セミナー

【京都開催】
粒子分散液活用のための総合知識

~塗布・塗工プロセスへの粒子分散液適用における
 注意事項と不具合対策を配合設計面から読み解く~

■粒子分散液の配合設計の基本的な考え方■
■粒子分散液によく配合される分散剤・添加剤と作用機構の解明■
■不具合現象を回避するための留意点■

増粘、凝集、沈降、分散度低下・・・発生する不具合現象の発生を防ぐには

「何かを混ぜる時」「塗布・塗工する時」「乾燥・固化させる時」のポイントと注意事項

ヘコミとハジキ、ブツ、まだら模様、ベナードセル、乾燥する際に生じる凝集、硬化不良、、、、

粒子分散液に携わっている方は是非
日時 2019年6月6日(木)  10:30~16:30
会場 京都・京都市下京区 京都リサーチパーク  東地区 1号館  4F A会議室
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額24,300円) 
備考資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
得られる知識・粒子分散液の安定性に影響する因子
・粒子分散液に含まれる可能性のある添加物
・不具合現象を回避するための留意点

セミナー講師

小林分散技研 代表 / 東京理科大学 理工学部 客員教授 博士(工学) 小林 敏勝 氏
元日本ペイント(株)

セミナー趣旨

 粒子分散液は多方面で利用されているが、分散液そのものが最終製品ではなく、何かに塗布・塗工され、場合によっては焼成もしくは焼付硬化されて、最終的に機能を発現することがほとんどである。その間、粒子分散液には、バインダー樹脂等や別の粒子分散液を混合、溶剤で希釈、貯蔵、乾燥、加熱など様々な操作(分散液に対する刺激)が負荷され、それに伴って、増粘、凝集、沈降、分散度低下などの不具合現象が発生する。
 本講では、粒子分散液を使用する立場の技術者のために、粒子分散液配合を設計する際の基本的な考え方と配合中に含まれる(可能性のある)成分について説明し、上述の操作で何故不具合が生じるのか、生じさせないためにはどのような点に注意すればよいのか平易に解説する。

セミナー講演内容

1.粒子分散液配合の設計に際しての基本的な考え方
 1.1 ブレークダウン法とビュルドアップ法
 1.2 一次粒子の形状と大きさ
 1.3 粒子分散の単位過程(濡れ、機械的解砕、分散安定化)
  1.3.1 良い濡れを実現するための考え方(濡らす物と濡らされる物の表面張力)
  1.3.2 良い分散安定性を実現するための考え方
 1.4 溶剤の選び方 
  1.4.1 溶かす力の制御因子(溶解性パラメーター)
  1.4.2 濡らす力の制御因子(表面張力)
  1.4.3 蒸発速度
  1.4.4 水の溶剤としての特異性
 1.5 粒子分散液製造プロセスに起因する不具合現象
  1.5.1 コンタミネーション ~装置コンタミネーションとクロスコンタミネーション~
  1.5.2 過分散 ~一次粒子の破砕~

2.粒子分散液の性質
 2.1 フロキュレートの形成と流動性(サラサラ、ボテボテの差はなぜ生じる?)
 2.2 光学的性質(ヘイズ・被膜表面光沢と粒子径の関係)
 2.3 分散安定性(沈降、増粘の原因と対策)

3.粒子分散液によく配合される添加剤と作用機構
 3.1 分散剤
  3.1.1 低分子分散剤 (水性ビヒクルへのぬれの改善と界面の不安定性の改善)
  3.1.2 高分子分散剤の分子構造と粒子分散性
  3.1.3 ランダム型、ホモポリマー型の高分子分散剤
  3.1.4 ブロック型高分子分散剤(アンカー部とテール部に分子設計された高分子)
 3.2 増粘剤(レオロジーコントロール剤、チクソ剤、沈降防止剤)
 3.3 消泡剤

4.粒子分散液に何かを混ぜる時の注意事項
 4.1 バインダー樹脂を添加する
 4.2 溶剤で希釈する
 4.3 別の粒子分散液と混合する ~ヘテロ凝集~

5.粒子分散液を塗布・塗工する際の注意事項
 5.1 塗布・塗工機によって異なる膜中の粒子分散状態
 5.2 ヘコミとハジキ、ブツ
 5.3 密着不良

6.粒子分散液を乾燥・固化させる際の注意事項
 6.1 膜厚方向で異なる粒子分布
 6.2 膜表面のまだら模様とベナードセル
 6.3 水性粒子分散液が乾燥する際に生じる凝集
 6.4 硬化不良

  □質疑応答□