セミナー

医薬ライセンスにおけるライセンスフィーの設定方法と
企業間で提示されるライセンスフィーに差が生じる理由の考察

同一化合物に対する提示額の製薬企業間の差や
類似化合物に対する妥結額のディール毎の差はどうして生じるのでしょうか。

◎提示額の製薬企業間の差や妥結額のディール毎の差が生じる原因について考察して、
 どうすればライセンス競合に打ち勝つことができるかについて議論する!
日時 2019年8月30日(金)  13:00~16:30
会場 東京・港区芝 三田NNホール&スペース  スペースA+B
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額24,300円) 
備考資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。

セミナー講師

特定非営利活動法人メディッセ  代表理事 医学博士 志甫 理 氏 【講師紹介】
[元 武田薬品工業(株) 製品戦略部]

略 歴
東京大学農学部卒、武田薬品工業株式会社(中央研究所)に入社。研究所では主に免疫学とバイオテクノロジーによる創薬研究を主管、この間に7年間、英国オックスフォード大学、大阪大学医学部、京都大学医学部、国立遺伝学研究所等の国内外の研究機関に遊学し免疫学や胚幹細胞を利用した創薬研究に携わる。製品戦略部では欧州製薬企業との医薬ライセンスを主管、この間、製品戦略や医薬化合物評価を実践する。
退職後、ドラッグラグを解消することを目的に医薬ライセンスを推進するバイオベンチャーを設立、また、国内外の創薬バイオベンチャーの経営に参画し、主に医薬ライセンス戦略を立案、推進。さらに、欧米の製薬企業や創薬バイオベンチャーの医薬ライセンス戦略を学ぶ。
現在、医薬ライセンスのアドバイザーを務める一方、主に大阪府や愛知県で地域医療の向上を目的とした臨床専門医の啓発活動団体を主宰する。

セミナー趣旨

 医薬ライセンスにおいてライセンスフィーはどのように決められるのでしょうか。歴史的にみると販売委託や共販などのプロフィットシェアに基づく単純なライセンスから始まり、開発リスクを伴う開発化合物のライセンスが主流になるとライセンサーとライセンシー間のリスクシェア/プロフィットシェアの観点からライセンスフィーを決める工夫がなされました。さらに、大型医薬品の開発が盛んになると従量制のロイヤルティと定額制のマイルストンの長所を生かす工夫がなされるようになりました。このような医薬ライセンスの歴史を踏まえて現在のライセンスフィー設定方法について考察したいと思います。

 一方、同一化合物に対する提示額の製薬企業間の差や類似化合物に対する妥結額のディール毎の差はどうして生じるのでしょうか。ライセンサーとライセンシーの置かれた状況の違いを分析して、その原因について考察したいと思います。そして、ライセンス競合に打ち勝つ方法を探りたいと思います。

セミナー講演内容

1.ライセンスフィー設定に関する歴史的考察
 1.1 販売委託のライセンスフィー 
 1.2 比較的小型の開発化合物のライセンスフィー
  ・リスクシェア/プロフィットシェアの考え方
  ・相対的化合物評価法
  ・マイルストン配分の工夫
 1.3 大型開発化合物のライセンスフィーの設定
  ・大型医薬品のライセンスフィーの問題点
  ・従量制のロイヤルティと定額制のマイルストンの使い分け
  ・ブロックバスターモデルのライセンスの留意点
    :メガブランドのライセンスフィー 
    :社会への還元 
  ・ニッチバスターモデルのライセンスの留意点
    :研究開発優遇策 
    :適応拡大のライセンスフィー
    :的研究機関と製薬企業の価値観の違い

2.ライセンスフィーの提示額や妥結額に大きな差が生じる理由
 2.1 製薬企業の置かれた状況の違い
  ・製品ポートフォリオにおけるライセンス化合物の位置付け
  ・開発パイプライン戦略
  ・市場での製品構成
 2.2 フランチャイズの違い
  ・研究開発戦略
  ・販売戦略
 2.3 ライセンス競合に打ち勝つための戦略について
  ・ライセンスにおけるWin-Winの意味
  ・パートナーの強みを生かすライセンス戦略
  ・マーケットドリブンのライセンス戦略
  ・グローバルニッチファーマやグロバルカテゴリーファーマの台頭

  □質疑応答・名刺交換□