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CFRPにおける繊維/樹脂界面力学特性の
発現メカニズムとその評価法、
およびエントロピー損傷に基づくCFRPの耐久性予測

■CFRPの繊維樹脂界面の力学特性■
■エントロピー損傷に基づいたCFRPの強度と耐久性■

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
 
★ 未知のCFRPの劣化・損傷を検知する熱物性測定とは?
★ CFRPの界面力学特性の制御およびその評価法のノウハウ!
​★ エントロピーに基づくCFRPの破壊とは?
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 【Live配信:アーカイブ付き】 2023年11月17日(金)  12:30~16:00
会場 【Live配信:アーカイブ付き】 オンライン配信セミナー  
会場地図
講師 東京理科大学 先進工学部 マテリアル創成工学科 教授 小柳 潤 氏
<主な経歴>
2006年早稲田大学にて博士(工学)を取得
2006~2012 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所(JAXA/ISAS)助教
2013~東京理科大学
<WebSite>
https://www.rs.tus.ac.jp/koyanagi/home.html
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
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2名で49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須​/1名あたり定価半額24,750円)
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価:35,750円/E-mail案内登録価格 33,990円 )

 定価:本体32,500円+税3,250円
 E-mail案内登録価格:本体30,900円+税3,090円
1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
特典■Live受講に加えて、アーカイブでも1週間視聴できます■
【アーカイブの視聴期間】2023年11月18日(土)~11月24日(金)まで
このセミナーはアーカイブ付きです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
 ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
 ※本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

セミナー趣旨

 本講演は2部構成とする。第1部は、CFRPの繊維樹脂界面の力学特性に特化した内容を説明する。主に力学特性の評価法に関してと、力学特性の発現メカニズムを紹介する。前者では有限要素解析を利用し、後者では分子動力学法を利用して議論を進めるため、受講者は数値解析に関するノウハウを少し有していることが望ましい。第2部はエントロピー損傷に基づいたCFRPの強度と耐久性に関する最新の知見、および熱測定によるCFRPの見えない劣化・損傷を同定する方法について紹介する。受講者はエントロピーという言葉にアレルギーがないことが望ましい。

セミナー講演内容

<得られる知識・技術>
1.CFRPの界面力学特性をコントロールするための知見、またその評価法に関するノウハウを得られる。
2.エントロピーに基づくCFRPの破壊に関する知見、および負荷履歴が未知のCFRPの劣化・損傷を検知する熱物性測定によるヘルスモニタリングシステムの理解を得られる。


<プログラム>
1.CFRPにおけるマイクロメカニクス

2.数々の界面強度測定試験の紹介

3.従来の測定法の問題点の解説

4.正確な界面強度評価法について

5.有限要素解析による界面破壊シミュレーション

6.分子動力学法による界面強度発現メカニズムに関する考察

7.炭素繊維表面の官能基と界面強度の関係

8.炭素繊維の表面処理とその効果についての考察

9.エントロピー基準による材料の破壊について

10.エントロピーの機械的計量と熱的計量

11.散逸エネルギーとエントロピーの関係

12.熱容量とエントロピーの関係

13.熱測定によるエントロピー上昇の予測

14.CFRP内部の損傷とエントロピーの関係

15.有限要素法へのエントロピー損傷基準の導入

16.CFRPの長期耐久性に関して

17.CFRP長期耐久性の評価方法

  □質疑応答□