米国FDA査察の概要・役割と
FDA実地査察における準備・対応及び手順書作成の留意点
~実際にFDA査察を受けるにあたって~
~FDA実地査察/輸入禁止措置数/WL数/FDAForm483/cGMP/査察対応計画書作成~
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米国FDA査察を受けるに当たる準備事項と規制当局対応を項目ごとに解説!
日時 | 【Live配信】 2024年8月27日(火) 13:00~16:30 |
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特典 | Live配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。聞き逃しや振り返り学習に活用ください。 (アーカイブ配信については、「オンライン配信」項目を参照) | |
配布資料 | 製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定) ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、 開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。 Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。 ※アーカイブ受講の場合、視聴開始日までに郵送致します。 | |
オンライン配信 | ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください) アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください) | |
備考 | ※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。 | |
主催者より | 【FDA査察とは】 既に医薬品、医療機器等を米国に輸出入している(検討中の)企業にとって、米国FDAの査察は避けて通れない。 この査察で指摘(Form483)を受け、対応策を提出したものリアクション不十分で警告書(WL)を受け取ると対応策が適合となるまで米国への輸出が指し止めされ、米国内での販売が停止される。最悪、刑事罰を被ることもある。 FDAのORA(規制業務部)方針に記載があるが、FDA認定を得るためには、臨床試験データの信頼性や整合性が最も重要である。即ち、Good Clinical Practice(GCP)によって定められている国際的な基準に適合したクリニカルリサーチ(臨床研究)が必須となる。 今回は「米国FDAの審査でGCPに問題なし」であることを前提としたお話です。 |
セミナー講師
萬 弘太郎 氏 講師紹介
外資系大手医薬品企業等にて工場の製造管理、品質管理、品質保証業務の他、
医薬品医療機器総合機構の品質管理GMPエキスパートを歴任。
【主なご業務】
・ヒト用医薬品のご原薬製造、製剤開発、GMP薬事対応
・医薬品業界、建設業界、公的機関への講演多数
・国内、海外医薬品製造所における非無菌・無菌医薬品の薬事実務コンサルタント
・国立系生活環境研究機関における医薬品GMP査察演習支援
セミナー趣旨
本講座では日本の製薬企業が米国FDA査察を受けるに当たって準備すべき事項と、GMP業務を行う関係者全員がGMP省令に相当する米国連邦規則の内の「21CFRのPART211」への理解の一助とし、実際のFDA査察およびその後における対象施設の対応の仕方を中心に学ぶ。
セミナー講演内容
1.1.FDA組織図(全体像)
1.2.FDA内各部門等の概要と役割
①CBER: Center for Biologics Evaluation and Research (CBER)
②CDER: Center for Drug Evaluation and Research (CDER)
③ORA:Office of Regulatory Affairs (定期・特別)と措置、による査察国
④OPQ:Office of Pharmaceutical Quality
1.3.FDA査察のタイプと査察結果に基づく行政措置(Import Alart)
①承認前調査Preapproval inspections
②監視調査Surveillance inspections/・FDA査察の典型的スケジュール(定期査察)
③原因追求調査For-cause inspections
④Import alart Modified in the resent Days…
⑤指摘事項(Form483)発出時への対応
⑥日本と米国における海外施設に係るGMP査察・調査の”位置づけ”
1.4.FDA実地査察手順(Procedural)
①USFDA Notification of Inspectionの発行
②FDAの査察の傾向
1.5.被査察国別のFDA 査察状況と輸入禁止措置数の推移
1.6.WL数の推移(及びFDAForm483の数)
1.7.逸脱、OOS、変更管理
①「21 CFR Part11」の重要性,ユーザー管理
②FDAの査察官の注目点
2,FDAの実地査察を想定して
2.1.cGMPの概要説明…cGMP21CFRPart211とは?
cGMPにおけるシステム査察(6システム)の指摘事例/近年の傾向
指摘事項1:品質システム(Quality System)
指摘事項2:施設および設備管理システム(Facilities and Equipment system)
指摘事項3:原材料システム(Materials system)
指摘事項4:製造システム(Production system)
指摘事項5:包装および表示システム(Packing and Labeling system)
指摘事項6:試験室管理システム(Laboratory control system)
2.2.データ完全性の実行
①ALCOA+
②「21 CFR Part11」
③バリデーション
④監査証跡
⑤データの長期保存
2.3.被査察側が事前に読み込んでおくべき資料(IMOとは?)
3.査察対応計画書の作成
3.1-記載内容 (査察前に完了しておくことが必須!)
①通訳者の選定…早めに通訳候補者
②役割分担(総責任者、副責任者、査察官への回答者等)
③製造所及び関連個所の不備事項の点検、整備、保全等
④各手順書、標準書等ドキュメン類の見直し、不備・不足事項整備
⑤当日査察室、控室の準備(査察官、通訳 夫々別個に)
⑥SMFの作成
⑦当局、他社、自己点検投資的事項懸案事項の解決または改善計画の確認
⑧米国cGMP 21CFRPPart211各サブパートの再確認(理解の深化)
3.2承認前查察(PAI)対象品目の準備;時系列的準備
3.3ドキュメント類
3.4-懸案事項の確認
①国内外当局(及び他社)の指摘事項等の対応状況
②懸案事項の解決に向けて
3.5 SMF(PICS版が参考になる)
4.cGMPに係るFDA査察官の事前要求資料の点検確認
4.1査察官の事前要求資料はタイトルのみ英文でリスト化
4.2「逸脱」、「OOS」、「変更管理」、「苦情」のリスト化
4.3 CAPAの確認;「逸脱」、「OOS」、「変更管理」、「苦情」との関連
5.査察日の役割分担
5.1.役割分担
5.2. FDA査察官から実施通知
・FDA査察実施の事前通知
・査察実施の通知時の要望事項
・遵守していない場合のペナルティ
・査察開始からWarning Letterまで
6.査察日用の会場他の準備
7.情報収集;FDA査察官について
8.模擬査察の実施等
9.査察前日の主な準備事項
10.実地査察・準備と対策の手法(やり方)
11.FDA査察官からのコメント
・NAI:No Action Indicated(措置指示無し)
・VAI:Voluntary Action Indicated(自主的措置指示)
・OAI:Official Action Indicated(強制措置指示)
・FDA Form-483 list of observations
12.FDAForm 483が出された場合の対応
・FDA Form 483を受取ったら
・製造所の査察終了後の対応
・FDA査察の指摘事項(FDA Form 483)への回答期限
・Warning Letter対応(出された場合)
・Establishment Inspection Report(EIR)
□ 質疑応答 □
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