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開発段階ごとの
効率的な非臨床試験のサンプルサイズ/エンドポイント設定と
適切な統計手法選択/妥当性確認
【デモ付き】

~統計解析の観点から試験デザイン/得られたデータの解析方針/正しく結果を解釈・報告するために~

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

【Live配信受講者 特典のご案内】

Live配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。

統計の書籍は数多く出版されているが、臨床分野の一部の統計書籍を除き、
ある程度の数学的な素養が必要とされるものが多い。

本講座では、数式の使用を極力避け、薬効薬理試験や安全性試験を題材として使用し、
ツールとして統計解析ソフトウェアを使うノウハウに主眼を置いた解説を行う。

試験の計画段階から統計上の必要事項に留意し、妥当な解析手法を選択し、
統計ソフトウェアの出力を正しく解釈し報告できることを目指す。
なお、ビジュアルデータ解析ソフトとして定評があるPharmacoシリーズ(Pharmaco工房)を
用いたデモを随時交えながらセミナーを行う。
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 【Live配信】 2023年2月21日(火)  10:30~16:30
【アーカイブ受講】 2023年3月3日(金)  まで受付(配信期間:3/3~3/16)
会場 【Live配信】 Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)  
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【アーカイブ受講】 Webセミナー(会社・自宅にいながら受講可能)  
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受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
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2名で55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価:39,600円/E-Mail案内登録価格:37,620円 )

 定価:本体36,000円+税3,600円
 E-mail案内価格:本体34,200円+税3,420円 
1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
特典Live配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。聞き逃しや振り返り学習に活用ください。
(アーカイブ配信については、「オンライン配信」項目を参照)
配布資料 ①Zoom配信受講:製本テキスト(開催日の4,5日前に発送予定)
  ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
  ※開催日の4~5日前に発送します。
   開催前日の営業日の夕方までに届かない場合はお知らせください。
  ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
   開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
   Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
   印刷物は後日お手元に届くことになります。
②アーカイブ配信受講:製本テキスト(開催日を目安に発送)
  ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
主催者より初期の非臨床試験は、ヒトに対する初回投与量と安全な投与期間を選択するために十分な情報、および新医薬品の生理学的及び毒性学的作用についての情報が得られるものでなければなりません。その一方で、数多くの試験例を実施するには、時間と費用がかかりすぎるため、適正な試験例数を設定することが求められます。そこで、統計的な手法を駆使して試験例数を設定することになります。非臨床試験の統計解析を行う上での基礎的事項、仮説検定の基礎、試験のデザインと結果の報告が丁寧に解説されます。数式はほとんど扱わない非専門家のための統計セミナーであり、題材も実践的な薬効薬理試験や安全性試験が取り上げられます。さらには、ビジュアルデータ解析ソフトとして定評があるPharmacoシリーズを用いて、実際にデモをセミナーの中で交えながら解説されるので理解しやすい形になっています。
 この機会をご活用ください。
得られる知識非臨床試験を統計解析の観点からどのような点に留意してデザインするか、また、試験で得られたデータをどのような方針で解析し結果を正しく解釈し報告するかに関する基礎的な知識と留意すべき事項を得ることができる。

セミナー講師

福島 慎二 氏
株式会社タクミインフォメーションテクノロジー 医薬開発部 生物統計グループ

【経歴・主なご専門】
1989~2007年 製薬企業にて薬効薬理試験および製造販売承認申請に従事
2007~2019年 グループ企業の研究管理部にて研究所の統計解析システム運用、統計コンサルティングおよび薬効薬理試験のQC業務に従事
2019年 タクミインフォメーションテクノロジー入社

【主なご研究・ご業務】
非臨床統計コンサルティングおよび研修
非臨床統計ソフトウェア開発

【業界での関連活動】
第2期医薬安全性研究会

セミナー講演内容

 1.    非臨床試験におけるデータ可視化・グラフ作成の重要性
 1.1 データ可視化の重要性
 1.2 外れ値、欠測値、定量下限未満の取り扱い

2.    非臨床試験の統計解析を行う上での基礎的事項
 2.1 探索試験と検証試験
 2.2 母集団と標本の違い
 2.3 測定値の分類の見極め:連続尺度・順序尺度・名義尺度
 2.4 正規分布とは:正規性の確認
 2.5 要約統計量の選択
  2.5.1 平均値と中央値の使い分け
  2.5.2 標準偏差SDと標準誤差SEMの使い分け

3.    仮説検定の基礎
 3.1 仮説検定は二者択一:αエラーとβエラーの問題
 3.2 仮説検定の概略手順
 3.3 両側検定と片側検定
 3.4 検定前のデータの前処理:対数変換
 3.5 仮説検定の手法選択ガイド
  3.5.1 パラメトリック検定とノンパラメトリック検定の違い
     事例:t検定(パラメトリック)とWilcoxon順位和検定(ノンパラメトリック)を比較する
  3.5.2 多重比較の必要性
     事例:複数の用量を設定した試験で多重性考慮はなぜ必要か
  3.5.3 多重比較の各手法の特徴:Dunnett検定・Tukey検定
  3.5.4 仮説の構造化:試験内で複数の検定を実施する場合の留意点
  3.5.5 固定順検定
 3.6 名義尺度に対する分割表型の検定
  3.6.1 カイ2乗検定とFisher直接確率検定
  3.6.2 分割表型検定の多重比較への対応

4.    試験のデザインと結果の報告
 4.1 変動因子の考慮
 4.2 Fisherの三原則
 4.3 割付け(群分け)
 4.4 クロスオーバー試験
 4.5 例数設計の重要性
 4.6 統計ソフトウェアを用いた例数設計の方法
 4.7 試験計画書における解析方針事前記載の重要性
 4.8 試験報告書における解析結果記載の留意点

5.    各種トピックス
 5.1 生存時間解析
 5.2 経時測定データの解析
  5.2.1 時点毎の「輪切り検定」の問題点
  5.2.2 「輪切り検定」を避ける具体的な方法
    事例:経時測定データ解析のケーススタディ
 5.3 併用効果の解析

6.    まとめ

□質疑応答□