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イノベーティブな開発には「矛盾」を探せ!
再現性を備えた 革新的な
新規製品・事業・サービス創出法
【ワークショップ付き】

貴社の技術を、まだ発掘されていないニーズに結び付け、イノベーションを起こしてみませんか?

様々な市場開拓の可能性を秘める  ”自動運転車”  をテーマにワークショップを実施
今日一日で、「矛盾」起点のイノベーション創出脳へとマインドセットしよう

●ポイント● プロジェクト成功に必須の下ごしらえも習得。
ただ単に斬新なアイディアを生み出すだけではありません。
コア技術をもとに考えるのか?そもそも全く別次元の事業を展開するのか? など、
イノベーションレベルに合わせた開発プロセスから考え、プロジェクトを成功へと導く際のポイントも解説。
コンサルティングで開発部門と経営層との潤滑油の役目も担ってきた講師が、その豊富な経験をもとに助言します。
日時 2019年1月18日(金)  10:30~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  4F 第1特別講習室
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
備考資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
得られる知識・貴社の技術と矛盾した潜在ニーズを結びつけることで、イノベーション開発テーマを見出す考え方と方法論
・矛盾した潜在ニーズの探索・抽出方法、および、マネジメントを含む組織で共有する方法
・「人」を念頭に置いて、ニーズとイノベーションを浮き彫りにする、「絵コンテ」を使った
 ワークショップのファシリテーション手法
対象・事業領域が、B to C、またはB to B to Cで、間接的であっても
 人と何らかの接点をもつ製品やサービスに関わられている方
・経営、経営企画、研究開発企画、事業開発、事業企画、技術戦略、
 商品開発、市場・消費者調査、生活者研究などに関わられている方
・ビジネスイノベーションやテクノロジーイノベーションの開発や推進に関わられている方。
 かつ、個人の才能や技術だけに頼らないで、ノベーションの開発テーマを創出する「方法論」や
 組織で再現できる「仕組み」を新たに構築したいとお考えの方

※ご注意※ 
講師の所属企業と競合する企業・団体に所属する方のご受講はお断りすることがございます。
(例: 調査会社 戦略コンサルティングファーム デザイン会社 等)

セミナー講師

(株)インサイト 代表取締役 桶谷 功 氏
【専門】インサイト、戦略開発、ファシリテーション
大日本印刷を経て、J.ウォルター・トンプソン・ジャパン 戦略プランニング局 執行役員。ハーゲンダッツの高級アイスクリーム市場の創造に貢献。著書「インサイト」(ダイヤモンド社)で日本に初めてインサイト(消費者心理を起点にした戦略開発)の考え方を体系的に紹介。インサイト社設立後は、様々な業種で事業開発・商品開発・サービス開発等のコンサルティング、B to B企業でのイノベーション開発や海外での戦略開発を行っている。
近著に「戦略インサイト」。日本広告学会会員。グロービス経営大学院MBA講師。
 

セミナー趣旨

 日本企業の多くが、優れた技術を持ちながら、なかなか社会にインパクトを与えるようなイノベーションを生み出せないでいます。イノベーションとは、単なる技術革新ではありません。人々がまったく自覚していない潜在的なニーズや欲求を、思いもかけなかった方法で叶えることこそがイノベーションです。
 では、イノベーションにつながるような潜在ニーズとは、いったいどのようなものでしょうか?どう発見すればいいのでしょうか?
実は、多くのイノベーションが、人間の「矛盾」するようなニーズや欲求を叶える形で生み出されてきました。iPhoneも、Airbnbもしかり。人間は、実に都合のいい、非合理的な「矛盾」や「相反」を内包するニーズや欲求を抱きます。しかし、非合理的であればあるほど、無意識のうちに理性的に却下するため表面に現れず、「潜在化」することになります。つまり、この「矛盾」したニーズこそが、イノベーションにつながる「潜在ニーズ」なのです。
 本講座では、この「矛盾」したニーズ(潜在ニーズ)を、どのようにしてあぶり出し、解像度を高め、イノベーション開発テーマを見出すのか、多くの事例をもとに考察を深めていきます。その中で、モノからサービスへ、UX、感性品質などへ、議論の領域を広げていきます。また、目標とするイノベーションレベルに合わせて、どう本質的なニーズを抽出するか。さらに、技術・モノ偏重になりがちな仕事環境の中で、常に「人」を念頭にニーズや感情にアクセスし、マネジメントを含めて組織でどう共有していくか、進め方や方法論についても紹介します。
後半は、実践的なワークショップ演習。「自動運転車」をテーマに、異業種のメンバーで構成されたグループで、取り組んでいただきます。

セミナー講演内容


1.「矛盾」したニーズを叶える、一見「矛盾」した解決策に、イノベーションのタネがある
 1.1 矛盾したニーズを解決したイノベーション事例
・iPhone/Airbub/フリクションペン/ライザップ/LINEスタンプ・・・
 1.2 なぜ、矛盾したニーズ(潜在ニーズ)を解決することがイノベーションにつながるのか?
 1.3 矛盾したニーズとは何か?
 1.4 一見矛盾した解決策とは何か?
 1.5 矛盾したニーズ/解決策の3分類と事例
・Conflict(矛盾)型ニーズ/解決策
・Friction(葛藤)型ニーズ/解決策
・Trade-off(相反)型ニーズ/解決策
 1.6 矛盾ニーズからイノベーション開発への構造・フレームワーク 
                                                                   
2.矛盾の構造:矛盾ニーズ・欲求は、どこに潜在しているのか?
 2.1 人の根源的なニーズ・欲求:Human truth
 2.2 製品カテゴリーへの欲求:Category truth
 2.3 ニーズ・欲求の3分類
・理性的なニーズ:Functional needs・・・頭
・情緒的なニーズ:Emotional needs・・・心
・感覚的なニーズ:Sensory needs・・・五感
 2.4 感性品質:Perceived Quality
                                                                   
3.目標とするイノベーションレベルに合わせて、ニーズ・欲求の矛盾レベルを設定する 
 3.1 矛盾ニーズの根源度を上げれば、イノベーションレベルが上がる
 3.2 「馬」しかない時代に、潜在ニーズから「自動車」をつくれるだろうか?
・製品カテゴリー内での矛盾:「馬」というカテゴリー内での矛盾
・根源ニーズと製品カテゴリー間での矛盾:「移動」と「馬」の矛盾
・根源ニーズ間での矛盾:「移動」と「時間・手間・・」の矛盾
 3.3 解決策のカテゴリー視野を広げると、イノベーションレベルが上がる:馬→乗り物→移動
 3.4 解決策の領域を広げると、イノベーションレベルが上がる:製品・サービス・UX・ビジネスモデル・・・
 3.5 あくまで「馬」をつくれ、売れと言われたら、どうするか?
                                                                 
4.矛盾ニーズからイノベーションへの開発プロセス
 4.1 自社の技術的な強みの棚卸し
 4.2 市場機会の3領域から、矛盾抽出のスターティングポイントを設定
・Target:「人」の拡大
・Situation:使用・利用「シーン」の拡大
・Purpose:使用・利用「目的」の拡大                                                               
 4.3 ニーズ・欲求の間にある「矛盾」の発見・抽出
 4.4 一見矛盾するような「解決策」の創出
 4.5 矛盾の解決を実現する技術・仕組み・ビジネスモデルの構築
 4.6 プロトタイピングと検証 

5.組織での取り組み方
 5.1 意思決定者(トップマネジメント)とのすり合わせ
・目的/アウトプットイメージ/イノベーションレベル等、目標設定の共有が必須
 5.2 関与(インボルブメント)を高めるメリット
 5.3 部門横断的な「創発的な取り組み」
 5.4 矛盾イノベーション・ワークショップ

6.確実に来る未来を想定して考えるイノベーション                                                  
 6.1 確実に来る未来
 6.2 未来におけるシチュエーション設定
 6.3 未来の矛盾ニーズをどう探索するか?
 6.4 「人」の短編ドキュメンタリーの「絵コンテ」を描く
 6.5 イノベーション後の「人」の姿を「絵コンテ」で描く

7.演習ワークショップ:「自動運転車」
 7.1 「自動運転車」における人の矛盾ニーズを探る
   ・自動運転車の人の行動・感情・気持ちを「絵コンテ」にする
   ・矛盾したニーズ・欲求を見つけ出す
 7.2 矛盾ニーズを解決する、イノベーションテーマを開発する
   ・一見矛盾するような「解決策」になっているか
   ・イノベーション後の人の姿を「絵コンテ」で描く
   ・実現への技術・仕組み・ビジネスモデルを考える
 7.3 各グループから発表
 7.4 投票(相互評価)・講評・まとめ

 □□ Q&A、および感想・気付きの共有 □□ 

【キーワード】イノベーション、ビジネスイノベーション、テクノロジーイノベーション、カテゴリーイノベーション、矛盾、葛藤、相反、ニーズギャップ、潜在ニーズ、消費者心理、消費者行動観察、エスノグラフィ、生活者、インサイト、顧客インサイト、消費者インサイト、ドキュメンタリー、絵コンテ、ジョブ理論