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デジタルヘルス分野のFTO調査と知財DD・特許戦略のポイント

~成立済みの特許から見た適格性、進歩性などの記載のテクニック~

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近年、医療とビッグデータ(IoT)、人工知能(AI)、スマホアプリなどの技術を融合させた
「デジタルヘルス」と呼ばれる分野が脚光を浴びており、
国内の大手製薬企業等もこぞってこの分野への参入を表明したほか、
スタートアップ企業も多数設立されている。

特許的な視点からは、デジタルヘルス分野の発明は、
医薬的な面から、ソフトウェア的な面から、またデバイス的な面から等、
多面的に発明を捉えて出願戦略を立てる必要があるため、
本セミナーでは、デジタルヘルス分野の知財を築く上で考慮すべき事項、
既存の特許をどのように評価するか等について、事例を参照しつつ解説する。
また、AI関連発明の審査に特有の考慮事項についても解説する。


得られる知識:
デジタルヘルス分野の最近の動向について、特許情報を題材にして解説します。
また、実務的な観点から、特にスタートアップ企業に有効と考えられる、
早期の権利化と広範な重層的な権利化を同時に実現するための戦略を解説します。
さらに、従来のソフトウェア特許とは、
若干異なるAI関連発明に特有の記載要件の考え方についても解説します。
 以上について、事例に基づいた、わかりやすい解説を心がけます。
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 【Live配信】 2023年8月24日(木)  13:00~16:30
【アーカイブ受講】 2023年9月4日(月)  まで受付(配信期間:9/4~9/15)
会場 【Live配信】 オンライン配信セミナー  
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主催者より健康・医療・介護の分野においても大きく加速し成長が見込まれるのがデジタルヘルスです。デジタルヘルスの市場はグローバルで1,000億米ドル近い規模と見られており、2030年には手術支援ロボットの市場だけでも約2兆円に達すると言われ、今後も市場は拡大を続けていくと予想されています。実際、国産の手術支援ロボット「hinotori」などが誕生し、また治療用アプリも既に3種類ほど日本で承認を受けています。その中でその技術基盤となるのが「特許」です。この特許が得られなければ投資を呼び込み、また製品を世に出すことは難しいものとなります。したがって、特許を出願する前の特許調査は、権利化を見据えて非常に重要なものとなってきます。特にデジタルヘルス関連の先行技術調査は、従来の低分子やニューモダリティと呼ばれる医薬とは異なる調査も必要となり、漏れの無い調査が求められます。また、他社から開発候補品等を導入する場合、あるいは他社へ導出する場合も知財評価は欠かせないポイントとなります。本セミナーでは、日本での承認例や開発中の事例を具体的に挙げて、丁寧に解説いただけます。参加者のお困りの事やお悩みのことにも解決の参考にしていただけるものと思います。この機会をご活用ください。

セミナー講師

WNW特許事務所・代表パートナー弁理士  渡辺 伸一  氏

【主なご経歴】
1996年 京都大学理学部卒
1998年 京都大学大学院理学研究科化学専攻修了
2002年 パリ・ソルボンヌ大学文明講座修了
2003年 弁理士登録
2003年~2005年 小田島特許事務所
2005年~2015年 清水国際特許事務所(現シンフォニア知的財産事務所)
2015年~2023年 伊藤克博国際特許事務所
2023年~現在 WNW特許事務所

【主なご研究・ご業務​】
弁理士として、海外メガファーマ、国内製薬会社、大学、ベンチャー企業等をクライアントとする特許の権利化業務、コンサルティング業務に従事。AI関連の資格として、JDLA Deep Learning for ENGINEER 2021#1を取得。

【業界でのご活動】
元日本弁理士会執行理事
元日本弁理士会副会長
知的財産高等裁判所 専門委員
厚生労働省「医療系ベンチャー・トータルサポート事業」非常勤サポーター
知的財産翻訳検定 試験委員

セミナー講演内容

1.動向分析
 ・デジタルヘルスの分類
 ・特許データベース分析
 ・デジタルセラピューティクス領域の最近の進展の分析
 ・AIベースの診断補助領域の最近の進展の分析

2.デジタルヘルス分野の出願戦略
 ・特許庁の審査基準:進歩性、記載要件
  ・拒絶理由通知
 ・特許査定クレームの例
 ・特許適格性、進歩性に関する分析
 ・グローバルな権利化の際に考慮すべき点

3.事例分析
 ・AIメディカルサービス:消化器病変検出のための内視鏡画像診断支援
  ・オリンパスの内視鏡関連出願
 ・キュア・アップ社の治療アプリ
 ・サスメド社の不眠障害用アプリ
 ・Akili社の治療用アプリ
 ・海外の事例
 ・知財DD、FTOの観点から考慮すべき点

4. デジタルヘルスの知財戦略と担当者のやるべきこと
 ・特許戦略で考慮すべき事項
 ・AI関連発明に特有の検討事項
 ・ヘルスケアアプリの知財の審査の実際
 ・オープンイノベーションの活用
 ・知財ミックス戦略

 
<ご参加の皆さまへ>
このセミナーでは、より有意義なセミナーにさせていただくため、皆さまから、1.現場でのお困りの事例や、2.判断がつかずお悩みの事例、または、3.社内で判断に困っておられる事例などを募集いたします。
(※匿名希望、具体的名称などを伏せていただいて結構ですので、下記よりご連絡ください)

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