セミナー

【第1日目:Part1】
バイオ医薬品のCTD(CMC):妥当性の根拠とまとめ方
~「製造方法」及び「構造決定・特性解析及び不純物」~

~委託製造時の注意点と製法変更時の同等性にも着目して~

このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2019年3月25日(月)  10:30~16:30
会場 東京・大田区蒲田 大田区産業プラザ(PiO)  6F D会議室
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン(1名あたり定価半額の24,300円)】
備考資料・昼食付

※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。

セミナー講師

大杉バイオファーマ・コンサルティング(株) CMC開発コンサルタント 伊東 雅夫 氏
[元 中外製薬(株) 品質保証部  副部長]

【講師紹介】

セミナー趣旨

昨今の規制当局の意向は、製造方法の管理及び順守を正確に把握できるように詳しい製造方法の記載並びに重要工程の説明や管理パラメータの根拠の提示を望んでいる。
バイオ特有の製造方法(培養・精製)並びに確保すべき安全性に起因する製造プロセスについて、制御因子とモニタリング項目の必要性を解説する。
また、不均一性を有するバイオプロダクトについては、詳細な特性解析を行い、目的物質を明確に規定し、均一な品質が確保できる製法を提示する必要がある。
この特性解析並びに不純物の説明資料は、バイオプロダクト固有の同等性・同質性のの説明にも直接影響するため、申請資料への提示方法についても解説する。

<講習会のねらい>
・なぜ、欧米での申請で義務付けられるマスターバッチレコードが提示できないのか?
・なぜ、QbDのデザインスペースのような社内変更手続きだけで
 容認されるような記載もしくは軽微変更プロセスが可能な記載を申請者は好むのか?
・工程由来不純物はどのように管理すべきか?
・バッチ混合の妥当性説明はどのようにするのか?
・なぜ、バイオ医薬品では常用標準品が必要となるのか?
・常用標準品と一次標準品とで異なる管理項目はどのように決めればよいか?
・バイオ医薬品にとってのリスクマネージメントとは何か?
・スケールアップのリスクはあるのか?
・原薬の製法変更を行った場合の製剤での同等性確認はどこまで必要なのか?
・なぜ、「規格及び試験方法」に合致しただけでは、同等であると説明できないのか?
・申請時に本生産設備での実測結果が提示できないときは・・・?

セミナー講演内容

■3月25日(月):10:30~16:30
『バイオ医薬品のCTD(CMC-Part1):「製造方法」及び「構造決定・特性解析及び不純物」のまとめ方』
         ~委託製造時の注意点と製法変更時の同等性にも着目して~


1.製造方法
  
1.1 重要工程の特定と一変対象事項
  1.2 原薬
   ・製造プロセスの概略
   ・管理すべき重要プロセス
   ・培養工程:WCBから拡大培養
   ・ハーベスト:培養液から生産細胞の分離
   ・精製工程:目的物質の単離と不純物の分離
   ・ウィルス安全性保証プロセス
   ・使用原材料・製造資材の管理プロセス
  1.3 製剤
   ・製造プロセスの概略
   ・管理すべき重要プロセス
   ・原薬のロット混合
   ・注射剤の無菌性保証
   ・フィルターバリデーション
   ・容器・施栓系の品質確保

2.製造方法の経緯
  2.1 製造プロセスの変更(貯蔵方法の設定)
  2.2 スケールアップ
  2.3 製造場所変更
  2.4 原材料・容器の変更
  2.5 同等性・均一性確保のための手法とデータ提示
  2.6 プロセスシミュレーションと継続的プロセス確認
    ・Un-processed bulkとpost-production cellsの評価
 
3.構造決定と特性解析
  3.1 目的物質の特定
   ・遺伝子組み換えによる想定アミノ酸配列との同一性
   ・一次構造の決定と立体構造の推定
   ・分子量
   ・糖鎖構造の同定と均一性(不均一性)の説明
   ・生物活性:有効性の根拠
   ・免疫学的性質
   ・タンパク質含量
  3.2 目的物質の不均一性と目的物質関連物質
   ・製造のバラツキ
   ・同等性の判断根拠と有効性の保証
  3.3 一次標準物質の設定

4.不純物
  4.1 目的物質関連不純物
   ・重合体、切断体、酸化体、脱アミド体・・・
  4.2 工程由来不純物
   ・測定感度と除去能(クリアランス)の提示
   ・安全性の説明と工程管理状況
  4.3 ウィルス安全性
   ・不活化方法と除去能力の提示
  4.4 微生物学的評価項目
  4.5 製法変更時の同等性の判断根拠


       □質疑応答・名刺交換□