セミナー

市場・製品・技術ロードマップの
体系的、組織的な作成プロセスと成功のポイント

~単なる資料作成ではない、プロセスを重視したロードマップの作成~

■ロードマップ作成のための活動の全体体系■
■実際のロードマップ作成に取り組む以前の必要要件■
■ロードマップ作成の具体的方法■

<価値づくり特集セミナー>

長期の視点を持ち、市場の行く末を今から想定し、周到な準備を行い、
 またその上で、同時に市場の動きをモニターしながら、タイムリーに計画を調整・変更する、、、

競合企業に先んじて 革新的なテーマを継続的に創出するために

なにから始めるのか? 携わる人数は? どのくらいのスパンなのか? 機能させるための運用方法は?
日時 2020年4月28日(火)  10:30~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  4F 研修室
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( S&T会員受講料 46,970円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税4,500円
会員:本体42,700円+税4,270円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で49,500円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額24,750円) 
特典【価値づくり】セミナー特典
1.本セミナーは「価値づくりセミナー専用クーポン」をご利用頂けます。
2.本セミナーにお申込み頂いた方には「価値づくりセミナー専用クーポン」をプレゼントいたします。 

「価値づくりセミナー専用クーポン」について
 ※セミナーへのお申込み後、受講券・請求書と一緒に発送いたします。
 ※「価値づくりセミナー」にのみご利用いただけます。「価値づくりセミナー」の一覧は⇒コチラ
 ※有効期限は発効3カ月後の月末までとなります。
 ※1度のお申込みにつき、クーポンは1枚(5,000円分)までの利用となります。
 ※アカデミー割引との併用はできません。
備考資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
得られる知識・ロードマップ作成のための活動の全体体系
・実際のロードマップ作成に取り組む以前の必要要件
・ロードマップでカバーすべき項目
・実際ロードマップ作成の具体的方法
・ロードマップ作成成功のポイント
キーワード:市場ロードマップ、製品ロードマップ、技術ロードマップ

セミナー講師

ベクター・コンサルティング(株) 代表取締役 浪江 一公 氏
【講師情報】

セミナー趣旨

 今、新興国の企業は日本企業の経営や技術を徹底して研究し、それまでリードしてきた日本企業を追い上げ、既に多くの分野で日本企業を凌駕する状況が生まれています。日本企業が、欧米企業はもとより、このようなますます厳しくなる新興国の企業との競争に勝つためには、研究開発においても同じ土俵で研究開発を競うのではなく、これら競合企業に先んじて 革新的なテーマを継続的に創出し取り組むことが極めて重要になってきています。
 そのための有効な方法が、長期の視点を持ち、市場の行く末を今から想定し、周到な準備を行い、またその上で、同時に市場の動きをモニターしながら、タイムリーに計画を調整・変更することが必要となります。ロードマップ作成はまさにこのような活動を、体系的組織的に行うための方法論です。
 本セミナーでは、どう体系的、組織的にロードマップ作成を行うか について、市場を見る視点、製品アイデアを創出するための顧客価値の見つけ方など、実際のロードマップ作成の過程で重要になる考え方を紹介し、また実際の作成ワークシートなどを提示しながら、意味あるロードマップを作成するための具体的な方法を議論をしていきます。今回ロードマップ作成において、もっとも重要な部分である製品ロードマップについては、演習により、理解を深めていただきます。

セミナー講演内容

1.はじめに
 (1) ロードマップの一般定義
 (2) 本日のロードマップのイメージ
 (3) “Roadmapping is more important than the roadmap.”

2.なぜ今ロードマップなのか?
 (1) 21世紀の日本の産業界の現実
 (2) 日本企業が行く道:長期的視点での戦略の展開
 (3) 先進企業はどうしているか?(東レ、トヨタ)
 (4) ロードマップの意義
 (5) 長期の視点での展開に関する日本企業の現実
  -「長期でテーマを考える余裕などはない」(機械メーカー)
  -「忙しく髪を振り乱して働いている人間が本来の仕事をしているとは限らない」(日立)
 (6) 将来を見据えての施策が最終的に目前のとして結実する:「待ち伏せ」をする

3.ロードマップとは?
 (1) 「違いを作って、つなげる」ことで長期的利益を実現
 (2) ロードマップの重要な注意点
 (3) ロードマップの目的と要件
  1)長期的視野での目標の設定とテーマ・マネジメントへのインプット
   -ロードマップの記述項目
   -ロードマップに記載されたからと言って最後まで実行されるわけではない(ステージゲートによるマネジメント)
  2) 市場起点
   -「ドリルメーカーは顧客に何を売っているのか?」
   -MPTモデル
   -T1P1MP2T2モデル
   -長期の市場の大きな流れ(マクロ環境変化)に乗る
  3) 関係者の英知の結集と意思・意図の統一化
   - 集団の英知の利用
   - Boys! Be ambitious! Girls! Be ambitious!
   - 東レの炭素繊維の例
  4) 事業ビジョン
   - デュポン、googleの例
  5)過去のアンラーニング
   - 既存の固定的思考が制約となる
   - 固定的思考の払拭:アンラーニング
   - 誰でも頭は固くなることを自覚する
  6) 目標実現のための時間の確保と確実な実行による高い目標の達成
  7) 目標達成に向けての英知と経営資源の結集

4.ロードマップの作成プロセスの全体像
 (1) 市場を起点
 (2) 技術を起点としない
 (3) 公開技術ロードマップは参考に
 (4) 「自社の強みを活用してこんなテーマを展開しよう!」はあって良い
 (5) 仮説と検証のサイクルを回す:ステージゲートの活用
 (6) 事業ビジョンの議論
 (7) 過去のアンラーニング
 (8) ロードマップ作成の全体プロセス

5.ステップ1:事業ミッションの議論
 (1) 事業ビジョンと事業ミッションの関係
 (2) 事業ミッションがないと...
 (3) ソニー/JINの事業ミッションの例
 (4) 事業ミッションの要件

6.ステップ2:過去のアンラーニング
 (1) Out-of-the-box 思考とは
 (2) 過去のアンラーニングの手法:「ばかり」分析
 (3) 組織の不文律の存在
 (4) メンバーに固定的思考を外そうとする姿勢醸成の儀式

7.ステップ3:市場ロードマップの作成
 (1) 市場ロードマップの記述事項
 (2) 新しい製品アイデア創出の視点の必要性
 (3) 顧客価値拡大モデル
  - 機能t的価値と意味的価値
  - Value: 顧客自身の製品・サービスの提供価値向上
  - Anxiety: 顧客の懸念・面倒の払拭
  - Cost: 顧客の『全体』コスト低減
  - Empowerment :顧客社員の作業環境や能力の向上
  - Society: 顧客の社会的価値向上
 (4) 市場を見る視点の重要性と3つの軸『TAD』:時間軸、分野軸、深度軸それぞれを見る手法
  - マクロ環境分析(「4つの思考拡大法」含む)
  - 顧客の広義の市場全体に目を向ける
  - 顧客の製品のライフサイクル全体を見る
  - 研究者が市場との直接の接点を持つ
 (5) 日頃からの市場を理解する活動の重要性

8.ステップ4:製品ロードマップの作成
 (1) 製品ロードマップの記述事項
  - 対象市場セグメントとは
  - 顧客価値とは
  - 製品とは
  - 製品の中核機能とその水準とは
 (2) 対象製品アイデアの創出・評価の方法
  - 良い製品アイデアとはの明確化
  - 製品アイデア創出・評価のプロセス
  - 製品アイデア創出における重要な点
   ・自社の既存の強みに基づかない
   ・競合状況を前提とせず顧客価値を重視する
   ・隣接可能性を最大限利用する
   ・発散と収束を明確に分ける
   ・発散と収束を繰り返す
  - 製品アイデア評価における重要な点
   ・自社適合度より市場魅力度をより重視する
   ・情報がない前提で適切な評価をする工夫

9.ステップ5:技術ロードマップの作成
 (1) 技術ロードマップの記載事項
  - 「どんな技術が必要か?」:中核技術
  - 「中核技術」の「中核技術実現オプション」への展開
  - Value Graphの利用
  - 対象「中核技術実現オプション」の評価・選択
 (2) 「中核技術実現オプション」の時間軸上への展開の注意点
  - 市場イベント・トレンドドリブン
  - 意欲的な研究開発期間の設定と収益
 (3) 時間軸の再調整
 (4) 全社・事業単位での技術ロードマップの統合

10.コア技術とロードマップの関係
  - MPTロードマップから新しいコア技術を設定する

11.ロードマップ作成後のテーマ・マネジメント法

12. ■演習■

  顧客価値拡大モデル(VACESモデル)使った、
   製品ロードマップの作成に向けての製品アイデア創出
       20年後の自転車をテーマに

13.最後に

  □質疑応答□