セミナー

極数と巻き線方式に重点を置いた
ブラシレスモータの特性と設計

日時 2019年11月7日(木)  10:30~16:30
会場 東京・千代田区神田 御茶ノ水 オームビル  
会場地図
講師 坂本 正文 氏  工学博士 

    電気学会プロフェッショナル、足利工業大学客員研究員、
    日本ピストンリング(株)技術アドバイザー;(株)藤田電機、技術顧問、
    元日本電産サーボ(株)名誉顧問、元群馬大学非常勤講師、
受講料(税込)
各種割引特典
50,600円 ( S&T会員受講料 50,600円 ) S&T会員登録について
定価:本体46,000円+税4,600円
会員:本体46,000円+税4,600円
お1人様受講の場合 50,600円 (46,000円+税4,600円)
1口でお申込の場合 62,700円 (57,000円+税5,700円/1口(3名まで受講可能)
 
※S&T会員価格 S&T複数同時申込み割引対象外
※開催7日前に主催会社(株)トリケップスから受講票、会場地図、請求書を発送します。
※開催日から9日前以降のキャンセルは受講料全額を申受けます。但し、セミナー終了後テキストを郵送します。
※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格・キャンセル規定対象外のセミナーです。
主催(株)トリケップス
備考※計算演習をしますので電卓をご持参ください
得られる知識1)BLDCMの多極化と特性、巻き線率、高トルク化、低振動化、低騒音化、
 低コギングトルク化の知識が得られる。
2)モータのトルクー速度曲線、電流ー速度曲線を電卓で計算作図できるようになる。
3)小形EV車、小形インホイールEV車用モータ、ドローン用モータ等の構造や
 設計のポイントが理解できるようになる。
4)回転電機の磁気回路の考え方が習得できる。
対象モータのユーザー、モータの設計者、モータの品質管理者、EV技術関係者、
回転電機の教鞭をとる技術系大学関係者。磁気回路の習得を志す人。

【予備知識】
 フレミング則、フアラデー電磁誘導則、アンペア周回路則、
 三角関数、微積分の初歩の理解。

セミナー趣旨

 ブラシレスモータは効率や制御性の良さから広く使用されるようになり、最近はEVやドローンへの用途が急拡大している。このブラシレスモータは回転子極数、固定子巻き線極数、及び巻き線方式の組み合わせで、特性が大きくかわる。そこで、これらの3要素に重点を置いた本モータの特性と設計を理解することが、ユーザー、及び開発関係者に重要であることに鑑みた、首題のセミナーを実施するものである。詳細内容は講義項目を参照されたい。
 限界トルクを高めるために、多極設計としても、低コギングトルクで低振動低騒音化の技術と設計法を述べる。ブラシレスモータの設計は磁場解析ソフトではなく、永久磁石のBH近似直線とフレミング則を使用して、電卓で速度ートルク、電流特性(N-I・T特性)を求め、複雑なアキシャルギャップBLDCモータは起磁力方程式の併用でN-I・T特性をもとめる。モータ設計の基礎をやさしく解説、演習するので、誰でも簡単にできるようになる。そして、小型EVインホイールモータやドローンへの応用設計を解説する。
 筆者はモータメーカーで四十数年の設計経験と、大学での10年の教鞭の経験、また最近は数社の技術顧問及びアキシャル立体ギャップBLDCMを世界に先駆けて開発し、EVカート競技にも、多数参加の経験を有している。

セミナー講演内容

 1) 磁気回路の基礎
   1} 磁気の3法則
     1) フレミング則
     2) ファラデイ則
     3) アンペアの周回路則
   2} 磁性体と永久磁石
   3} 簡易磁路法と起磁力方程式法

 2) ブラシレスモータの原理と構造
   1) BLDCMの原理、構造
   2) 集中巻きと分布巻き
   3) 極数、スロット数、相数と巻き線
   4) コギングトルク
   5) 短節巻き係数、分布巻き係数
   6) 誘起電圧と奇(偶)数次高調波
   7) ロータ磁極構成と弱め界磁
   8) スター、デルタ結線
   9) 相内磁路、相間磁路と巻き線率
   
 3) 極数と巻き線方式に重点を置いたBLDCMの設計
   1) 6S4Pインナーロータモータ
   2) 6S8Pアキシャルギャップモータ
   3) 12S、アウター10P,インナー14Pモータ
   4) 18S20P、アウターロータモータ
   5) 18S22P、アウターロータモータ
  
 4) 限界トルクを大きくした多極モータ
   1) EV用途の場合
   2) ドローンの場合
   3) ダイレクト駆動

□名刺交換・質疑応答□