セミナー 印刷

医薬品モダリティ(抗体医薬、中分子医薬)の特許動向・調査と
特許実務の新たな視点

~最近の特許訴訟・裁判例からの教訓と特許戦略の策定~

※日程変更いたしました。:3月17日(金)→ 3月29日(水)※
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ
■医薬品モダリティの特許実務を適切に行うためには:
 
特許動向を的確に認識し、十分な特許調査を行うことが必要であり、
 特許審査や特許訴訟・裁判例の最近の傾向にも配慮することが重要
■特許審査と裁判例の最近の傾向:
 今後の特許実務の方向性として、医薬品モダリティの特許戦略を
 どのように構築するべきかについても解説


【講習会のねらい】
・医薬品モダリティの特許動向の現状を把握し、特許調査の方法を習得する。
・医薬品モダリティの特許審査と特許訴訟・裁判例の最近の傾向を習得する。
・医薬品モダリティの最適な特許明細書・クレームの作成について習得する。
・医薬品モダリティの最適な特許戦略の策定について習得する。
 
【Live配信受講者特典のご案内】
Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。
 
 
※関連書籍のご案内※
最新の研究開発の流れに対応:【バイオ医薬品】【BD創薬/データベース/AI創薬】【LCM/DR薬価戦略】に言及!

【全面改訂版】医薬品LCM延長戦略事例・判例のウラ側と見落としがちな権利化の穴 』
日時 【Live配信受講】 2023年3月29日(水)  13:00~16:30
【アーカイブ配信受講】 2023年4月7日(金)  まで受付(配信期間:4/7~4/20)
会場 【Live配信受講】 Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)  
会場地図
【アーカイブ配信受講】 Webセミナー(会社・自宅にいながら受講可能)  
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額の24,750円
※【テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
  1名申込みの場合:受講料( 定価:35,200円/E-Mail案内登録価格 33,440円 )

 35,200円 ( S&T会員受講料 33,440円 ) 
  定価:本体32,000円+税3,200円
  E-Mail案内登録価格:本体30,400円+税3,040円
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
特典
当日ご参加いただいたLive配信受講者限定で、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
聞き逃しや振り返り学習に活用ください。

(アーカイブ配信については、「オンライン配信」項目を参照)
配布資料セミナー資料は、電子媒体(PDFデータ/印刷可)を弊社HPのマイページよりダウンロードいただきます。
  (開催2日前を目安に、ダウンロード可となります)
  (ダウンロードには会員登録(無料)が必要となります。)
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)

セミナー視聴・資料ダウンロードはマイページから
お申し込み後、マイページの「セミナー資料ダウンロード/映像視聴ページ」に
お申込み済みのセミナー一覧が表示されますので、該当セミナーをクリックしてください。
視聴用リンク、および開催日の【営業日2日前】より配布用資料のダウンロードリンクが表示されます。
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。

セミナー講師

青山特許事務所 顧問弁理士 加藤
【経済産業省特許庁(特許審査官)に入庁後、特許庁審判部(審判官)を経て現職】

【主なご専門/業務】知的財産法/大学教授、弁理士

【講師紹介】
 

セミナー趣旨

近年、医薬品モダリティとして、抗体医薬、中分子医薬(核酸医薬・ペプチド医薬)などの研究開発が推進され、研究成果が積極的に特許出願されています。このような状況に伴い、医薬品モダリティの特許実務の重要性が高まっています。
医薬品モダリティの特許実務を適切に行うためには、特許動向を的確に認識し、十分な特許調査を行うことが必要であり、特許審査や特許訴訟・裁判例の最近の傾向にも配慮することが重要です。
本講演では、医薬品モダリティの特許動向と特許調査について解説し、特許審査と裁判例の最近の傾向について説明します。また、今後の特許実務の方向性として、医薬品モダリティの特許戦略をどのように構築するべきかについても解説します。

◆講習会のねらい◆
この講習会では、以下の事項の習得をねらいとする。
・医薬品モダリティの特許動向の現状を把握し、特許調査の方法を習得する。
・医薬品モダリティの特許審査と特許訴訟・裁判例の最近の傾向を習得する。
・医薬品モダリティの最適な特許明細書・クレームの作成について習得する。
・医薬品モダリティの最適な特許戦略の策定について習得する。

セミナー講演内容

1.医薬品モダリティの現状と課題
 1.1 抗体医薬品の研究開発の現状
  (抗体薬物複合体、二重特異性抗体、ミニ抗体(CDR)、次世代抗体など)
 1.2 中分子医薬品の研究開発の現状
  (アンチセンス、RNA医薬品、RNAワクチン、ペプチド医薬品など)

2.医薬品モダリティの特許動向
 2.1 抗体医薬品(抗体の構造改変、抗体薬物複合体(ADC)、二重特異性抗体など)
 2.2 中分子医薬品(核酸の構造改変、核酸コンジュゲート、環状ペプチドなど)
 2.3 医薬用途(抗腫瘍、抗ウイルス、中枢系、免疫系、循環器系、眼科系など)
 2.4 用法・用量、剤型(DDS、体内動態、薬物抗体比(DAR)、リンカー構造など)
 2.5 製造方法、合成方法(固相・液相、構造改変、精製技術、低分子合成法など)

3.医薬品モダリティの特許調査
 3.1 国内特許と外国特許の調査手法
 3.2 特許要件に関する調査
 3.3 特許侵害調査とクリアランス調査
   3.4 特許庁審査官の経験に基づく特許調査の留意点
 3.5 特許マップの作成と活用方法

4.医薬品モダリティの特許審査
  4.1 産業上利用可能性
  4.2 新規性・進歩性の要件
  4.3 明細書・特許請求の範囲の記載要件
  4.4 審査基準と審査事例
  4.5 拒絶理由への対応、面接審査など

5.最近の特許訴訟・裁判例からの教訓
  5.1 医薬発明の進歩性の考え方(発明の効果と発明特定事項)
      「多糖類-タンパク質コンジュゲート事件」知財高裁令和3年5月17日判決
  5.2 医薬発明の進歩性の考え方(顕著な効果の考え方)
      「アレルギー性眼疾患治療剤事件」最高裁令和元年8月27日判決
  5.3 医薬発明の進歩性の考え方(内在する作用効果の主張)
     「炎症性疾患および自己免疫疾患治療剤事件」知財高裁令和2年12月14日判決
  5.4 医薬発明の開示要件の考え方(サポート要件と実施例)
     「ボロン酸化合物製剤事件」知財高裁令和2年7月2日判決
  5.5 医薬発明の開示要件の考え方(実施可能要件・サポート要件)
  「5-HT1A受容体サブタイプ作動薬事件」知財高裁令和3年12月25日判決
  5.6 医薬発明の進歩性の考え方(明細書に記載されていない効果の主張)
      「PTH含有骨粗鬆症治療剤事件」知財高裁令和4年6月22日判決
  5.7 医薬発明の新規性の考え方(引用発明との相違点と新規性判断)
      「スタッファー/フィラーポリヌクレオチド配列事件」知財高裁令和4年11月30日判決

6.医薬品モダリティの今後の課題
 6.1 最近の登録特許と特許審査の傾向
 6.2 必要な実験データの開示の程度
 6.3 日米欧、日中韓の特許クレームの比較
   6.4 最適な特許明細書・クレームの提案
   6.5 医薬品モダリティの特許戦略の構築

  □質疑応答□