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トポロジー最適化の基礎と実装方法
および活用事例・最新動向

使いこなすうえで必要な基礎理論、サンプルコードを用いた実践的な実装方法、
構造・熱・流体問題における活用事例、機械学習を利用したジェネレーティブデザイン

受講可能な形式:【Live配信】のみ

トポロジー最適化の基礎理論から、メタマテリアル・ヒートシンク・熱交換器・フロー電池などの構造・熱・流体問題における応用、実践的な実装方法、最新の研究事例、深層生成モデルを利用したデータ駆動型ジェネレーティブデザインなどについて詳しく解説します。
日時 2023年8月7日(月)  10:30~16:30
会場 Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)  
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
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  ※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・トポロジー最適化の基礎、活用事例、最新動向
・COMSOLとMATLABを組み合わせた実践的な開発プラットフォーム(MATLABのサンプルコードを提供)
・機械学習を利用した新しいジェネレーティブデザインの枠組み
対象実務や研究でトポロジー最適化やジェネレーティブデザインを取り入れたい方が対象となります。大学の工学系で習う微積分を予備知識とします。また、これまでにトポロジー最適化のセミナーに参加したことがある、あるいは関連する文献に一度は目を通したことがある方が望ましいです。
拙著で恐縮ですが、以下の解説記事に予め目を通していただければ幸いです。
矢地謙太郎『はじめてのトポロジー最適化、精密工学会誌、2019』
→ https://doi.org/10.2493/jjspe.85.965

セミナー講師

大阪大学 助教 博士(工学) 矢地 謙太郎 氏
専門:トポロジー最適化、機械学習を利用したデータ駆動型設計
2016年京都大学大学院工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。2016年より大阪大学大学院工学研究科助教。2021年4月より1年間、テキサス大学オースティン校Oden Instituteにて客員研究員。流体分野を中心としたトポロジー最適化や深層学習を利用した最適設計に関する研究に従事。
個人ウェブサイト:https://sites.google.com/view/yajiken

セミナー趣旨

 構造物の各種性能はそれらの形に依存することから、「最適な形を如何に仕立て上げるか」というのは、工学設計における根源的課題と言えます。このような背景のもと、物理場の数値シミュレーションと最適化理論に基づき、極めて高い自由度の形状設計を実現する方法論としてトポロジー最適化があります。
 本セミナーでは、このトポロジー最適化を使いこなす上で必要となる基礎理論をわかりやすく説明し、構造、熱、流体といった様々な物理場における事例を紹介します。その上で、汎用ソフトウェアCOMSOL MultiphysicsとMATLABのサンプルコードを活用した実践的な実装方法について講じます。さらに、トポロジー最適化を利用した設計支援の枠組みとして注目を集めるジェネレーティブデザインについても触れ、機械学習を取り入れたジェネレーティブデザインに関する最新の研究事例を紹介します。

セミナー講演内容

1.トポロジー最適化
 1.1 基本的な考え方
 1.2 最も代表的なトポロジー最適化〜密度法〜
 1.3 設計変数のフィルタリングとプロジェクション
 1.4 感度解析(随伴法)
 1.5 数理計画法
 1.6 構造・熱・流体問題における事例紹介
   :メタマテリアル、ヒートシンク、熱交換器、フロー電池etc.
 
2.具体的な実装法

 2.1 トポロジー最適化を実施するための様々なソフトウェア
 2.2  COMSOLとMATLAB
 2.3 サンプルコードの利用方法
 2.4 実演:熱伝導問題
 2.5 応用例の紹介:構造、熱、流体問題
 
3.最新の研究事例の紹介

 3.1 トポロジー最適化が抱える本質的課題
 3.2 マルチフィデリティ形態創成法
 3.3 ジェネレーティブデザインの基本的な考え方
 3.4 深層生成モデルを利用したデータ駆動型ジェネレーティブデザイン
 3.5 熱流体問題における事例紹介
 3.6 今後の展望

 □質疑応答□