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医薬品の試験検査室/製造工程における
OOS/OOT事例考察とデータインテグリティの強化

~初動調査/製造工程調査/再試験/再サンプリングの方法並びに問題点~

<< 多くの事例考察を通して、判断・実際の対応・データ完全性の強化を学ぶ >>

#1 初動調査/製造工程調査/ 再試験/ 再サンプリングの方法並びに問題点

#2 医薬品の試験検査室/製造工程におけるOOS/OOT事例考察と調査・手順

#3 OOS/OOT に対するData Integrity の強化
日時 2019年4月26日(金)  10:15~17:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  5F 第3講習室
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
54,000円 ( S&T会員受講料 51,300円 ) S&T会員登録について
定価:本体50,000円+税4,000円
会員:本体47,500円+税3,800円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン(1名あたり定価半額の27,000円)】
備考資料・昼食付

※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。

セミナー講師

第1部[10:15~12:25]
『OOS/OOT が起きた時の初動調査/製造工程調査/ 再試験/ 再サンプリングの方法並びに問題点』

東レ(株) 医薬CMC技術部 医薬品生産技術課 課長 新井 悟 氏
【講師紹介】



第2部[13:00~15:10]
『医薬品の試験検査室/製造工程におけるOOS/OOT事例考察と調査・手順』

(株)ミノファーゲン製薬 顧問 MBA 脇坂 盛雄 氏
【エーザイ(株)にて、品質企画部 統括部長、品質薬事部 統括部長、品質保証責任者等に従事】

【主な業務/専門】医薬品の品質管理/品質保証
【講師紹介】



第3部[15:20~17:30]
『OOS/OOT に対するData Integrity の強化』

日本製薬(株) 信頼性保証部 品質保証グループ グループマネージャー 品質保証責任者(GQP) 山﨑 龍一 氏
[武田薬品工業(株)にてグローバルクオリティー QSIプロジェクト推進Gマネージャー等を歴任し、2017年10月より現職]
【講師紹介】

 

セミナー講演内容

■第1部[10:15~12:25]
OOS/OOT が起きた時の初動調査/製造工程調査/ 再試験/ 再サンプリングの方法並びに問題点

<講座主旨>
OOS/OOTは、最終的な判断が製品の廃棄につながり、また、誤った判断をすると規格不適合品の市場流通により、エンドユーザーである患者や薬剤師等はもちろんのこと、企業にとっても大きな影響を与えることから十分な調査が必要となる。
本講演では、OOS/OOTが起きた時の初動調査/製造工程調査/再試験/再サンプリングの方法並びに問題点について、解説する。

<講習会のねらい>
OOS/OOTが起きた時の初動調査/製造工程調査/再試験/再サンプリングの方法について、書籍の内容の理解を深めていただく。

1. 初動調査,製造工程調査
 1.1 OOS(OOT)が発生した場合の調査の流れ
 1.2 FDA OOSガイダンス
  1.2.1  IDENTIFYING AND ASSESSING OOS TEST RESULTS - PHASE Ⅰ:LABORATORY INVESTIGATION
  1.2.2  INVESTIGATING OOS TEST RESULTS - PHASE Ⅱ:FULL-SCALE OOS INVESTIGATION
 1.3 MHRA OOS & OOTガイダンス
 1.4 初期調査
  1.4.1 明らかなエラーの調査
  1.4.2 試験担当者と試験責任者の役割
  1.4.3 試験担当者へのヒヤリング
 1.5 製造工程調査

2. 再試験,再サンプリング
 2.1 再試験
  2.1.1 試験操作や装置のエラー調査
  2.1.2 比較試験
  2.1.3 試験の繰り返し数
 2.2 再サンプリング

       □質疑応答・名刺交換□




□昼食[12:25~13:00]



■第2部[13:00~15:10]
医薬品の試験検査室/製造工程におけるOOS/OOT事例考察と調査・手順

<講座主旨>
FDA査察ではOOSが重要なチェックポイントであり指摘事項も多い。データインテグリティもOOSに絡んでいる場合も多い。日本でもOOSについての対応がより厳しく求められていくのではないでしょうか?
OOSが発生しているということはその原因が何かあるのである。OOSの処置も重要であるが、OOSの原因を調査してその原因を改善していくことが重要になる。多くの事例を紹介しながらOOSの対応について紹介する。

<講習会のねらい>
講習会では実例の詳細などについても紹介する。他社の事例はなかなか聞く機会がないが、多くの事例を紹介することで実際の対応の一助になれれば幸いです。

1.試験室管理でのOOS/OOT 管理と事例紹介・その対応
はじめに OOS/OOT 管理
 1.1 事例1:ラボエラーが発端の製品回収(凍結乾燥製剤の製品回収《2005 年》)
 1.2 事例2:顆粒の含量試験でのOOS 多発対応としてバラ包装廃止
 1.3 事例3:安定性モニタリング(25℃× 60%)でのOOT管理
 1.4 事例4:溶出試験の製品回収とOOS 対応
 1.5 事例5:試験ノウハウ(強熱残分,酵素活性)がOOS 対策に必要な試験
 1.6 事例6:古い試験方法のOOS(亜硫酸ソーダ,酢酸の定量,ビタミンA 定量)

2.製造現場・外部委託先でのOOS/OOT 管理と事例紹介・その対応
はじめに 外部委託先のOOS/OOT 仕組み
 2.1 試験委託先とOOS/OOT 報告・判断を品質取り決めに盛り込む
 2.2 査察時のOOS/OOT の確認
 2.3 事例紹介
  事例1: 英国委託先のラボエラーによる欠品対応
  事例2:国内販売品の販売移管時の品質評価(溶出試験)
  事例3:海外販売品導入品の品質評価(溶出試験)
  事例4:製造環境のアラートレベル(OOT)の度重なる逸脱

       □質疑応答・名刺交換□



■第3部[15:20~17:30]
OOS/OOT に対するData Integrity の強化

<講座主旨>
現況、製造所(製薬会社)の当局査察において、数多くの警告書が発行されており、特に試験室(QC)から得られる試験データの改ざんが(故意あるいは偶発的)問題視されている。また、このデータの改ざんは、各種業界に拡散し、性善説が当たり前であった日本の「品質」の信頼性が揺らいでいる。よって、物作り(製造業)に向き合う心構えを性悪説にせざるしかなく、製造中のGMP活動を適切に保証(監視・モニタング)することがより重要となった。
よって今回、品質システムの観点からのデータ完全性の強化をどのように図っていくかの一例として製造所で発生した「OOS/OOTに対するData Integrityの強化」の知見を紹介する。なお、発生領域としては試験室及び製造部があり、これらから発生した品質イベント(OOS及びOOT)処理に関する知見も合わせて紹介する。

<講習会のねらい>
・品質システム(PQS)とは?
・品質システムの基本的なプロセスの説明/理解
・なぜ、PQSの構築/改善が必要であるか?
・発生したOOS/OOTを如何にPQSでハンドリングするか
・製造所から得られたデータの完全性の強化

1. 概要

2. 組織と品質システムの関係

3. 品質システムの構築

4. 製造所で発生するOOS/OOT の領域

5. OOS/OOT のハンドリング・処理

6. OOS/OOT 処理で得られたデータの完全性の評価

7. 分析装置に要求されるデータ完全性とFDA 21 CFR Part 11及びCSV との関係

8. 試験室で発生したOOS 及びOOT 処理でのデータ完全性に対する留意点

 8.1 OOS のケーススタディー
 8.2 OOT のケーススタディー

9. 製品の含量試験で確定したOOS の逸脱処理

10. A 工程の工程管理試験でのpH のトレンド


       □質疑応答・名刺交換□