セミナー

基板から装置・システムまでの
グラウンドとシールド

― グラウンドとシールドの基本と実際・事例分析 ―

会場変更のお知らせ(更新:2019年9月3日16:05)
東京・千代田区神田 御茶ノ水 オームビル

東京・千代田区神田錦町 ちよだプラットフォームスクウェア
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2019年9月13日(金)  10:30-16:30
会場 東京・千代田区神田錦町 ちよだプラットフォームスクウェア  
会場地図
講師 斉藤 成一 氏 
  SSノイズラボラトリ 代表, 博士(工学)

 大学卒業後,電機メーカにて,化学,鉄鋼プラントなどの制御用コンピュータシステムや
通信サーバなどの高性能コンピュータの研究・開発,そして基盤技術となる高速信号伝送や
EMCの研究・開発など幅広く経験し,グラウンドやシールド設計を含む電磁ノイズ低減,
シグナリインテグリティに取り組んできました.
 また,高専・大学にて,環境電磁工学の研究指導や高周波回路・通信工学講義などを担当(現在も一部継続)。
 現在は,ノイズや高速回路を中心に電気電子機器に関する技術コンサルティングを行っています。
 http://www.ssnoiselab.com 
受講料(税込)
各種割引特典
49,680円 ( S&T会員受講料 49,680円 ) S&T会員登録について
定価:本体46,000円+税3,680円
会員:本体46,000円+税3,680円
お1人様受講の場合 49,680円 (46,000円+税3,680円)
1口でお申込の場合 61,560円 (57,000円+税4,560円/1口(3名まで受講可能)
 
※S&T会員価格 S&T複数同時申込み割引対象外
※開催7日前に主催会社(株)トリケップスから受講票、会場地図、請求書を発送します。
※開催日から9日前以降のキャンセルは受講料全額を申受けます。但し、セミナー終了後テキストを郵送します。
※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格・キャンセル規定対象外のセミナーです。
主催(株)トリケップス

セミナー趣旨

 最近の電子装置では,プロセッサのクロック高周波数化をはじめ高速化が進んでおり,
対ノイズ設計の要となるグラウンドおよびシールドを高周波の観点で十分加味して設計
段階から適切に盛り込むことが必要となります。
 グラウンドでは,信号の高速化とともにインピーダンスの上昇や共振への対応などの
課題が顕在化し,トライアルアンドエラーや1点グラウウンドの考え方では解決不可能な
ケースが非常に多くなっています。また,シールドでは,シールド方法の種類やポイントを
知らなかったために,シールド効果が思い通り得られずに耐ノイズやEMI規格を満足でき
なかったり,大幅なコスト増大が発生したりするケースが見られます。
 本セミナーでは,グラウンドとシールドの基本を把握いただき,基板から装置・シス
テムに至るまで実際の設計に効果的に展開できるように,理論と実際をわかりやすく解
説するとともに,事例を適宜交えることで理解度を高めます。
 なお,事例説明では単なる事例紹介に留まらず,事例分析によって応用力を養うこと
を志向します。

セミナー講演内容

Ⅰ グラウンド
 1 グラウンドとは

  1.1 グラウンドとアース(大地接地)
  1.2 アース(大地接地)の役割
  1.3 電子装置でのグラウンドの役割
  1.4 電子装置内のグラウンド(FG. SG, ACG)

 2 グラウンドの基本
  2.1 共通インピーダンスによるノイズ誘導(導電誘導)
  2.2 ノイズの伝導の基本(モードの考え方)
  2.3 1点グラウンドと多点グラウンド
  2.4 パワー回路におけるグラウンド

 3 基板におけるグラウンド
  3.1 基板におけるグラウンドの考え方
  3.2 信号伝送路としてのグラウンド
  3.3 グラウンド平面の共振現象と解決法
  
 4 装置におけるグラウンド
  4.1 装置におけるグラウンド(FG,SG,ACG)の考え方
  4.2 装置筐体のグラウンドとしての働き

 5 システムにおけるグラウンド
  5.1 システムにおけるグラウンドの考え方
  5.2 システムグラウンドの問題点と解決法

 6. 混成グラウンド
  6.1 高周波のみグラウンド接続方式
  6.2 低周波のみグラウンド接続方式
  6.3 混成グラウンド適用法

 7. グラウンドに関する事例
  7.1 シールド処理によるEMI低減
  7.2 装置間グラウンド電位差による誤動作対策事例
  7.3 EMI規格適合への対策事例
  7.4 グラウンド間ノイズによるデータ異常発生事例
 
Ⅱ シールド
 1 シールドとは

  1.1 シールドの役割
  1.2 シールドの種類(静電シールド,磁気シールド,電磁シールド)

 2 シールドの基本
  2.1 ノイズの発生と空間結合
  2.2 波動インピーダンスとは
  2.3 波動インピーダンスとシールドの関係

 3 静電シールド
  3.1 静電シールドの原理
  3.2 静電シールドの適用上のポイント

 4 磁気シールド
  4.1 磁気シールドの原理
  4.2 磁気シールドの適用上のポイント
  4.3 磁気シールドの実測例
 
 5 電磁シールド <その1>
  5.1 電磁誘導による電磁シールドの原理
  5.2 適用上のポイント

 6 電磁シールド <その2>
  6.1 電磁波に対する電磁シールドの原理
  6.2 適用上のポイント

 7 シールドに関する事例
  7.1 ディジタル回路から微小アナログへの誘導対策
  7.2 電磁波に対するシールド効果測定例
  7.3 静電気ノイズ強化事例
  7.4 シールド強化による計算機システムのEMI低減事例