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【名古屋開催】
<機械・部品の破損原因を究明する>
金属破面解析の実際と具体的対策

≪有効な情報を得るために、材料強度学&破面解析の基礎から学ぶ≫

破損事故の85~90%に起因すると言われる「疲労破壊」を中心に解説。
専門外の方にも理解しやすいように、直感でわかる易しい問題・現象の差異やその理由に関する問題等を通じて、
「何が原因で壊れたのか」「何故そういった形態や破壊モードを示すか」「なぜそのような分析が必要か」を知るセミナー
日時 2019年1月16日(水)  10:30~17:30
会場 愛知・名古屋市中村区 愛知県産業労働センター ウインクあいち  13F 1307
会場地図
講師 佐賀大学 名誉教授 西田 新一 氏  【専門】 材料強度学
【紹介】
 1970年4月新日鐵(株)入社、八幡技術研究所にて、鉄鋼の新製品開発、材料強度や破損解析の
研究等に従事し、1991年3月退職(現主幹研究員待遇)。同年4月から2007年3月まで佐賀大学 理
工学部 機械工学科 教授。2007年4月名誉教授となり、現在は、執筆活動の傍ら、国内・外の企業
へ技術指導を行なっている。
中華人民共和国大連交通大学顧問(最高名誉)教授、英国Wessex工科大学院フェロー等
受講料(税込)
各種割引特典
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額24,300円) 
備考※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
得られる知識材料強度学の基礎、フラクトグラフィー(破面解析学)、破損解析(原因の究明と対策) 等

セミナー趣旨

 壊れないと考えて設計したすはずの機器が、突然破壊することが往々に発生している。かかる破壊の90%以上は、直接または間接的に「疲労」に起因していると言われている。万が一、このような破損事故が発生した場合、先ずキチンと原因を究明した後に、最適の対策を施す必要がある。                                                                                             

 本講座では、構造物や機械機器などの研究・開発、設計、生産技術、メインテナンスや品質保証等に携わる研究者や技術者を対象に、このような破損事故を減らすだけでなく、合理的で安心・安全設計を施すことにより、「軽量化等によるコストダウン」、「新商品の開発」や「メンテナンスフリー」等にも結び付けることもでき、それらに必要な知識の習得を目的としている。
 それには、まず疲労を中心とした基礎事項について理解したうえで、破損事故例を学習することでよりレベルの向上を目指すことが必要と考えられる。

セミナー講演内容

1. 設計の基盤と破損の定義
 1.1 設計の基盤
 1.2 破損の定義
 1.3 破損事故の発生条件
 1.4 試験片の強度と実機部材の強度

2. 破損事故例の解析
 2.1 破損事故による損失
 2.2 破損事故の統計的解析
 2.3 破損事故の原因と責任

3. 破損解析手法
 3.1 調査項目と工学的手法
 3.2 試料の切出し方
 3.3 錆の除去方法
 3.4 破面観察 

4. 種々の破面のマクロ/ミクロ的特徴
 4.1 延性破壊
 4.2 脆性破壊
 4.3 疲労破壊
 4.4 遅れ破壊、水素脆化(Hydrogen Embrittlement,HE)
 4.5 応力腐食割れ
 4.6 焼割れ
 4.7 クリープ破壊
 4.8 転がり疲労破壊
 4.9 二次加工割れ
 4.10 液体金属割れ
 4.11 その他の割れ

5. 応力集中係数と切欠き係数
 5.1 応力集中係数
 5.2 切欠き係数の求め方

6. 破損事例への応用
 6.1 身近な破損事例解析
   a. 引張強さと疲労限
   b. 切欠き係数の求め方
 6.2 溶接部からの破損
   a. ピードしたクラック
   b. 破壊靱性値と材質
   c. 溶接部材の検査
 6.3 伝導軸の破損事例解析
   a. 切欠き効果
   b. 寸法効果
   c. 表面粗さの影響
 6.4 ボルトの破損事例解析
   a. 種々のボルトの疲労強度
   b. 耐緩み性の重要性
   c. スーパーボルトの紹介

 □ 質疑応答 □