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PCB(基板)アンテナの基礎技術

★プリント基板設計のポイントも掴める入門セミナー、Sonnet Lite活用の手順も解説!

受講可能な形式:【会場受講】のみ
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2023年6月26日(月)  10:00~17:00
会場 東京都内(詳細は後日ご案内いたします)  千代田区の会場を予定
会場地図
講師 小暮技術士事務所 所長
技術士(情報工学)/工学博士(東京理科大学)/特種情報処理技術者/電気通信主任技術者(第1種伝送交換)
小暮 裕明(こぐれ ひろあき) 氏 


 <略歴>
1977年 東京理科大学卒業後、エンジニアリング会社で電力プラントの設計・開発に従事
1988年 技術士国家試験「技術士第二次試験」合格・登録(#20692 情報工学部門)
1992年 技術士として独立開業 SE教育、電磁界シミュレータ技術指導を開始
1998年 東京理科大学大学院博士課程(社会人特別選抜)修了、工学博士
2004~2017年 東京理科大学講師(非常勤)コンピュータネットワーク他を担当
2014~2017年 拓殖大学工学部講師(非常勤)電気磁気測定 担当
現在、技術士として技術コンサルティング業務、セミナー講師等に従事

<専門>
電磁界シミュレータ技術指導、小型アンテナ設計支援、SE教育、講演など
受講料(税込)
各種割引特典
51,700円 ( E-Mail案内登録価格 51,700円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体47,000円+税4,700円
E-Mail案内登録価格:本体47,000円+税4,700円
お1人様受講の場合 51,700円 (47,000円+税4,700円)
1口でお申込の場合  62,700円 (57,000円+税5,700円/1口(3名まで受講可能))
 
※S&T会員価格 S&T複数同時申込み割引対象外
※開催7日前に主催会社(株)トリケップスから受講票、会場地図、請求書を発送します。
※開催日から9日前以降のキャンセルは受講料全額を申受けます。但し、セミナー終了後テキストを郵送します。
※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格・キャンセル規定対象外のセミナーです。
主催(株)トリケップス

セミナー趣旨

 センサーなどのIoT機器はワイヤレス化が必須です.無線モジュールは小型化・IC化が進み,さまざまなシステムに適用されはじめました.装置に内蔵する小型アンテナは,自前で作るのが理想的です.アンテナは内蔵することで性能が低下しますが,遠方界通信用では放射効率を重視した設計が必要です.
 本セミナーでは,講師が多くの企業で指導している電磁界シミュレータを活用したアンテナ設計の具体的な事例で,PCB(基板)アンテナ設計のポイントを学びます(併せて Sonnet Lite活用の手順も解説).

セミナー講演内容

1 PCB(プリント基板)の配線設計
 1.1 配線の種類と特徴
 1.2 配線の特性インピーダンスとは
 1.3 配線の引き回し
 1.4 Sパラメータによる評価

2 アンテナの種類と特徴
 2.1 電界型アンテナとは
 2.2 磁界型アンテナとは
 2.3 重要な共振現象
 2.4 共振しないアンテナとは
 2.5 アンテナの種類と特性

3 アンテナの設計ツール
 3.1 電磁界シミュレータの活用
 3.2 Sonnet Liteによる設計事例
 3.3 電磁界シミュレータで得られるアンテナ特性

4 PCBの配線設計ツール
 4.1 配線のSパラメータ
 4.2 お行儀の悪い電気とは
 4.3 配線の電流分布と電磁結合

5 PCBで作るアンテナの種類
 5.1 逆Lアンテナとは
 5.2 逆Fアンテナのしくみを解明
 5.3 メアンダアンテナの設計方法
 5.4 パッチアンテナの設計方法
 5.5 紙やフィルム上のアンテナ設計

6 配線の先に置くアンテナ
 6.1 同軸ケーブルで給電する
 6.2 配線で給電する

7 試作と簡易測定
 7.1 CADデータの出力とPCBの発注
 7.2 安価なVNA(ネットアナ)で測定
 7.3 簡易電波暗箱で測定
 7.4 実装上の注意点