900円 (49,000円+税4,900円)
1口でお申込の場合  66,000円 (60,000円+税6,000円/1口(3名まで受講可能))
※S&T E-Mail案内登録価格 S&T複数同時申込み割引対象外

※開催7日前に請求書を発送します。
※開催日から9日前以降のキャンセルは受講料全額を申受けます。但し、セミナー終了後テキストを郵送します。
  ​一旦、納入された受講料はご返金できません。当日ご都合のつかない場合は代理の方がご出席下さい。
※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格・キャンセル規定対象外のセミナーです。
主催(株)トリケップス
備考★受講申込者が必要定員に満たないセミナーは中止・延期させていただく場合があります。
 その場合は開催1週間前にご連絡します。

★1口でお申込の場合
 代表受講者を定めて下さい。請求書発送等の連絡は代表受講者へ行います。
 申込時に参加者全員の氏名・所属が明記されていない場合、ご参加できない場合があります。

セミナー趣旨

 センサーなどのIoT機器はワイヤレス化が必須です.無線モジュールは小型化・IC化が進み,さまざまなシステムに適用されはじめました.装置に内蔵する小型アンテナは,自前で作るのが理想的です.アンテナは内蔵することで性能が低下しますが,遠方界通信用では放射効率を重視した設計が必要です.
 本セミナーでは,講師が多くの企業で指導している電磁界シミュレータを活用したアンテナ設計の具体的な事例で,PCB(基板)アンテナ設計のポイントを学びます(併せて Sonnet Lite活用の手順も解説).

セミナー講演内容

1 PCB(プリント基板)の配線設計
  1.1 配線の種類と特徴
  1.2 配線の特性インピーダンスとは
  1.3 配線の引き回し
  1.4 Sパラメータによる評価

2 アンテナの種類と特徴
  2.1 電界型アンテナとは
  2.2 磁界型アンテナとは
  2.3 重要な共振現象
  2.4 共振しないアンテナとは
  2.5 アンテナの種類と特性

3 アンテナの設計ツール
  3.1 電磁界シミュレータの活用
  3.2 Sonnet Liteによる設計事例
  3.3 電磁界シミュレータで得られるアンテナ特性

4 PCBの配線設計ツール
  4.1 配線のSパラメータ
  4.2 お行儀の悪い電気とは
  4.3 配線の電流分布と電磁結合

5 PCBで作るアンテナの種類
  5.1 逆Lアンテナとは
  5.2 逆Fアンテナのしくみを解明
  5.3 メアンダアンテナの設計方法
  5.4 パッチアンテナの設計方法
  5.5 紙やフィルム上のアンテナ設計

6 配線の先に置くアンテナ
  6.1 同軸ケーブルで給電する
  6.2 配線で給電する

7 試作と簡易測定
  7.1 CADデータの出力とPCBの発注
  7.2 安価なVNA(ネットアナ)で測定
  7.3 簡易電波暗箱で測定
  7.4 実装上の注意点