セミナー

ゴムの配合・混練・加工技術とトラブル対策事例

~ニーズに応える材料づくり~

ゴム混練をはじめとしたゴム加工のメカニズムから、加工工程が抱える課題やプロセスの最適化の考え方、さらには適切な加工条件をまで実例を交えて解説します!
日時 2019年4月17日(水)  10:00~16:30
会場 東京・江東区東陽 江東区産業会館  第2会議室
会場地図
講師 元横浜ゴム(株) 技術士(環境保全) 村木 孝夫 氏

<ご専門>
 ゴム材料・配合・加工技術

<学協会>
 ゴム協会、技術士会

<ご略歴>
 1976年 横浜ゴム入社(材料研究所配属)ゴム原材料の研究開発、配合技術開発、ゴム加工性評価法開発に従事
 1992年 工場生産技術課へ配属。(混合・押出・加硫の生産技術管理)
 1997年 材料部へ配属(材料設計課長)。省エネ配合技術、架橋ゴムリサイクル実用化業務に従事
 2006年 CSR本部へ配属。ISO構築、環境リスク低減全般業務に従事(REACH規制対応など)
 2010年 同本部で化学物質管理システムの構築とサプライチェーン管理業務に従事
受講料(税込)
各種割引特典
49,980円 ( S&T会員受講料 47,250円 ) S&T会員登録について
定価:本体46,278円+税3,702円
会員:本体43,750円+税3,500円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,990円)】
  ※2名様とも案内登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  ※上記以外の割引は適用・併用できません。
  ※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格対象外のセミナーです。
  ※サイエンス&テクノロジーが設定しているキャンセル規定対象外のセミナーです。
主催(株)R&D支援センター
備考資料・昼食付
得られる知識・ゴム配合、練りの基礎
・ニーズに応えるためのゴム材料づくりの手法
・ゴム材料・加工におけるトラブル原因の調査とその対策
・加工機の種類・特徴・選択法
・混練り方法がゴム製品に与える影響
対象・ゴム材料を利用した製品の研究開発・設計・生産技術・製造・品質管理に関わる方
・ゴム材料の研究開発・製造に関わる方
・ゴム加工機械の設計・開発に関わる方

セミナー趣旨

 ゴム製品を製造する場合、周知のごとく幾つもの複雑な工程を経る必要があり、工程ごとに固有の問題が数多く存在している。中でもゴムの加工に関する問題はゴム製品の生産性に直接関与するため、技術的な関心が高く、また検討材料として触れる機会も多いと思われる。ゴムの加工性を改善するアプローチとしては、加工条件や工程の変更、あるいはゴム配合の見直しをしてみるのが一般的である。
 本講座では、ゴムの本質を理解し、ゴム混練をはじめとしたゴム加工のメカニズムから、加工工程が抱える課題やプロセスの最適化の考え方、さらには適切な加工条件を実現する手法など、配合技術、加工技術の基礎から応用、実用的な技術、トラブル対応までを具体的に解説する。

セミナー講演内容

1.ゴム材料とは?
  1-1.ゴム分子の構造と安定性
  1-2.ゴムの基本的因子と分子構造

2.原料ゴムの特性
  2-1.原料ゴムの化学的特徴
  2-2.原料ゴムの特性

3.ゴムの配合設計
  3-1.ゴム配合を構成する要素
  3-2.ゴム配合物とゴムの補強
    3-2-1.機械的性質
    3-2-2.補強モデル
    3-2-3.粘弾性特性と時間温度換算則
  3-3.ゴム充填剤(カーボンブラック他)
  3-4.ゴム架橋剤
  3-5.ゴム用老化防止剤
  3-6.その他各種配合剤の種類と特徴(加硫助剤、樹脂・オイルなど)

4.ゴム加工技術とトラブル対策
  4-1.ゴム工場加工性問題
  4-2.加工性を左右するゴムの流動挙動
  4-3.練り工程
    4-3-1.混合状態とコンパウンド特性
    4-3-2.ゴム練り状態評価と成形加工性
    4-3-3.新しいゴム練り状態評価方法の検討
  4-4.押出~成形工程
    4-4-1.ゴム流動性の特徴と押出加工性への影響
    4-4-2.粘性流動性と押出加工性の関係
    4-4-3.ゴムの流動性と押出加工でのトラブル対策
    4-4-4.ゴムの流動性指標と加工性(押出加工や金型成形加硫)との関係
    4-4-5.流動性指標による加工性向上(加工条件,ゴム配合など)
  4-5.加硫工程
    4-5-1.加硫工程での主要なトラブルと対策
    4-5-2.金型成形におけるトラブルと対策
    4-5-3.金型成形における不良問題
    4-5-4.離型性、金型汚染
  4-6.ポリマーにおける加工性の課題
  4-7.材料技術からみた加工工程における課題抽出と品質改善

5.ニーズに応える材料づくり
  5-1.ニーズに応える材料づくりとは
  5-2.強いゴムをつくる方法
  5-3.ゴムの硬さを調整する方法
  5-4.ゴム材料の伸びと架橋密度の関係
  5-5.耐摩耗性を向上させるには
  5-6.耐摩擦性を向上させるには
  5-7.防振性を向上させるためには
  5-8.耐候性を向上させるには
  5-9.耐疲労性を向上するには
  5-10.使用温度に対応できるゴム材料をつくる方法
  5-11.非相溶系ゴム同士の接着力を向上させるためには

6.加硫後のゴム材料(製品)のトラブルと対策
  6-1.トラブル要因の整理
  6-2.トラブル解析の具体的な手法
    -熱劣化、酸化劣化の原因究明と対策-
  6-3.加硫ゴムのオゾン劣化
  6-4.加硫ゴムの水劣化(残留塩素)
  6-5.加硫ゴムの耐油性(膨潤と劣化)
  6-6.ブルーム、ブリード現象による外観悪化
  6-7.ゴム-繊維接着不良
  6-8.接着劣化、銅害、金属害による接着性低下
  6-9.金型汚染トラブル
  6-10.ホース材の繊維接着性劣化